Norman's BLOG

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おさらい

2010年12月31日 | 秋ヶ瀬の四季
大晦日です。
全国的に冷え込んで、東京地方以外はほとんど雪という天気です。
秋ヶ瀬上空は朝方一時暗い雲が横切りましたが、ほとんど晴天。
風も少なく、さほど寒さも感じませんでした。

ところで今日は桜草公園から。
カメラも持たずにブラブラと歩きます。
地面にはツグミがたくさん降りているのですが、近づく前にどんどん逃げます。
逆光の中にベニマシコが現れます。
ピッポッと二声鳴いて飛び去ります。
藪の中にはジョウビタキの雄がいます。
アオジがチラチラと飛び回ります。
そんなところでしょうか。

そして今日もまたピクニックの森です。
このところ数日急に冷え込みました。
山沿いは雪です。
なら、冬鳥が入ってきているだろうと。

まず現れたのはマヒワです。20羽くらいの群れです。


シメが枝に止まってキチッキチッと鳴いています。
ちょっと撮れません。

そしてアオジ。このところアオジが急に増え出しました。
しかも良く出てくる。


カルガモに混じってマルガモ。冬の風物詩ですが、今日はパス。
ハシビロガモの雌も相変わらずです。

カシラダカがようやく姿を見せてくれるようになりました。
恥ずかしながら今季初。


アカゲラが鳴きながら飛んできました。雌ですね。


また飛んで別の木に止まります。すぐに飛び出して森の奥に入ります。
同じ木からもう1羽のアカゲラが飛び出して森の奥へ入ります。
しまった、2羽いたのか。たぶん雄と雌。

アカハラが藪から飛び出します。枝の混んだ木に止まります。
撮れません。

またマヒワが飛んできます。考えてみれば今日は20羽~5羽ほどの群れを何回も見ています。
シジュウカラとエナガも混じっています。


マヒワがいて、シジュウカラがいて、エナガがいるとなれば、ヒガラもいるのではないでしょうか。
BINGO!


今日のヒガラはこれが精一杯。
最後にいつものルリビタキの雌を撮って終わりにしましょうか。


気がついてみれば、今のピクニックの森の冬鳥を、ほぼ、おさらいしたような感じになりました。
今年の締めに「シメ」とはいかなかったのが心残りですが、来年に繋がる鳥見だったかな、なんて自画自賛して終わりにします。

皆様、よいお年をお迎え下さい。

消化不良

2010年12月27日 | 秋ヶ瀬の四季
今日もまた晴天です。
雪で事故とか、雪で24時間立ち往生とか、何処の話かと思うくらいです。

今日はまず桜草公園です。
見知ったバイクが目にとまります。
「何が出てる?」「ベニマシコ」よし!

2羽のベニマシコは肉眼では同じような赤さです。まるで雄が2羽。

これは雄ですね。
もう1羽。


顔の感じが雌のようです。それにしても赤い。晴天続きで日焼け?
胸が赤いから胸やけか。

さて、子供の森はツグミとヒヨドリが賑やかです。
ネズミモチの実を狙ってツグミが群れています。
変わったツグミでも混じっていないかと探してみますが、とにかく出入りが激しくて、わけが分からなくなります。

あきらめて歩き出すと、そこにエナガの声。
シジュウカラに混じって、と言うより、シジュウカラを先導してエナガが飛び回ります。
動きが速い。


今日もまたエナガですが、可愛いから許す!

ゲ~という一声と共にカケスがメタセコイヤにとまります。
おっ!と言うまもなく飛んで行ってしまいました。おやおや。

ハンノキに10羽ほどのマヒワの群れが来ます。
ハンノキの下には水がたまっています。
水を飲みに降りるか?…降りません。
綺麗な黄色いマヒワもいたのですが、撮れたのはこれだけ。


あとはアオジ、シロハラ、シメくらいしか見あたりません。
ベニマシコに始まって、何となく尻すぼみ、何となく消化不良…
ならば大抵見られるタヒバリでも見て終わりにしましょうか。


ちょっと嬉しい

2010年12月26日 | 秋ヶ瀬の四季
きのうに続けて、今日も良い天気です。
秋ヶ瀬ピクニックの森はひどくぬかるんでいて、長靴が必須です。
先週よりも池の水位が高くなっています。
ええと、雨が降ったのはいつでしたっけ?

