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森羅万象 ~ 歩く印象派

石打ち死刑法案が可決…インドネシア

2009年09月15日 03時07分10秒 | 歩く印象派
2009年9月14日23時21分 スポーツ報知

 インドネシア北西端アチェ州議会は14日、配偶者以外と性交渉を持つ姦通罪で有罪判決を受けた場合、石打ちによる死刑を実施する法案を可決した。しかし、アチェ州政府は反対しており、州議会の特別委員会で協議し法案の修正を目指す方針。

 石打ち刑は、2002年に同州で施行されたイスラム法(シャリア)が根拠。賭け事や売春をした人へのむち打ちは既に実施されている。人権団体が議会前でデモを行うなど、法案には強い批判の声が上がっている。

 法案によると、姦通罪の証明には4人の証人が必要。また、独身者が婚前交渉した場合には、むち打ち100回の罰を受けることも明記した。

 法案には州知事の署名が必要だが、署名がない場合でも可決から1か月後に自動的に施行される予定。アチェ州のナザル副知事は「委員会で協議し、罰金や禁固への変更を求め、むち打ち回数も減らしたい」と法案修正を図る方針を明かした。(共同)

※石打ち刑とは
Yahoo知恵袋「イランの石打ち死刑って、どうやってするんですか?」を参照下さい。