Norman's BLOG

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それなりに

2012年09月30日 | 秋ヶ瀬の四季
台風が近づいてきました。
台風が来ると喜ぶバーダーもいるようです。
お気をつけて。

ところで、最近の秋ヶ瀬は鳥の入れ替わりが激しいようです。
目当てにしていた鳥が今日はいないと言うことも多々あるようです。
あるいは、3羽いたはずなのに1羽だけしかいなくて、出るところも違うとか。
これはたぶん入れ替わりですね。

そんな最近の秋ヶ瀬の鳥たち。

ずいぶん長居をしていたのに今日は見つからなかったアオバト。


3羽、5羽、8羽とどんどん増えるので、このまま行ったらどうなることかと思ったら、突然いなくなったノビタキ。


ひっきりなしに虫を捕らえて長旅に備えるエゾビタキ。


エゾビタキに負けじと虫を捕らえるコサメビタキ。


ほかの鳥に混じってさりげなく出てくるムシクイ。
推定エゾムシクイ。


ギャーギャーうるさいくせになかなか姿を見せないカケス。


ときどきチラッと姿を見せてはいなくなるキビタキの雄。


まだまだ、なかなか写真を撮らせてくれない鳥がたくさんいます。
秋ヶ瀬はそれなりに賑やかです。


白樺峠から

2012年09月27日 | 鳥と花の四季
26日に恒例の白樺峠へ行ってきました。
前日に1800以上飛んだせいか、今日はあまり飛ばないと考えたのでしょうね。
上の駐車場でも結構余裕があります。
駐車場で空を見あげると曇り。
でも、風で流れて、時折青空が見えます。
夜中は星空がすごくきれいだったんだけどなぁ。

朝7時、鷹見の広場には80人ほどが来ていたでしょうか。
下のカラマツがずいぶん高く育ちました。

向かいの山からどんどん雲がわき出て、私たちの頭上に流れてきます。
天気はほぼ曇り。
肝心のタカが飛び出す尾根がほとんど見えません。
見えるのは手前の丸山だけ。

しばらくして山の右肩の鉄塔は見えてきましたが、尾根に連なるコブから台形まで、全く見えません。
左右を見ると少しだけ青空が見えるのですが、

最初に出てきたのはエゾビタキ。
これは鷹見の広場の脇の枯れ木です。
何でここまで来てエゾビタキを撮るかね。


ほかにもホシガラスとか、


ハリオアマツバメも飛びました。


あとはアカゲラとカケスとハシボソガラスの声が聞かれました。

で、肝心のタカですが、ときどき雲の中から飛び出して、雲の流れに沿って近づいては頭の上の雲に消えていきます。

9時頃になんとか尾根以外は見えるようになってきて、少しずつタカが飛び始めます。
ハチクマが多いようです。
サシバが少ないなぁ。
ノスリが混じります。
この様子なら500羽くらい行くかな…と。

午後になると尾根の全容が見えだし、雲は尾根の向こう側に固まっています。
上空は快晴。
気温は暑くもなく、寒くもなく。
つまり、太陽の下でもチョコレートが溶けないという…。

20羽から50羽が次々に鷹柱を作ります。


鷹は低く、高く、ほとんどが私たちの上を流れていきます。
朝の雲の流れがそのまま鷹の流れになったような…。
少しは右の尾根に流れていきますが、それはほんの少数派。

ときどきは鷹柱のまま近づいてきます。
ズームレンズを最短120mmにしても全体が入りません。


午後は午前中と打って変わって、サシバがほとんどです。


そんな中、ハチクマの淡色型。
きれいです。


前方で「クロガタ」というので、何かと思ったら、ハチクマの暗色型。


相変わらすツミはハチクマにちょっかいを出しています。
慌てるハチクマがおかしい。


近いタカだけを撮っていたら、結構ノスリを撮ってしまいました。
でも、羽の下面がきれいだから許す。


尾根を見るとまだまだ飛び上がってきます。
尾根の手前斜面からも飛び出してくるようです。
「まだ次々に出てる」と言う声も、最初の興奮気味から、だんだんあきれ声になってきます。
そろそろみんなお疲れ気味。
カメラの連写音も少なくなってきます。

