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映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

幸せの行方・・・  ALL GOOD THINGS

2012-06-29 | 映画 さ行
ライアン・ゴズリング祭り~。
何だかゴズリング映画が続いてます。

「親の反対を押し切り結婚した、一般家庭出身のケイティとNYの不動産王の御曹司デイビット。
 しかしケイティの妊娠が判明した時から、幸せだった二人の歯車が狂い始めてゆく…。」なんて
DVDカバーの解説を読んで借りて見て驚きました

この映画、実話に基づくストーリーで、今だ未解決。
ニューヨーク不動産王セイモア・ダーストの息子ロバート・ダーストの夫人失踪事件と
関連する殺人事件をもとに映画化された、まるでTVシリーズ「コールド ケース」なんです。
そしてこの方、妻の失踪事件について限りなく怪しいんだけれど、妻の失踪については裁かれておらず
今もフロリダで不動産業に従事しているとの情報が最後に出ました。

こんな映画作っちゃって大丈夫なんですか?
司法で裁かれていないのに、明らかにこの人が怪しいと真っ向から糾弾しちゃって・・・。



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        幸 せ の 行 方 ・・・
              ALL GOOD THINGS

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 < ストーリー >
大富豪の御曹司デビッドとごく普通の家庭で愛情に恵まれて育ったケイティは、周囲の反対を
押し切って結婚。田舎で自然食品の店「ALL GOOD THINGS」を営みながら慎ましい生活を始める。
ところが、デビッドは父に強引に仕事を手伝うよう連れ戻され、ケイティは医学部受験の勉強に励む。
妊娠に気付いたケイティに、子供はいらないと中絶を強要するデビッド。
二人の関係がおかしくなり始め、優しかったデビッドの変貌ぶりに不審を抱くケイティは・・・。


原題の「ALL GOOD THINGS」は二人が営んでいた自然食品のお店の名前ですが、
「どんなよいことにも終わりがある」という”All good things come to an end.”にも
掛けてあるのかしら?

まさかこんなサスペンス映画だとは!知らずに見ました。
1973年年に結婚、1982年に妻が失踪。
その後20年ほどを経て、2000年に失踪事件が見直されることになり、
友人の殺害事件、2001年隣人殺人へと、とんでもない方向へ。

優しかった夫が変貌し、次第に夫の別の一面を垣間見る妻。
 いやこれ怖いわ~!
ゾンビより怖い! 何せ実話に基づいてますからねぇ。生身の人間が一番怖いです。

自分の夫に隠された秘密があったら・・・。
夫が大きなトラウマを抱えていたら・・・。
   
父との葛藤、幼い頃に見た衝撃の事件に心を病んでいたデビッド。
妻失踪後のデビッドの予想外の行動に、20年後の思わぬ展開、裁判の行方と、
かなり引き込まれました。

幸せの行方は・・・悲しいねぇ。


優しいゴズリングのお顔が、だんだん無表情になり非常に怖いです。
女装はちょっと無理があります。

キルスティン・ダンストが暴力に耐え、恐怖に怯える妻を好演しています。





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