元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

東京の床屋さんは

2007年09月22日 | 日常

単身マンションの近所の散髪屋さんに初めて行きました。

いつもは浜松に帰省し、なじみの散髪屋に行きます。
今回時間がなくて、近所のお店に行ったのです。

初めての店は苦手です。
自分の好みの髪型(昔ながらの七三分けですが、今は少ないのです。古くさいのでしょうが、これにはこだわります。)をちゃんと伝えて、そのとおりやってもらえるかどうかが気になるのです。そのほか 刈上げるのか、もみあげの長さはどのくらいなのかとか。

またお店の人から、いろいろ聞かれる前に、自己紹介をします。沈黙が続くのは苦痛です。気が小さいとまた色々気をつかうのです。

母親と息子風の青年二人が忙しく働いていました。
そのうち若い方が、ほかの店の息子で武者修行中だということがわかりました。いまどきの青年にしては初々しく、剃刀の当て方も上手でつい「いい散髪屋になれるね」と褒めたら、素直に喜んでくれました。 最近珍しい好青年です。ホッとします。

母親と話すと、一緒に働く31歳の息子に嫁が来ないと嘆いていました。嫁は同じ資格を持って家業を支えてほしいとの要望です。しかし理髪店も減って、そのうえ少子化で花嫁候補がいないのだそうです。この業界も後継ぎと嫁問題があるのです。
いいお嫁さんが来るといいのですが。この店は家庭的なお店です。

しかし理容資格者同志の結婚、それも資格優先の考え方では継続の難しい業界となり大手のチェーンに侵されてしまうかもしれません。

                   

場所柄(単身マンション・アパートの密集地)、ほかの客はみな若く、大声で話し、笑うのです。このにぎやかさはびっくりです。散髪中は静かに眠れるのが普通と思っていた常識がもう過去のことだと分かりました。

シニアはみんなどこで散髪しているのでしょう。

しかも 驚いたのはカット代が3900円(消費税込)で浜松より安いのです。
土地代や人件費の高い東京でも、価格を抑え大手チェーンと対抗しています。

画像  上 右のおしゃれな建物が理髪店
     下 中野坂上の高層ビルの下に位置する理髪店
コメント (21)
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