Norman's BLOG

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居残り?立ち寄り?

2010年03月31日 | 秋ヶ瀬の四季
晴れて暖かくなる予定が、何ともはや、陽差しがあったのは朝のうちだけ。
とにかく寒い一日です。

秋ヶ瀬のヒレンジャクはまだ2羽でのんびりとしています。
今日は、まだ居るという証拠写真と言う事で、空抜けでも何でも良いから撮りました。


まだ居ると言えば、ルリビタキの雌がまだ居ます。

昨日はルリビタキの雄が居たそうで。それはちょっと立ち寄りと言う事ですね。

ツグミ、ムクドリ、アオジ、タヒバリ、コガモなど、まだ残っている鳥を横目に見て、この雨で水の入った田圃へ向かいます。

田圃にはコチドリが5~6羽入りました。そろそろどこぞの砂利の上ででも営巣をするのでしょうか。


そしてムナグロが1羽。ん~、やっぱりこれも北へ帰る途中に立ち寄ったのでしょうか。


そしてこのあたりの田圃でもタヒバリやホオアカがまだ残っていました。いや、待てよ、それも立ち寄りかも知れませんね。





デジスコのカメラを忘れてスコばかり

2010年03月30日 | 鳥と花の四季
今日は久しぶりの快晴という気がします。ちょっと気温は低めですが、まずまず快適。
朝に私用をこなして、一路南へ。
目標はキズタアメリカムシクイです。何たって日本初。
もっと早くに撮りたかったのですが、いろいろ私も野暮用が多くて。

道路はみごとに渋滞です。それでも陽のあるうちに着ければいいのだからと、はやる心を抑えます。

そんなこんなで、到着したのが13時半。急いでデジスコを組み立てます…あれ?カメラがない。
以前にもこんなことがありました。その時は取りに帰れる範囲だったので事なきを得ましたが、さすがに今日はちょっと…。
やむを得ず、手持ちのデジカメだけで勝負です。幸い今日は天気も良いし、テレコンを付ければ420×1.7=714mm(35mmフィルム換算)です。テレコンの解像度とCCDの大きさに問題は残りますけどね。

既にカメラマンがたくさん集まっています。そりゃそうだ、私が来るのが遅いのですから。おや、顔見知りがあっちにもこっちにも。

さて、鳥を見てみれば、わ~、枝の中ばかりで行ったり来たりです。
このカメラは背景があまりぼけないので、絞り優先、枝が混んでいる中にいるのでフォーカスはマニュアルとしましょうか。

少し撮ってみます。あれ?何だか立体感がないぞ。ま、贅沢は言えません。とにかく撮ります。


皆さんが「出っぱなし」と言っていましたが、なるほど出っぱなし。ただ落ち着きがありません。そりゃまぁ、ムシクイですから。

たびたび細い枝やツタに止まります。だから「キズタ」アメリカムシクイと言うのでしょうか。普通のムシクイは垂れ下がったツタに止まることはあまりありませんよね。


カラスが来ると逃げますが、セキレイが来ると追い払います。思わずセキレイと同じ立ち位置まで行ってしまったりして。


そしてどうやらここがキズタアメリカムシクイの餌場のようです。私の後ろで「黒いものを食べてる、ひじきを食べてる」「結構健康的なんだ」という会話が。え?これはキズタアメリカヒジキクイだったのですか?


3時を回れば風も冷たくなってきます。そろそろ潮時でしょうか。帰りもきっと渋滞なのでしょうね。

恒例のゴミ拾い

2010年03月28日 | 秋ヶ瀬の四季
どうも朝から天気がおぼつきませんが、今日は秋ヶ瀬野鳥クラブ恒例のゴミ拾いです。

集合時間前にちょっとだけヒレンジャクの様子を覗いたのですが、ちょうどどこぞへとんでいったばかりとのことでした。
しばらく待っていると、向こうからヒーッヒーッと、口笛のような鳴き声がします。トラツグミです。まだ居たのですね。

