インプラント治療の最大の利点は、歯が失われたその部分だけで歯が綺麗に蘇ること、です。
従来の歯科治療では、歯が失われると隣りの歯を削って繋いでブリッジにしたり、バネを掛けて違和感のある入れ歯にするしかありませんでした。
そして、そういう自分の歯を犠牲にする治し方では、又繋いだ歯が悪くなったり、バネを掛けた歯が揺れてダメになったりして、徐々に歯の失われるのが増えて行って最後には総入れ歯になってしまう、と言うようなことが起きていたのです。
自分の歯を残したい、自分の今残っている歯に負担を強いないで歯を入れられるようにしたい、と言う患者さんの要望を叶えるために生まれたのがインプラント=人工歯根です。
写真は、真ん中の前歯2本が外傷で失われてしまって、ネットで私のことを見付けて来て下さった患者さんの症例です。
真ん中に2本インプラントを入れて、それで綺麗に人口の歯が入っているのが写っています。
手術直後から仮歯をちゃんと入れるという即時荷重インプラント、と言う私が2000年からして来ている独特のインプラント治療をしています。
部分的に歯がない状態のインプラントで、手術直後から仮歯を入れる、と言う治し方をし始めて20年以上になります。
当院では、できる限り直ぐに仮歯を入れて差し上げる、と言うインプラント治療を先んじて取り組んで来ました。
悪い歯が手術したその日に抜歯されて、綺麗な仮歯が入ると、患者さんはとても喜んでくれます。
それまでの悪かった歯が綺麗になる、と言うのが即日ですから、それまでの悩み、コンプレックスから解放されて、とても嬉しそうなお顔をされるのです。
そう言う患者さんの心からの笑顔を取り戻して差し上げたくて、私は日々の難しいインプラント手術に一所懸命に取り組んでいます。
その日から、綺麗になった歯で生まれ変われるインプラント治療。
それが当院のモットーです。