大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

ブラックペアン モデルになった石川先生の手術動画見て

2019年01月10日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
医科の手術の進化は凄いなー、ととても感銘を受けました。

切れ込みだけで中へアクセスして病変組織を取る。

見てて、あーこれ、私のしてる手術に似てるな、と又思いました。

私のは、器具の先にカメラないので、動画撮れないんですよね。

歯科には、まだそんな機器はない。

ダヴィンチほどの機器があればな、と思います。

スコープで覗くやつはあるんですけど、あそこまで見れませんからね。

しかも、インプラント手術になると、立体的方向の把握が物凄く重要になり、ミクロでしか見えないと、私にはできる自信がありません。

何しろ、私は頭も然程良いとは思ってないし、手先だって器用とは言えないし、手術すること自体が好きとは言い切れない、できればしたくないで治したい、と言う考えの人間ですからね。

なのに、石川先生の手術動画見て、こういうの歯科でしてるの私しかいないんだよな…、とジレンマ感じてしまってて、あそこまでの低侵襲手術してるから治りは良いし、綺麗だし、凄い成果出せるんだよね、と納得してしまうんです。


私の弟子が、先生もあれ見たら自分にもできる、やれたな、と感じますよね、なんて言って来たけど、まあね、俺の仕事は石川先生の何十分の一のサイズの細かな仕事だから、そのサイズであの仕事してる、できてるのは、何となく共感するけどね、と返しました。


医科の手術は、扱うサイズがでかい、ですね。


我々にはできません。


私の手術のサイズは、一昨日のもわずか5mmくらい?の切り込みから全部してしてます。

これです。


だって立てるインプラントの直径が5mmですから、それ以上の傷は付けたくないでしょ。

でも、そう言う手術だから、腫れないし痛まない。

こんなもんですんじゃいます。

何度も書きますけど、私は頭も然程良かないし、凄く器用でもないし、手術怖い、進んでやりたい、と思わない専門医で、周り見てても自分より遥かに頭良いし器用で凄い先生おられて、何故皆んなわたしのようにできないのかな?と思ってます。

頭良いし手先器用で凄いから、大きく切って、広く開いて、沢山歯茎剥がして、直視でいっぱい骨とか病巣見て手術してしまうんですかね…

でも、それだと患者さんは腫れて痛んで辛くて大変で、治りも遅いんです。


私は私のやり方2003年からしてますけど、本当にこのやり方して来て良かった、と思ってます。

あの頃は、そんなことできるはずない、って馬鹿にされたけど、今になって、医科の方でダヴィンチとかの手術出て来て、後追いで恩師ラム先生の基本概念が正しかった、と自信が深まりましたね。


私にできるんだから、皆んなできますよ。

本当に。


時代は必ずラム先生、私のやり方に変わります。

その確信を今日の石川先生のダヴィンチ手術とかの講演で、強く思いました。

私は正しかった!

良かった!


PS:今年からの寺子屋ではそちら方面の話、かなり強くしますね。インプラントの基本的概念も絡めて。この話できるの、多分世界でも私だけ、だと思うので、私的事情もあり、本気でバトンを継承することをして行きます。


やっぱり腫らせません痛がらせません。病巣除去、骨造成GBR、即時荷重インプラント2日後でもです!

