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「草刈り」から始まる休日の朝。
日の出が遅くなり、6時を過ぎないと明るくならない秋の朝。
近隣への騒音を気にしながら、草刈り機のエンジンを始動。
「農業」の醍醐味は、労力を注いだ「成果」が即「見えること」。
草刈り機で刈った田んぼの畔や、荒れ地が見る見る綺麗になる「実感」。
畑の野菜や稲穂の生育を毎日確認。朝採り野菜は食べきれない量。
体を動かさないと落ち着かない性分をかみさんは揶揄。
「そういうのを仕事中毒と言うんだよ!」
汗をかき、疲れ果てると食欲減退。脱水症の一歩手前です。
食塩入りのトマトジュースや冷えた甘酒が、のどの渇きに最適。
低血圧気味なかみさんは、朝は私より遅い起床。
洗濯機を回しながら、「田舎料理」に着手。
畑の紫蘇を摘み、チリメンジャコを加え味噌で炒める私の好物を。
大根の間引き菜の土を洗い落とし、茹でます。そして大半を冷凍。
小アジをさばき、油で揚げた「南蛮漬け」も。
レシピに拘り、得意のチーズケーキつくりも同時進行。
夫婦でフル回転で一日を過ごすには理由があります。
連休のもう一日を、外食と「買い物」ツアーに充てるため。
今日は、2時間コースで、北の米子・境港に。
好物の寿司と鳥取県でしか販売してない「梨」を求めてのプチドライブ。
梨のピーク時は過ぎても、東京の4人の娘たちに、本場ものを味わせたいから。
果物では、他の県に負けない岡山。
しかし スイカや梨は鳥取県には勝てません。
地元新見市から米子までは、高速でなく、下道を利用しても2時間。
運転は、かみさんと交代しながらのドライブ。
車の運転が大好きなかみさん。お供のBGMはAdoの新作。
ワンピースの挿入歌が、ランキングの上位独占とか。
私にはその良さがわかりませんが、仕方なくお付き合い。
高齢の夫婦が、運転して出かけられるのは、あと5年位でしょう。
経済的には余裕はないものの、今を楽しみたい 「キリギリス夫婦」です。
画像 白菜の苗 隣町の園芸店で購入の苗を畑に移植
草刈り機 もう10年以上前に購入 若干馬力が大きいタイプ
欅通り 米子市 車から見るこの通りが大好きです
わが家には田んぼも畑もないけど、子供の頃には
わが家も周りもそんな感じじゃったですねー。
新見は意外に便利なロケーションにあるんじゃねー?
米子まで下道で2時間ですか?
昔はよう、境港の港のねきの市場で、よう魚を値切って買うて帰りよったです。
岡山市街地まで車で2時間くらいですか?
2時間くらいがドライブにはちょうどエエですよね? ま、ワシも車の運転は好きなんで苦にならんですよ。40代の時に1週間で6000㌔アメリカ西海岸を走ったことがあります。高速代が要らんけぇ助かります。
退職後 農業をするとは考えもしなかった私。
しかし 田舎に帰り、自然と始めました。
体の衰えは感じるものの、季節は待ってくれません。
田植えや稲刈り、野菜の植え付けなどは、自然の暦に従います。
汗を流し、収穫を得る満足感は他にはありません。
農業の真似事はあと10年は可能でしょう。
運転は嫌いですが、田舎には必須の「車」。
今でも通勤、仕事で毎日運転。
田舎の道は幅が狭く、慎重な運転が必要です。
しかし バックが下手になり、駐車も曲がったまま。
新見は岡山・倉敷と米子の中間。
県境が分水嶺。中間点です。
気分次第で2時間のドライブ。いつもかみさんと一緒。
いつの間にか、子供や親・兄弟より、配偶者との生活が優先。
イラっとすることがあっても、夫婦です。
そのうちかみさんの運転に頼る晩年もすぐでしょう。