抜歯即時荷重インプラント審美部位への経過です。
オペしたのはたったの2週間前。
歯茎の感じとても良い、綺麗です。
仕上げに取り掛かれる感じまで治ってます。
早く美しく、腫れない痛みのないインプラント、審美部位への治療です。
患者さんはとても喜んで下さいました。
抜歯即時荷重インプラント審美部位への治療は、即時荷重に取り組み始めた2000年の直ぐ後からやり始めました。
なので、2001年からして来ました。
当時、何も情報はありませんでした。
セミナーに行って、熊本の中村先生や日本のインプラントの父と言われる小宮山先生、東北のペリオで有名な佐藤先生とかに直接即時荷重について尋ねて、とても叱られたりしてました。
その他の大学の先生とか、そこまでのビッグネームではないセミナーしてる先生方にも沢山即時荷重インプラントのことを聞き回りましたが、何処に行ってもけんもほろろの扱いで、こいつ気狂いか?と言う目で見られてました。
でも、私自身の経験則で見てて、患者さんはちゃんと治るとしか見えませんでした。
ちゃんと治るのに何故怒られるのだろう?それも人格否定までされるような怒られ方をするんだろう?と悲しく、悔しくて仕方ありませんでした。
仕方がないので、自分一人で試行錯誤して頑張りました。
そんな時、2003年にラム先生から教えてあげるから来て良いよと言われて、天にも昇るくらい嬉しかったです。
そして、そこで見たのは、私が必死でやっていたこととそっくりなやり方だったんです。
それも、進化したやり方で。
それを見て、私はラム先生こそ我が師だ、と確信したんです。
成る程、と思うことが沢山ありました。
そして、熊本の故添島義和先生の励ましもあり、2004年のPRDで応募して合格したんです。
そこから、私のやり方の確信ができ、確立することができました。
苦労しました。
何処にも教えてくれる所はない、論文もない、セミナーもない、そんな中で積み重ねて成功法則を創って来たんです。
だから、私のやり方は世界の何処を探してもありません。
基本はラム先生のやり方です。
が、それを日本人向けに改善改良し、創意工夫したモノです。
患者さんが一番大事なので、このやり方になった、と断言できます。
必ず、仮歯でも患者さんに直に鏡で確認し、ご要望はないかお聴きしてます。
その上で、患者さんご本人が、仮歯見て綺麗です、嬉しいです、と泣かれたことも度々です。
抜歯即時荷重インプラント審美部位の場合、術前の悪い状態の歯は私は出しません。
その理由は、あざといからと言うことと、見る人が見ればこれあの人だ、と分かってしまうからです。
綺麗に治しても、治してるのが気付かれるのは、患者さんは望まれません。
良くセミナーとかで術前を出しますが、それはクローズで歯医者しかいないからできることです。
ブログは公開されてるモノですから、術前を出したら、誰かと言うことがバレてしまう危険性を伴います。
それによって、患者さんが嫌な思いをされるかも知れないんです。
だから、敢えて私は仕上がりしか出しません。
レントゲンは出しても、素人さんには誰かなんて分かる訳ないです。
抜歯即時荷重インプラント審美部位の場合、術前はとても気の毒な見た目が多いです。
歯を隠して喋る人ばかりです。
でも、私のオペを受けたら、皆さんその日から歯を隠した話し方はされなくなります。
下手な頃は、そこそこ腫れたりさせてましたが、それでも歯が綺麗にあると患者さんはとても喜ばれます。
だから、私は抜歯即時荷重インプラントをひたすらして来たんです。
次代の若き人には判らないでしょ。
今は確立して来てますから、当たり前に抜歯即時荷重インプラント審美部位と語られてたりしますがね…
あれだけ私を罵倒した熊本の中村先生も、随分前から抜歯即時荷重インプラント審美部位のレクチャーされてますよね。
もう60なんで、隠し事しないで書き残して置きます。
大先輩の高田馬場の林先生でも、2週間で仕上げに入る抜歯即時荷重インプラント審美部位の治療はなされてない、と思うんで、私がたぶん世界最速では?と思いますよ。
抜歯即時荷重インプラントを2001年から一人きりでやって来たので、パイオニアであることは事実です。
証拠も2004、2007年のPRDで発表してることで客観的に残ってます。
余談ですが、1990年代後半には総義歯の講義もアポロニアに書いてます。
総義歯とインプラント両方で、その当時最先端の内容を客観的に書き残してるので、嘘は言ってません。
若い先生は知らないんだろうな…