2019年01月10日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話



一昨日、この方の病巣除去、骨造成GBR、即時荷重インプラント手術をしました。

実は炎症は2日後が一番強く出る、つまり、腫れ痛みは翌々日が最大だ、と言うことです。

この方の場合、手術の翌日は仕事の都合で来られない、と言うことで、今日になったのです。

そして、今日です。

変わりはありませんでした。

腫れ痛みはいつものように出ませんでした。

やはり、最小限の侵襲の手術を極めれば、腫れ痛みは抑えられるのです。

本当の結果、成果は2日後ですが、それでも腫れ痛みは出ないでできるのです。

2003年から15年以上やり続けて来たからこそ、の成果です。

インプラントがなぜ骨とくっ付くのか、は実は分かってません。インプラントの本当のお話

2019年01月10日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

こちらも患者さん、私が現在最もお付き合いの長いインプラント治療の患者さんで、2019年1月現在のパノラマレントゲン写真です。

開業前の勤務医時代、市川歯科診療所と言うダイエーの最上階にあった医院で、私がインプラント治療をさせていただきました。

こちらが2010年当時のパノラマレントゲン写真です。

開業後も、有り難いことに大森の私の医院に通って下さって、1997年開業した年までの勤務医時代にしたインプラントがそのまま使われています。

 

そして、2010年から10年くらい経って、最初の状態になっている、と言うことです。

 

残念ながら、インプラントになっている所が増えてますし、補綴し直したりしてだいぶ様変わりしています。

 

それは、歯根が割れたりして駄目になったり、インプラントが怪しくなって、植立し直ししたり、植立を増やしたりしているからです。

 

それでも、左上顎の一番後ろのインプラントと正中のインプラント、右下顎の一番後ろのインプラントと小臼歯のすぐ後ろのインプラントは、勤務医時代にして今もなお使っていただいているモノです。

 

特筆なのは、左上顎の正中のインプラントで、ここの部位は骨造成GBRを垂直的高さで12㎜以上して、今もなお24年目で大丈夫なままで使われているモノです。

 

 

このようにインプラントは、ちゃんとした植立の仕方をして骨とくっ付くようにして差し上げられるとチャンと長く持つモノです。

 

左正中の上顎のインプラントなんて、殆ど骨がなかったので、骨造成GBRして、同時にインプラント植立してる、今でもなお時代の先端的治療とされることしててです。

 

 

で、今日の本題ですが、こんなにちゃんと骨とくっ付いていて長く使われていますが、私自身でもこれらのインプラントが骨とどうしてチャンとくっ付いているのか、が分からないんです。

 

それは、実は今もなお、どうして本当のところ何故インプラントが骨に着くのか、が解明されてないんです。

 

 電子顕微鏡的には、インプラントと骨に間には本当に少しですが隙間が存在しているのが確認されてるんです。

 

光学顕微鏡レベルでは、骨とインプラントは接していてくっ付いているように見えるそうですが。

 

 

でも、今日の患者さんを拝見してても、ペリオテストで測定しても0前後のデータが出ていて、全く動揺していません。

 

 

骨造成GBRした骨ともくっ付いてる。

 

左上正中のインプラントンを囲んでいるのは、ほぼ全部が造成した骨にもかかわらず、着いている。

 

とても不思議、です。

 

 

どうして着くのか?

 

分かってるのは、骨の中にあるインプラントが動かないでいる、50ミクロンレベルらしいですが、じっとしていることができればこう言う現象が生じるようです。

 

 

そして、私はこのようなとてもシビアーは症例でも即時植立、即時荷重インプラント治療して来ましたが、これも骨とくっ付いてくれてるんです。

 

動かないように、動かされないように骨に取り囲まれるようにして上げられたら、インプラントは骨とくっ付く。

 

 

結局、私の分かること、分かったことは、即時植立、即時荷重しようが、できないで埋入だけしようが、骨に囲まれたインプラントが動かず、その骨も安定していてくれるなら、インプラントは骨とくっ付いてくれる可能性が高い、と言うことです。

 

そして、上手く行けば20年以上の長期経過も乗り越えて使える、と言うことです。

 

それには、骨の安定、歯茎の安定、咬合の安定、がとても重要です。

 

ですから、そこの設定、設計をキチンと考えて、何処にインプラントをどう立てるのか?どう歯を造るのか?をできる専門家に治療をして貰うこと、が一番の鍵になる、と言うことなんです。

 

 

そこの所が分かっていただければ、納得の行く、長持ちして綺麗なインプラント治療を受けること、ができる、と私は提案します。

 

 

 

 


1月9日(水)のつぶやき

2019年01月10日 | Weblog