Norman's BLOG

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何かある

2018年10月31日 | 鳥たちの四季
いい天気が続きます。
朝のうちは雲が多く、ちょっと天気予報と違う、と不平を言っていたのですが、昼頃から青空が広がり、天気予報もほぼあたりかな。

渡りの鳥と冬鳥の端境期に入ってきたかも知れません。
ちょっと鳥が少なめ。
それでも、唐突に今季初の渡りの鳥や冬鳥が現れます。
それがちょっとうれしい。
だから、また今日も…と思いながら、いつもの鳥を撮っていたりして。

いつものカケス。
ドングリを脚で押さえて、突きながら食べています。


いつものジョウビタキ。
今日は3~4羽のメスが行動を共にしています。
このままこの付近で越冬でしょうか。
それとも、この群れで移動でしょうか。


オスも混じっています。


再びアオジ。
この3~4羽のアオジの群れは見つけてから4日目。


1羽のクロジと、クロジのメスらしいのが混じっているのも同じ。


木の陰から猛禽が飛び出して、あっという間に逆光の中へ行ってしまいました。
それでも一応、今季初のハイタカ。


いつものだけでなく、撮るものは何かあります。


通過だろうけど

2018年10月28日 | 鳥たちの四季



またしばらく良い天気が続きそうです。
雲一つなく…とは行かないでしょうが。

多くの蚊は気温が15度以上になると吸血を始めると言われて…(Wikipedia)…今ですな。

この時期のバーダーの保険はカケス。
森をぐるっと回って何も見つからない時にたどり着くカケス広場。
貯食のためにドングリを咥えて飛んでいくカケスが必ず撮れます。
ドングリを2個咥えたカケスに出会えれば大当たり。


もちろん森に鳥がいないわけではありません。
たとえばムシクイ。
おなかが全体的に黄色っぽく写っているけど、やっぱりメボソムシクイでしょうか。


時々アカゲラの声を聞くのですが、それはオス。


猛禽はと言うと、よく飛ぶチョウゲンボウ。


たまに飛ぶオオタカ。


最近よく見かけるツミ。


Gさんが、アオジがいると言うので捜したら、藪の裏側に数羽のアオジ。


アオジの話は少し前から聞いていたのですが、撮れたのは今季初。
気をよくして粘っていたら、クロジの登場。
残念ながら少しピンぼけ。


通過だろうけど、いろいろな鳥が現れます。


離島から(2)

2018年10月27日 | 鳥たちの四季
ようやく離島の2回目です。
早朝から草原を回ると、2羽の鳥が飛び出します。
飛び出す時の声がヒバリをちょっと気弱にしたような。
そしてようやく草の間から見えたのがヒバリ?
いや、ちょっとずんぐりと大きい。
オオヒバリのようです。


相変わらずのジョウビタキとミヤマホオジロをかき分けて(大げさ)行くと、何人かのカメラマンが。
ヤマヒバリが飛び回っているというので、しばらく見ていると、なるほどヤマヒバリ。


海辺にヒシクイがいたというので行ってみると、1人のカメラマンから「済みません、近づいたら飛ばしました」などと言われます。
今飛びました、と言っとけば間に合うのに随分正直な人です。
取り合えず飛んだ方に歩いて行くと、不意に向こうから飛んできたヒシクイ。
ちょっと間に合わず、少し後ろ向き。


あとで写真整理をしていて気付いたのですが、前日に飛んだ鳥を慌てて写して、鳥名を確認せずにいたのもヒシクイでした。
何を撮ったか確認する前に次の鳥が出たりすると、そのまま撮ったことも忘れてしまう、島では時々あることです。

猛禽は再びハヤブサ。
何か子鳥のようなものを捕まえているのですが、よく分かりません。
まさか、珍鳥?ド珍鳥?


