Norman's BLOG

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離島から(2)

2018年10月27日 | 鳥たちの四季
ようやく離島の2回目です。
早朝から草原を回ると、2羽の鳥が飛び出します。
飛び出す時の声がヒバリをちょっと気弱にしたような。
そしてようやく草の間から見えたのがヒバリ?
いや、ちょっとずんぐりと大きい。
オオヒバリのようです。


相変わらずのジョウビタキとミヤマホオジロをかき分けて(大げさ)行くと、何人かのカメラマンが。
ヤマヒバリが飛び回っているというので、しばらく見ていると、なるほどヤマヒバリ。


海辺にヒシクイがいたというので行ってみると、1人のカメラマンから「済みません、近づいたら飛ばしました」などと言われます。
今飛びました、と言っとけば間に合うのに随分正直な人です。
取り合えず飛んだ方に歩いて行くと、不意に向こうから飛んできたヒシクイ。
ちょっと間に合わず、少し後ろ向き。


あとで写真整理をしていて気付いたのですが、前日に飛んだ鳥を慌てて写して、鳥名を確認せずにいたのもヒシクイでした。
何を撮ったか確認する前に次の鳥が出たりすると、そのまま撮ったことも忘れてしまう、島では時々あることです。

猛禽は再びハヤブサ。
何か子鳥のようなものを捕まえているのですが、よく分かりません。
まさか、珍鳥?ド珍鳥?


そしてハイタカ。


飛んできて止まった鳥は、ちょっと後ろ姿ですが、ツミかな。


池にはスズガモ。
これは昨日もいました。


今日はコガモも。


今日もまだいるシベリアジュリン。


うまい具合に草に止まったシベリアジュリン。


そうこうしているうちに、そろそろ出航の時間です。
初見の鳥がいなかったので、成果としては少し物足りないですが、一応珍鳥もいたことだし、よしとしましょう。

帰りの船では、行きより少し波があったせいか、オオミズナギドリがそこそこ出てくれました。


今回見られた鳥は、アオサギ、アカゲラ(s)、アトリ、イソヒヨドリ、ウグイス、ウミネコ、オオヒバリ、オオミズナギドリ、カルガモ、カワウ、カワラヒワ、キクイタダキ、キジバト、コガモ、コホオアカ、シベリアジュリン、シメ、ジョウビタキ、シロハラ、シロハラホオジロ、スズガモ、ツグミ、ツミ、トビ、ノビタキ、ハイタカ、ハシブトガラス、ハヤブサ、ヒシクイ、ヒヨドリ、ミヤマホオジロ、メジロ、ヤマヒバリの33種。
3日の予定が2日になったとは言え、ちょっと少ないですね。

と言うことで、今年の離島もおしまいです。
おやすみなさい。