大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

新しいインプラント植立術式について、諸説入り乱れる現状の中で

2008年03月13日 | ニュートンドクター見て下さい。
最近インプラント植立術式に関して、名古屋の大口先生が開発されたOAMとか、大阪の呉本先生のスピリッティング法とか、又名古屋の伊藤先生のITOとか、従来の骨穴を形成するのに削合しないで押し広げるとか、圧縮するとかしてやる方法が広まりつつ有ります。
これらの方法は、骨を有効活用しようというもので、非常に効果的なものです。

発想は単純なもので、骨が幅が足りないなら広げて植立すれば良いじゃないか、削ってしまったらそこにある骨を薄くしてしまったりして量が減るけれど、削らずに広げる事が可能なら、その分骨を温存出来ると言う考え方です。

何故良く分かるかと言うと、私自身は2000年のPRD学会ボストンで、同じ発想の器具を入手して始めていたからです。
その事は、私が書いている歯科医療の連載中でも紹介しています。
独特の器具で、その当時は日本では手に入りませんでしたが、今はインプラテックス社が輸入していて手に入ります。

そこから、私自身は上顎のインプラント治療に置いては、削合する事が極端に減りました。
多分95%以上の確立で、上顎の場合は削合しません。
たまに硬くて手応えのある場合だけ削合しています。

実は、そこに私が上顎でも、下顎に劣らないで即時荷重審美MISインプラント治療が出来る秘密の一つが有ります。
やっている方はご存知で、鹿児島の天才永田睦先生が報告されているように、こう言う術式を取ると、骨がせり上がり現象が観察されます。

私自身も確認しており、3DX画像上でもまず間違いがないと思っていましたが、先に永田先生が既にご報告されていましたので、私はしませんでした。
せり上がり現象は、押し広げる事により骨がインプラント体に沿って持ち上がってくっ付いてくれる事です。

これだけでも、自然にGBRしている事と全く同じになります。
私自身の経験ではせり上がりが1mm以上観察され、上顎洞内では2mm位上がっている事も有ります。
と言う事は、押し広げて上手に植立すると3mmものGBRを垂直的にした事と同じ効果が得られるのです。

これがどれ程凄い事なのか、患者さん達には難しいかも知れませんが、凄い事なのです。
インプラント医各位は直ぐに理解出来る事でしょう。
3mmもの垂直的なGBRを可能にする、それがこの押し広げるインプラント植立の効果の凄さなのです。

この内容で、恐らく勘の良いインプラント医は私が公開した上顎洞までの距離がなくても植立出来ている秘密を理解出来るかも知れません。
しかし、患者さんの為でも有りますので、それだけでは謎解きは終っていない、とだけ預言してしないように忠告致します。

事ほど左様に、私はオリジナルなインプラント術式を所持しており、その内容はに多様なものが、高名な先生方により後から報告され、後付で正しさが証明されております。
謎解きはまだまだ沢山、引き出しは幾らでも有ります。
全ては、患者さんのご要望にお答えする為に、真摯に向かい、脳みそに汗かいて工夫して編み出したものです。

前例がない事ばかりして来ている、と胸を晴れるのには理由と実績がそこにあるのです。

私は即時荷重審美MISインプラント治療を、一人成し遂げ、患者様に提供しております。
嘘偽りはありません。