そしてハイタカ。


飛んできて止まった鳥は、ちょっと後ろ姿ですが、ツミかな。


池にはスズガモ。
これは昨日もいました。


今日はコガモも。


今日もまだいるシベリアジュリン。


うまい具合に草に止まったシベリアジュリン。


そうこうしているうちに、そろそろ出航の時間です。
初見の鳥がいなかったので、成果としては少し物足りないですが、一応珍鳥もいたことだし、よしとしましょう。

帰りの船では、行きより少し波があったせいか、オオミズナギドリがそこそこ出てくれました。


今回見られた鳥は、アオサギ、アカゲラ(s)、アトリ、イソヒヨドリ、ウグイス、ウミネコ、オオヒバリ、オオミズナギドリ、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、キクイタダキ、キジバト、コガモ、コホオアカ、シベリアジュリン、シメ、ジョウビタキ、シロハラ、シロハラホオジロ、スズガモ、ツグミ、ツミ、トビ、ノビタキ、ハイタカ、ハシブトガラス、ハヤブサ、ヒシクイ、ヒヨドリ、ミヤマホオジロ、メジロ、ヤマヒバリの33種。
3日の予定が2日になったとは言え、ちょっと少ないですね。

と言うことで、今年の離島もおしまいです。
おやすみなさい。



離島から(1)

2018年10月23日 | 鳥たちの四季
先日、恒例の離島へ行ってきました。
写真の整理に手間取り、今頃になってようやく形となりました。
まぁ、早くても誰も喜ばないし、遅れても誰も困らないや…と。
もう、怠惰な生活を送っています。

で、その島送りですが、3日の予定が天候の都合で2日になりました。
宿の人にも「明日は相当ヤバいよ」と脅かされたし。
案の定、翌日は欠航したので、2日で切り上げて正解だったのですが。
秋は欠航が多い、でも最近は春も欠航が結構多い。

行きの海はベタ凪でした。
できの悪い鏡のような海。
ベタ凪の時は海鳥の出が悪くなります。
オオミズナギドリが4回ほど出ただけ。


島に上陸してみると、まずはジョウビタキ。
少し歩くとジョウビタキ。
さらに行くとジョウビタキ。


さて、早速水場、覗くとすぐに出てきたのはシロハラホオジロ。
でもこのあと、水場でもその他でも二度と見ることがありませんでした。


ジョウビタキに次いで多かったのがミヤマホオジロ。
地面、電線、枝先、フェンス、結構目立つところに出てきます。


この2羽のミヤマホオジロと仲よさそうにしていたコホオアカ。


不意に枝に止まって、すぐにいなくなって、その後も見かけなかったノビタキ。


島には大抵数羽のハヤブサがいるのですが、今回は2羽。
獲物の争奪戦が面白かったので、写真は悪いですが、一応掲載。
獲物を捕らえたハヤブサと、それを追うハヤブサ。


獲物を横取りしようとハヤブサに体当たりをするハヤブサ。
思わず取り落とす獲物。


もみ合ううちに落ちていく獲物。
獲物は何?まだ生きてる?


再び獲物を捕まえて、逃げるハヤブサと追うハヤブサ。


あちこちの藪の中で盛んにツグミ系の鳴き声がします。
シロハラ?アカハラ?
シロハラでした。


キクイタダキは大きな群れで入ることが多いのですが、今回は小さな群れ。
あるいは単独かな。


上陸時、港付近にいた人に、「ハイイロオウチュウとシベリアジュリンは昨日で抜けた」と言われ、今日着いた人はみんなそれを信じていたのですが(夕食時にもみんなそう話していた)、夕方近くに話した人から「シベリアジュリンは今朝撮りましたよ。いなくなっても東屋の右端2mのところに戻りますから、遠くを探してはだめですよ」と言われ、行ってみると本当にドンピシャ、東屋の右端2mのところにいました。
枯れ草の中だと見落としそう。


みんなにもシベリアジュリンはまだいると言いふらしておきました。
こんな感じで1日目は終わり。
次回は…ま、そのうちに。


ようやく

2018年10月21日 | 鳥たちの四季
ようやく青空。
あ、秋だったんだ。
でも、森は一層蚊が増えた感じがします。
黒などの濃い色の服にはすぐにまとわりつきます。
藪の小径は怖くて歩けません。

そう言いながら今日は森の中にいました。
写真的にはあまりいい写真が撮れませんでした。
でも、よく探せば鳥は色々入っているようです。

いつものカケス。


先日からアオバトの声を聞いていたのですが、ようやく見ることができました。
ただ、葉の茂る高い木の中で、ようやく見えてもこの程度。


森の中を飛んできて、逆光の枝に止まったのはツミのオス。
写真としてはとても苦しい。


ツミが飛んだ先を探していると、高い枝に飛んできたのはトラツグミ。
なんか今日は高いところが多いなぁ。


渡りの途中の立ち寄りでしょうね。
まだ何か入るのかな。

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