3時前にようやく一段落したので、そろそろ撤収です。
ここまでで、推定2000羽以上かな。
なら、速報値は5000羽くらいか…と思ったら、速報値は約3300羽。
ほとんどが私たちの見える範囲を飛んだと言うことでしょうね。
だから、去年の5000羽より遙かに疲れました。
「心地よい疲れ」と誰かが言っていましたが、私はそんな形容詞もなく、とにかく疲れ。

3300は今年の2番目の記録です。
え? 2番じゃいけないんですか?



入れ替わる

2012年09月24日 | 秋ヶ瀬の四季
久しぶりの雨もあがって、今日は青空です。
さて、公園はやっぱり長靴かな、と長袖、長靴、虫除けの重装備で出発。

秋ヶ瀬田んぼにはノビタキが飛び回り…なんだかたくさんいます。
スズメと見まごうばかりの群れが…ちょっと大げさ?


森の中は大してぬかるんでいません。
あれだけ乾燥続きだと、多少の雨では間に合わないのでしょうか。
長靴は失敗。

森の中ではエゾビタキとキビタキの雌がアカメガシワを占拠しています。
エゾビタキが大挙して入ってきたようで、おかげでコサメビタキが森の中に追いやられたようです。
いじけたコサメビタキ。


今季、ムシクイを撮り損なっていたのですが、センダイムシクイと入れ替わるようにメボソムシクイが入ってきました。
センダイの敵をメボソで討つ。


そして相変わらずのツツドリ。


最近になってオオルリの話がちらほら聞かれます。
なぜか秋のオオルリは若ばかり。
先日聞いたのは、肩の辺りがちょっと青かったという若鳥。
今日のはもっと青い若鳥。


かなり早い勢いで鳥が入れ替わっているようです。


風前のともしび

2012年09月20日 | 秋ヶ瀬の四季
まだ暑い日が続いていますが、これももう少し。
ただ、森の中は蚊が増えたような気が…。
薄手のズボンは失敗でした。
足がかゆい!

森の中では桜の木にツツドリが止まっています。
餌を探しているという感じではなく、のんびりとしています。


そしていつものキビタキの雌。


これもいつものコサメビタキ。


色のついた鳥を…と願ったらヤマガラ。
ま、なんとなく色はついています。


田んぼの土手では相変わらずのセッカ。
遠かったので、一瞬ノビタキかと思いました。


同じようなところに止まるので、一瞬セッカかと思いました。
これがノビタキ…と、遠い。


土手は左側から草刈りが始まっています。
「草刈り中」ののぼりを立てています。
エンジン音が響きます。
ノビタキは風前のともしび…。


引っ張る

2012年09月16日 | 秋ヶ瀬の四季
まだまだ暑い日が続きます。
そして不安定な天気。
突然の雨。
でも、水源地を潤すような雨ではなく。

田んぼを焼いていました。
煙に戸惑うタシギが1羽。


秋ヶ瀬田んぼではセッカの幼鳥が飛び回っています。


幼鳥と言えば、これはたぶんカワラヒワの幼鳥。
カワラヒナ?


土手にはそろそろ彼岸花。


森の中に入れば、それなりに鳥がいます。
なかなか見にくいですけどね。
たとえばエゾビタキ。


あるいはスポットライトを浴びるコサメビタキ。


戻ってきたエナガ。


道路を横断するコジュケイ。


今年はあちこちに多いヤマガラ。


だいぶ前から居続けている(あるいは入れ替わったかもしれない)キビタキの雌。


そして昨日あたりに入ったと思われるキビタキの雄。


これが一日で全部見られるならば、こんな楽しい森はないのですけどね。
そうはイカの××タコが引っ張るってもんで。

そう、引っ張る…