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森羅万象 ~ 歩く印象派

武蔵川理事長続投に抗議電話も…後任選び 内部登用なら世間の反発必至

2010年08月06日 12時24分48秒 | 歩く印象派
記者会見をする武蔵川理事長=両国国技館 (撮影・吉澤良太)(写真:産経新聞)

8月6日9時20分配信 産経新聞

 5日にも辞意を表明するとみられていた日本相撲協会の武蔵川理事長は、記者会見で改めて協会改革への意欲を示したものの、辞意は一切、口にしなかった。

 検査で見つかった胃がんの摘出手術を行ったことを明かしたが、謹慎前、最後に公に姿を現した7月4日に比べてげっそりやせており、ワイシャツは首回りがダブダブ。「体重が10キロくらい減ったそうだ」とは陸奥広報部長(元大関霧島)。帰宅のために車に向かった際の足取りもおぼつかなかった。

 理事長職は、この1カ月の間、代行を務めた村山外部理事が驚いたほどの激務。しかも今は改革へ向けた正念場でもある。健康上の不安は禁じ得ず、武蔵川理事長自身も体調の問題から辞意を固めているとされる。

 それでも改革の道筋をつけてからでなければ辞められない事情がある。

 監督官庁の文部科学省は4日の理事会を前に、「武蔵川理事長の続投では世間が納得しない」との意向を村山氏に伝えた。川端達夫文科相も村山氏に理事長代行職の継続を求めており、戦後初となる、理事長の外部からの登用実現へ“外圧”をかけていた。

 一方、角界には、外部から協会トップを迎えることにアレルギーがある。

 弟子の野球賭博関与の責任を取って武蔵川理事長が謹慎する際も、特別調査委員会が代行に指名した村山氏の就任を阻むため、放駒巡業部長(元大関魁傑)を擁立しようとする動きがあった。

 現に、5日には、理事会に先駆けて若手、中堅の親方衆約40人が一門の枠を超えて集まり、力士出身理事長の下で改革を進めてほしいとの希望をまとめ、理事会に伝えた。

 一連の不祥事への対応のまずさなど武蔵川理事長ら現執行部への批判や不満はあるものの、外部からの理事長阻止については結束が固い。

 文科省側と親方衆の間には埋めがたい溝がある。こうした状況から、ワンクッションを置くため一時的に武蔵川理事長が復帰、外部出身者登用もありうる新理事長選出につなげたい思惑だ。

 文科省が危惧(きぐ)していた通り、協会には「なぜ、武蔵川理事長が続投するのか」との抗議電話が多数、寄せられている。続投は暫定的なものにせよ、後任理事長も、あくまで力士出身者にこだわるならば、世間の反発は免れそうにない。(只木信昭)


>まあ、こんなもんだろう。

「外部から協会トップを迎えることにアレルギー」だとか
「村山氏の就任を阻むため、放駒巡業部長(元大関魁傑)を擁立しようとする動き」だとか
「外部からの理事長阻止については結束が固い。」

>未来はないような気がします。

>本音がこうやって噴き出してくるんだから。

>国技と興行の使い分けももう限界。

>角界死守したいのなら

>興行に徹して「株式会社」にすれば。