初ものがたり。

穏やかな天気ですが、また明日は崩れるとか。
ちょうど連休の中休みに当たるので、胸をなで下ろしている人も多いかも知れません。

そんな今日の田んぼでは、今季初のチュウシャクシギ。


隣の田んぼでは、今季初のオジロトウネン。


そのまた隣の田んぼでは、今季初のタマシギ。


そして今季初のアマサギ。


はたまた今季初のオオヨシキリ。


森に行けば、今季初のツツドリ。


そして今季初の…とは行かずに声だけのサンショウクイ。
サンショウクイはこの森では今年も難航しそうです。

今日のおまけ。
獲物を抱えたオオタカ。
原形をとどめず、ただの肉団子。


初ものも数で勝負か。

中だるみ

相変わらず不安定な天気です。
風の強い日も多いし、急に雨が降ったりするし。
おまけに鳥が少なくなったようだし。
渡りの中だるみです。

ま、それでもいつもの春。
絶滅危惧種のチョウジソウが咲き出しました。


一面のムラサキサギゴケにキアゲハ。


トンボも飛んでいます。
え～と、ウスバキトンボ？アキアカネ？


鳥はと言うと、中だるみとは言え、昨日は何とかキビタキが見られました。


オオルリもいたのですが、あまりいいところには出てくれませんでした。


エナガは餌運びで忙しそうです。


田んぼではコアジサシが強風の中で羽を休めたり、飛び回ったり。


ムナグロの中に1羽のメダイチドリ。
ムナグロが周りで歩き回るわ、飛び出すわ、挙げ句の果てが隣でゲーゲー始めるわで、ホント、あきれ顔。


中だるみの時は田んぼがいいかも知れません。


今日のおまけはミヤマシトド。

少しずつ夏鳥

天気はいいけれども、北風。
寒い！と思っていたのですが、午後からは風が強いけれどもさほど冷え込まず、と言う、森の中の鳥見であればまずまずの天気でした。

池にはマガモが1羽。
カモ類もまだ少し残っているのですね。
それとも越夏？
時々いるからな～。


マヒワだって残っています。


クロジは渡る途中らしいのですが、結構長居をしています。
去年もクロジは長居をしていました。
春の渡りは普通滞在が短いものなのですけれど。


夏鳥はと言うと、キビタキの声だけ聞いて、撮れたのはコサメビタキ。


近くの森ではコムクドリのメス。
オスは撮り損ないましたが、ま、そのうちに撮れるでしょう。

フジに絡んで

ダウン姿がお似合いの日が続きます。
何でこんなに寒さが戻っちゃったんだろう。
これじゃ夏鳥が来ないじゃないか。

いえいえ、暑くても寒くても、時期になれば夏鳥は来ます。
まだ冬鳥も頑張って残ってますけどね。

シメ、カケス、ビンズイ、アオジ、シロハラ。


冬鳥と言っても、北へ帰る途中にちょっと立ち寄っただけかも知れませんけどね。
確かにアトリは冬の間はあまり見ることがありませんでした。
メスのアトリの背後から様子をうかがうオスのアトリ。


どの冬鳥も木の上に乗っていることが多くなりました。
たとえばこのツグミ。
フジ（ノダフジ）の花の上に。


フジの花の前に出てきたのは夏鳥のセンダイムシクイ。


キビタキはなかなかフジの花に絡みませんでした。
フジの花を遠くに、アカメガシワの新芽の中のキビタキ。


こんな感じの、寒さの戻った昨日今日でした。

暑い一日

暑い一日でした。
今日も相変わらずの夏鳥です。
春の渡りは長居をしません。
昨日見た鳥が今日はいない、なんてざらです。
いや、いるのに見つけられない、と言うのもあるかも知れません。
クヌギの葉もずいぶん展開しました。
鳥がだんだん見にくくなります。
だから鳥も安心して飛び回るんですけどね。

そのクヌギの中にセンダイムシクイ。


ハンノキの中にはコサメビタキ。


そして相変わらず大勢の人を引き連れてオオルリ。


オオルリばかりがなぜモテる。