昨日は時間があったので、即時荷重インプラントの実例とか、色々なインプラント治療の症例をレントゲン写真でですが紹介しました。
そしたら、矢張り沢山の方が見に来てくれてますね。
皆さん、本当かどうかが知りたいんですね。
私は嘘はつきませんよ。
インプラントを植立して差し上げたら、綺麗な仮歯を入れるのは、うちのクリニックでは極々普通のことです。
2000年に始めているんですから、凄くたくさんノウハウを持っていて、他で出来る筈がない、と言われている患者さん達がバンバン治っているんです。
私は骨がないからとか、難しいからとか言われている患者さんでも、患者さんが諦めないで探し出して来てくれて、そしたら、本当に私がチャンと即時荷重で綺麗な歯を直ぐに入れて、で治しています。
申し訳ないけれど、患者さん達は不勉強だなー、と感じますね。
何処かでインプラント治療受けてしまってから、エッ、直ぐに歯が入らないんですか?で戸惑ってそこから色々と勉強したりするんです。
何時まで経っても、この傾向が変わりませんね。
気の毒だなー、と思いますけど、それも自分で招いているんです、ある意味。
もっと皆用心深く、スタートする時に学べば良いのに。
学べば、少しでもリスクは下げられるし、リスクが下がれば必然的に成功する確率が増すんですから。
即時荷重インプラント、と言う治療方法でも、だいたい今しているところは、全部ないとかの多数歯欠損、かなりの歯がなくなっている患者さんじゃないと出来ないのが極普通で、私みたいに、どんなインプラント治療でも即時荷重出来てますよ、と明言出来ている先生は、早々はいないんじゃないですか？
困った事に、中には詐称する方がいるから本当に困る。
どれ位出来ているのかどうか、患者さんは中身が判断出来ませんからね。
私は、一切騙りはしていないし、だから幾らでも見たい方には見せているし、表立って私に抗議して来る専門家なんていないのが実際ですよ。
なのに、患者さんは不思議な事に直ぐに歯を入れてくれない歯科医に平気でインプラント埋入して貰ってる。
私には全く分からない。
何故なんですかね？
私は自分が患者さんなら、直ぐに歯が入る先生が凄いと思ってそこで治療受けるけどな、です。
手術して直ぐに歯が入るインプラント治療の価値観、治療レベルの高さが、全然患者さん達には伝わってないって言う事なんでしょうね。
ハッキリ言って即時荷重出来るんで、普通のインプラントの植立だって、腕のレベルが違うんですけど、患者さんは外科手術受けるのに腕は判断基準じゃないらしい、と思います。
やっぱり分かってないなー、と言う感想、溜息です。
この現状じゃ、間違いなく近い将来インプラントのトラブルが物凄く多発しますよ。
だって患者さんじたいが、インプラント治療を甘く見ているんですから。
何処で受けたって大した違いはない、って考えている方が今の大多数なのは間違いないと思います。
勿論、中途半端な腕しかない歯科医側に大きな責任はありますよ。
それでも、外科手術受けるんだから、もっと真剣に学んだ方が良いと思います。
安心、安全な治療受けたいんだったら、自分も知識を持たないと。
近い未来、インプラントはトラブルが物凄く多発して、間違いなく止める歯科医も沢山出るでしょう。
その時に後悔しても遅いんです。
現に都内でも、某メーカーのインストラクター資格まで持っている歯科医が、患者さんにはインプラント勧めなくなっている、と言う現実も出てます。
何故か？
理由は簡単、トラブル多発で精神的に参ってしまった、これです。
半端じゃない勢いで植立してて、インストラクターにまでなって、でも数年で撤収ですよ。
どう思いますか？
私の先輩でも、サイナスリフト凄い勢いでやってて、今は全くしてなくて、某矯正の流派のインストラクターに納まっているし。
理由は簡単、サイナスリフトと言う大きな侵襲の掛かる手術までして入れたインプラントが脱落し捲くるからです。
そして、ご本人は責任感じて、インプラントは駄目だ、で撤収です。
今挙げた方々は、現実にいて、今巷ではインプラントでどんどん平気でしている歯科医が増えてますけど、数年先どうなのか、全く分からないですよ。
彼らが何故駄目なのか、その最大の理由は、歯周病治療、咬合調整治療に長けていないからです。
インプラントは、歯周病治療と咬合調整治療、と言う両輪に支えられているものなんです。
それが不足していたら、インプラント手術数やってても全く駄目。
患者さん達に言いたい事は、本物を見抜く目を養って下さい、と言う事ですね。
その為には勉強しないと。
でも、中には歪んだ方向で、おかしな情報に洗脳されてしまう人も出てしまいますけど。
今のご時世、周り見れば結構いるでしょ。
ジャーナリストのくせに現場に行かないで、真っ先に有休とって九州とかに逃げ出して、放射能問題煽り立てている木下黄太とかね。
ジャーナリストは現場から言わない人間は信じちゃ駄目です。
私だったら、木下黄太に言いたい。
本物なら、現場からリポートしろよ！講演ばかりして金稼ぎしてるなよ！
本物かどうかは、行動見てれば分かる。
言葉で幾ら飾り立てても、行動は嘘吐けない。
だから、患者さん達に言いたい。
今の世の中、正義面して、ただ大騒ぎしてそれをネタに金儲けしている輩が持ち上げられる時代なんだ、騙されちゃいけない！と。
あなたはインプラントが欲しいんですか？歯が欲しいんじゃないですか？
歯が欲しいんなら、出来るだけ直ぐに欲しいんじゃないですか？
どうして、直ぐに歯が入れられないインプラント治療で我慢しているんですか？
私は10年以上言い続けて、まだ専門家達すら動かせない現実に愕然としています。
インプラント治療は、本当にこの10年で進んだのでしょうか？
10年後に成ったとしても、即時荷重の時代の扉が開く気がしません。
その時になったら、私は20年言い続けているのに、と嘆くのでしょうか？
本当に救える筈なのに救えない現実に、大きな壁が聳え立っている気がします。
私は、後々の世で"先駆者"として称えられる人生を歩んで行くしかないのでしょうか？
救えない虚しさに、打ちひしがれてしまいます.
私は先駆者になんかなりたくない、今現実に苦しんでいる患者さん達を救いたいんだ。
馬鹿野郎な業界の同業者、不勉強な患者さんに巻き込まれ、不幸に見舞われる無辜の民、患者さん達を救いたい。
暗闇の世界を打ち払う力が欲しい。
今の業界は後の世で中世暗黒期、と称されるのでは、と恐れおののいている私です。
現実に、日本は失われた20年を生きてしまったんですから、我が業界でも同じ事が置きつつある、と感じられて仕方がないのです。
世界に光を！
インプラント業界に、即時荷重と言う光を燈したい！
心からの願いです。
生意気なこと書いています。
上から目線で偉そうだ、とも言われてしまいます。
私の最大の欠点です。
でも、内容に関しては、責任持って未来を見通す正しい指摘をしているつもりですし、私が孤軍奮闘してでも旗振りし続けないと、患者さん達が苦しみから解放されない、と言う大変腹立たしい、残念な事情があるのです。
ご理解下さい。
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