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森羅万象 ~ 歩く印象派

奥穂高岳付近に2遺体、滑落・救出で遭難か

2009年09月14日 23時34分35秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
9月14日19時21分配信 読売新聞

 長野県警松本署は14日朝、松本市安曇の北アルプス・奥穂高岳―前穂高岳間の登山道で東京都中央区日本橋中洲、会社員足達裕司さん(36)が、約150メートル下の岩場で足達さんの義父で岡山市北区天神町、会社役員三宅貢さん(60)がそれぞれ死亡しているのを発見した。

 発表によると、足達さんは凍死で、三宅さんは全身を強く打って死亡していた。13日に別の登山者から男性が倒れていると110番があったが、悪天候で近付けなかったため、14日朝から捜索していた。

 登山道は標高約3000メートルの「吊尾根(つりおね)」と呼ばれる場所にあり、脇は急斜面になっている。同署は、登山道から滑落した三宅さんを、足達さんが助けようとして遭難したとみて調べている。

 2人は、12日に松本市の上高地から入山し、13日に下山する予定だった

これがホントの「キノコの山」? 巨大群生現る

2009年09月14日 06時36分18秒 | 歩く印象派
巨大キノコ=茨城県つくば市

 2009年9月14日5時33分朝日COM
茨城県つくば市吉沼の行政書士川根義行さん(60)方の竹やぶ近くに高さ約90センチ、直径約1メートルの白いキノコの群生が出現した。それぞれのキノコの大きさも直径約18センチ・高さ約45センチと、けた外れ。

 8日、川根さんが畑から帰ると草むらから白いものが見えていた。驚いて草を取り除くと、そこには巨大キノコの群生が…。県植物園きのこ博士館の嘱託職員井口潔さん(47)によると、キシメジ科のニオウシメジ。日本のキノコでは大きい方で、群生が特徴。イネ科の植物が腐ったところで繁殖しやすいとか。

 川根さんは5、6年前にこの場所に竹の株を山積みにしていた。竹もイネ科なので、生えたとみられる。食用と分かり、川根さんは一部を近所の人におすそ分けし、おつゆや天ぷらにして食べた。味は上々だったそうだが、見学に訪れる人のため、しばらくは群生の上に日よけを作ってそのままにしておくという。(黒田碧)

管理栄養士の仕事  楽天・胃袋のヒミツ…マー君は低脂肪カルボナーラ

2009年09月14日 06時19分51秒 | 歩く印象派
2009年9月13日16時58分朝日COM

 クライマックスシリーズ(CS)進出に向け、奮戦中の楽天イーグルス。選手たちはどんな食事をしているのだろう。食生活のアドバイスをしているチーム管理栄養士の大前恵(けい)さん(41)に聞いた。

 仙台市泉区の楽天の寮で暮らす選手約20人は、時間がある場合は外食が許されているが、それ以外は主に寮とKスタ宮城にある選手食堂で食事をする。

 大前さんのアドバイスで寮などでは、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素と食物繊維がそろった食事が出される。正しい食生活で精神的にもコンディションを整えることができるという。

 ナイターの場合、寮に帰るのが真夜中近くになってしまうので選手たちの朝は遅い。起床は午前11時ぐらいだ。朝食はビュッフェ形式でサラダや揚げ物、どんぶりなど。試合前は午後4時前後に選手食堂でビュッフェ。試合後すぐにロッカールームでおにぎりや野菜などをつまみ、寮に帰って同11時半ぐらいに「夕食」。必ず出るのは、ご飯に肉類や魚、野菜サラダだ。

 ポイントは、脂肪をとりすぎないことという。代わりにすすめるのが、神経の伝達や体のキレを良くするための低脂肪牛乳だ。ビタミンCの補給にと、オレンジジュースや柑橘(かんきつ)類も欠かせない。

 先発投手についてはエネルギーとなる糖分を体内に蓄えるため、登板の前日と当日、積極的に炭水化物をとってもらう。例えばマー君こと田中将大投手の大好物は、クリームソースのスパゲティ「カルボナーラ」。ただし余計な脂肪をとらないよう、生クリームのかわりに低脂肪牛乳を使うという。特別メニューを頼まない選手は、普段より多くご飯を食べてもらう。

 新人選手には例えばキャンプ前の合同自主トレの際、3日間にわたって「食事調査」をする。食べたものを記録してもらい、1人ずつアドバイスする。キャンプ中は、メニューごとに五大栄養素のどれが含まれているかが分かるような表示も。寮ではなく家族と暮らす選手には年に1回、奥さんを呼んで講習を開いたり、面接やメールで食事管理の相談に乗ったりしている。

 選手たちの体調や好き嫌いなどを、さりげない会話から探るという大前さん。例えばニンジンが嫌いなら好きになるよう薦めたりするよりも、栄養素を補えるようなほかの食べ物を紹介したりと、選手に合わせて提案するという。

 大切にしているのは選手との信頼関係だ。なかには大前さんの助言を実行することで、食事に対する意識が変わった選手もいるという。永井怜(さとし)投手は食事に興味を持つようになり料理好きに。野菜嫌いだった牧田明久外野手は今や野菜が大好物だという。

 食生活をおろそかにしない選手こそ、結果を出していると大前さんは話している。(橋本佳奈)