大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントDRの悩み

2007年04月10日 | Weblog
今日も又、悩まされる患者さんが出てしまいました。
私は部分的な欠損で部分入歯に成りそうな方に、抜歯即時植立、即時荷重、同時GBR骨造成歯肉再生治療をしています。
勿論、総義歯の方にもしていますが、時々お約束を守って下さらない方がいて、非常に困っています。
私の治療で手術をしたその日から1ヵ月半一所懸命に治る努力をされた方は、こちらがビックリするくらいに治り、良かったねに成ります。
しかし、中には私の手術が本当に軽くて何ともなかった為に、安心し切ってしまい、一所懸命に成って下さらない方で治りが悪い事が起きるのです。

患者さんの中には、オペ手術を終了すると何かそれで無事に終了してしまうと、もう終わり、と言う感覚に成ってしまう方がいるようです。
全く違います。
この事は強調しておきます。
インプラント治療は、オペで終了なんかではありません。
特に即時荷重で仮にでも歯が入ると、その日と2~3日は恐る恐るでいるのですが、何も起きず快適な状況が判明してくると(私に対する感謝は甚大なものがあるのですが)途端に油断してしまうのです。

実はオペをしてからの1ヵ月半が、人間の体の中でそこの部位を治そうと一所懸命なんです。
その大切な期間を、その本人自身が気付かず無辜に過ごしてしまう事が、時々起こるんです。
残念です、物凄く悔しいです。
本来なら無事に治り、何事もなく安心出来る状態なのが、まだ気を付けなければ成らない状況が続くからです。
勿論インプラントはくっ付きます。
但し時間が凄く掛かるのです。
チャンと努力してくれたなら、殆どの方が1ヵ月半で安心出来るデータを示します。
色んなパターンがあり、どれ位伸びるのかは一概には言えませんが、本来の期間より確実に伸びます。
申し訳ない事に、半年掛かった方もいます。

もう一度言います。
オペ後が、一番、人間の体はそこを治そうと一所懸命なんです。
その期間、私の指示通りに努力して下さった方ほど、素晴しい治り方をします。
1ヶ月半経って治りが悪いからで,慌てて改心しても遅いんです。
体の治る反応の一番活動的な期間を、逃してしまったからです。
まさしく後悔先に立たず、です。

即時荷重をしまくって、しかも部分的な治療をしていると、他の部位に歯がある為に、患者さんの協力が治りを左右します。
患者さんは歯がある為に、何ともなくなると、インプラントの部位に気配りが足りなくなりがちだからです。
その為に、部分入歯の方の方が、非常に即時荷重インプラント治療は、難しいものがあります。
時々させて頂く総義歯の患者さんの方が、色々考えるとシンプルで治し易いとも言えるでしょうか。
特に私は、総義歯のスペシャリストの顔も持っていますので。
悪い冗談ですが、こう言うトラブルを経験する度に、難しい歯周病の患者さんは全て抜歯した方が良いのかと悩んでしまいます。
実際そう言う治療をしている(ALL-ON-4)も見ますから、それなりの理由・整合性があるんだなと感じてしまう位です。

しかし、部分欠損で部分入歯が嫌で即時荷重インプラント治療したい患者さんの為に、必死で頑張るDRが一人くらい居ないと考えて頑張ります。
それだけ、部分的な即時荷重インプラント治療は難しく、レベルが高いからです。
やれる人間が諦めたら、決して発展しないからです。
私は私の経験が未来の患者さん・DRの為に成ると信じ、一所懸命に即時荷重治療をし続けます。
嘘偽りなく1日で歯を入れて差し上げられる治療こそ、患者さんの望むものと信じるからです。


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