曇り空で、その上に暗い木の中で、おまけにコンデジでは良い写真になろうはずがありませんでしたが、何とか証拠写真は撮りました。ISO感度を思いっきり上げたので、ザラザラです。


もうひとつキーッキーッという声も聞こえたのですが、2羽で鳴き交わしているのでしょうか。今ひとつ自信はありません。
それにしても、トラツグミがまだ居たとは思いませんでした。

かんじんのゴミ拾いはと言うと、思いの外ゴミが集められました。少し前にほかのボランティアの人達がゴミ拾いをしていたとかいう話もありましたので、割合綺麗になってましたけどね。。


子供の森でゴミ拾いをしたら、この数倍は集められたでしょう。ゴミを捨てていく人がまだまだいるのですね。

ゴミ拾いの後は、今年は大久保の農家の人の力を借りての餅つき大会と相成りまして、クラブ員もへっぴり腰で餅をつかせてもらいました。年が年だけに後が怖いよ。


からみ餅、きなこ餅、あんころ餅、豚汁…ついつい食べ過ぎました。

ところで、桜草公園のサクラソウがそろそろ咲き始めました。今日の冷たい陽気では花も怖じ気づいているでしょうが、この後暖かい日が続けばまもなく満開となるでしょう、桜草祭より前に。


まだ寒い日もありますが、春は確実に近づいています

お待ちしてました

2010年03月23日 | 秋ヶ瀬の四季
今日は早朝は雲が重く、それでもだんだん回復して薄日も射したりして。
たまった私用を片付けるべく動き出したところにYさんから連絡が入ります。
「ヒレンジャクが出たよ」

どうやら昨日の夕方にYbrさんが3羽見たとのことで、これは大事と押っ取り刀で駆けつけます。

今日見えたのは2羽。普段の年なら2羽は偵察隊だろう、先遣隊だろう、という判断ですが、今年はこれで終わりかも知れません。貴重な2羽です。


ヤドリギの実はヒヨドリなどにだいぶ食べられたと思っていたのですが、2羽でしたら充分な量が残っています。しばらくいてくれると嬉しいのですが。


今日はこの場所以外は見て回りませんでしたが、アオゲラ、シメ、アカハラが顔を出しました。


次回に残して

2010年03月22日 | 鳥と花の四季
黄砂と突風の一日が開け、多少強い風は残りますが、快晴です。

強風で鳥が入れ替わってはいないかと、多少期待をして秋ヶ瀬を歩きますが、どうやらそれはなさそうです。鳥からすれば、突風くらいで騒いじゃいられない…と。
ツグミを見て、エナガの声を聞いて、アオジを見て、アカゲラを撮って…


いつもとあまり変わりそうもありません。
ならばと芦原へ移動します。

昨日の突風で野焼きを免れた芦原には、そこここにカメラマンが散らばっています。
私も混ぜてもらって、猛禽の到来を待ちます。

非常に暇な時間か経過して、その間に飛んだのはほとんどがカラス、時々トビ、たまにノスリ、ちらっとハイイロチュウヒの雌くらいでしょうか。

上空にオオタカらしき姿もあったのですが、ちょっと断定できません。

そして見るも無惨に羽のやつれたミサゴが1羽。

なお、尾羽もやつれていました。

また暇な時間が経過して、ようやく現れたのはケアシノスリ。実はここでは青空バックのホバリングを撮ってなかったので、ようやく念願かなったというところでしょうか。

青空が少し白っぽくなってますが、それはそれ、ま、良いじゃないですか。

どうやら獲物を見つけたようで、地面に降りて押さえ込みます。逆光ですが、雰囲気、雰囲気。


獲物を平らげて(たぶん)、さらに狩りは続きます。


次に地面に降りたのは芦原の中で、姿も見えず、おまけになかなか飛び立ちません。
ええい、ままよ、この勢いを借りてハイイロチュウヒの雄を撮るぞと移動をしましたが、ここで私の命運も尽きて、撮れたのはジョウビタキの雌とチュウヒの雌だけでした。


次回の楽しみがあるのは良いことですよね。次回がいつかは分かりませんが。
強がりに聞こえますか?