思い出すのも面倒なので、気象庁のデータを調べます。
22日の夜半から23日の未明にかけて降りました。
さいたま市で54.5mm。へ~、結構降りましたね。
それにしても水が引くのがちょっと遅すぎやしません?
例年の冬なら池の水がすっかり干上がるのですけど。
河川敷の工事で地中のみず道を断ち切っちゃったんじゃないだろうか。

閑話休題。

マヒワは群れが小さくなったとはいえ、まだ来ているようです。
上空を10羽ほどの鳥の群れが飛び越していきます。
たぶんあれがマヒワ。

ルリビタキの雌はすっかり定着して、時々姿を現します。
去年と同じ場所、だから同じ個体でしょうか。


カワセミが2羽でじゃれ合いながら飛び回ります。
飛んでるカワセミなんて撮れません。だからこれは話だけ。

藪の中からなかなか出てこないアオジでしたが、ようやく姿を見せてくれました。
ひょっとして今季初撮り?


シジュウカラの群れに混じってエナガとヒガラ。
ヒガラはどうやら2羽はいるようです。
シジュウカラと同じように、盛んにハンノキの花芽を食べていました。


エナガは…えっと、何を食べていたのだろう。とにかく飛び回っていました。


さて、そのほかの冬鳥と言えば、シロハラとか、シメとか、ツグミとか、ハシビロガモの雌とか…。
もっとよく見ればほかにもいろいろ…とは思うのですが。
それでもようやく道の向こうでジョウビタキの雌。


今日は猛禽の1羽も見ることができず、それでもヒガラが見られたのがちょっと嬉しい日曜日。

カモメはカモメ

2010年12月25日 | 鳥と花の四季
良い天気です。こんな日は海が見たくなりませんか?
などといい加減な理屈を念仏のように唱えながら、一路海へ。

海は風が強く、波が荒く、でもさほど寒くはありません。
2~3人のカメラマンが所在なくカモメを撮ったりミミカイツブリを撮ったりしています。Sさんいわく、8時にカツオドリがいたけれど、どこかへ飛んでいったよ。

そして私もいつの間にか所在ないカメラマンの仲間入りです。
その結果のミミカイツブリ。


そしてちょうど1時。大きな茶色い鳥がテトラポッドの上に止まります。
あ、カツオドリです。
慌ててカメラを向けて撮ってみたら露出が狂って画面真っ黒。波しぶきだけが白く浮き上がります。波しぶきに露出が合わされたのでしょうか。
急いで場所を移動しようとした途端にカツオドリは飛び立ちます。
その間たった30秒。
だからパソコンで修正したこんな写真しか撮れませんでした。前ピンですね。


そして飛び去るカツオドリ。慌てて追ったけど、フレームアウト寸前。


その後全く音沙汰なく、それでも現れたシノリガモの雌に、その場にいた10人ほどのバーダーとカメラマンが気分を紛らわせます。ええ、たった10人。朝8時にはたったひとりだったそうです。人気がありませんね。
カツオはやっぱり春がいい?


気がつけばいつの間にか鳥も塒に帰る頃。
風も冷たくなってきました。
今日はこれまでです。
たいした写真が撮れたわけではないけれど、図鑑を作るわけでもなし、私にはこの程度がお似合い。カモメはカモメ、鰹は鰹。


困難かな

2010年12月19日 | 鳥と花の四季
朝も早よからエッチラオッチラ鳥見です。
今日は一部に青空が見えるものの、ほとんど曇りです。

お目当てのサバクヒタキは田圃の先。
遠くても1枚は押さえておく、これが撮り屋の正しい姿です。
と言うことで1枚。なんたって初見初撮り。


待てば海路の何とやら、だいぶ近づいてきました。


そしてようやく陽がさす頃、これはもうデジスコの守備範囲をオーバーしそうです。
ち、近い。


初見初撮りはもう少し困難かと思ったのですが、こんなんかな。