近頃、誰も彼も自分がしているのは低侵襲である、と言っています。
患者さんから読まれて低侵襲ではないことを明確に分かる説明書いたら、余程の方でない限りはそう言う医院は避けるでしょう。
ですから、誰も彼も低侵襲を考慮して、とお茶を濁す書き方で、具体的なことは説明しないでいるのです。
でも、患者さんが実際に治療を受け、こんなに大変なんだ、と低侵襲手術でもこれか、と言う受け止め方されたら、どうなのでしょうか?
私には、それがどうしても嫌なのです。
もっと明確に言えば、バッタもんとホンマもんを同じに見られるのが、受け容れがたいです。
私はその為に拡大鏡も10年以上前から取り入れ、次々に倍率上げて行き、今では10倍のライト付きを常時使ってます。
細かく精密な極小さな手術する為には、絶対に必要だからです。
歯科用CTも一番画像が綺麗なものを入れました。
最小の適正な手術を実現する為に必須だからです。
専用の細かい器具も海外の学会で取り揃えました。
国内にあるものでは大き過ぎて使えないからです。
そして、トレーニングを院長だけではなく、関わるスタッフ全員がしっかり積んで、チームアプローチで常に更なる改良を心掛け、毎回毎回ベストを尽くしてます。
お陰で、難しい手術の後は院長が一番ヘロヘロだったりしてますが。
これだけの手術内容、質の高さ、難しさのものを、翌日のメインテナンス時に本当に何ともない、痛まないし、腫れてない、と安堵していただけるレベルで出来ている医院が本当に幾つあるのでしょう?
ここまで出来て低侵襲手術と呼んでも差し支えない、と私は考えます。
玉石混合、自分だけの低侵襲は本当に本当に止めて欲しい。
言葉はもっと正しく使っていただきたい。
私は、この低侵襲と言う言葉をインプラント関係だけではなく、全ての歯科治療、虫歯、歯周病再生手術、根管治療で実践をして行くことこそが、これからの歯科治療の方向性である、と信じています。
その中でも、特に低侵襲手術、と言う概念と具体的な術式の正しい普及を今後の我が使命として生涯頑張り貫きます。
この患者さんの治療こそ典型的な実例です。
何にもしていないように見えるでしょう?
でも、抜歯したその傷口の穴から色々と細工を施しているんです。
でも出血も腫れもさせていないことも見れると思います。
これがライト付きの強拡大鏡の強み(この当時は8倍)です。
傷口の残らない外科処置を可能にする最強の武器です。
私の勝手な定義ですが、こう言う症例こそ低侵襲インプラント治療である、と明言します。
患者さんの夢を叶えるインプラント治療を標榜しています。
早く楽に綺麗に治るインプラントをご希望の患者さん、学びたい先生方はどうぞご連絡下さい。
ブログランキングに参加しました。
ポチッとお願いします。