単身マンションの近所の散髪屋さんに初めて行きました。
いつもは浜松に帰省し、なじみの散髪屋に行きます。
今回時間がなくて、近所のお店に行ったのです。
初めての店は苦手です。
自分の好みの髪型（昔ながらの七三分けですが、今は少ないのです。古くさいのでしょうが、これにはこだわります。）をちゃんと伝えて、そのとおりやってもらえるかどうかが気になるのです。そのほか 刈上げるのか、もみあげの長さはどのくらいなのかとか。
またお店の人から、いろいろ聞かれる前に、自己紹介をします。沈黙が続くのは苦痛です。気が小さいとまた色々気をつかうのです。
母親と息子風の青年二人が忙しく働いていました。
そのうち若い方が、ほかの店の息子で武者修行中だということがわかりました。いまどきの青年にしては初々しく、剃刀の当て方も上手でつい「いい散髪屋になれるね」と褒めたら、素直に喜んでくれました。 最近珍しい好青年です。ホッとします。
母親と話すと、一緒に働く31歳の息子に嫁が来ないと嘆いていました。嫁は同じ資格を持って家業を支えてほしいとの要望です。しかし理髪店も減って、そのうえ少子化で花嫁候補がいないのだそうです。この業界も後継ぎと嫁問題があるのです。
いいお嫁さんが来るといいのですが。この店は家庭的なお店です。
しかし理容資格者同志の結婚、それも資格優先の考え方では継続の難しい業界となり大手のチェーンに侵されてしまうかもしれません。
場所柄（単身マンション・アパートの密集地）、ほかの客はみな若く、大声で話し、笑うのです。このにぎやかさはびっくりです。散髪中は静かに眠れるのが普通と思っていた常識がもう過去のことだと分かりました。
シニアはみんなどこで散髪しているのでしょう。
しかも 驚いたのはカット代が3900円（消費税込）で浜松より安いのです。
土地代や人件費の高い東京でも、価格を抑え大手チェーンと対抗しています。
画像 上 右のおしゃれな建物が理髪店
下 中野坂上の高層ビルの下に位置する理髪店
岡山では、一番最初に下宿をした街、南方の散髪屋さんに、１０年以上お世話になっています。今は半年近く行っておりませんが、転勤で岡山市内を離れているときも、南方まで通っていました。
マスターとの会話、そして思い通りに仕上げてくれる安心感は何物にも替えがたいです。
いつもは某市の庁舎の地下にある職員とＯＢの専用（らしい）のところに30年。2100円！おかげで会社で仕事に飽きると市役所（知り合い多数）に営業に行ってきまーすと言って、気分転換に行けます、ちょこまか行くせいで仕事中に散発しても目立ちません。
今日の地元紙に、会津若松市で戊辰戦争の戦没者の慰霊碑を城の前に建てたという記事が載っていました。薩摩や長州からも寄付があったなんて見出しがついていました。あの地方はまだ記憶が生きてるんですね。
今日はお越しいただき誠にありがとうございました。
タイトルとまた全然話題になってしまい申し訳ありま
せん。
先輩くらいのお歳になっても奥さんといっしょに買い
物に行かれるんですね。。。
羨ましいです。
僕の歳とってもいつまでも夫婦仲良くしたい、お手本のようです。
いつまでも買い物に行ける夫婦、なかよく手をつない
でいられる夫婦でありたいです。
さて今回お越しになった話は、あまりにもローカルな
新見の話題なので、僕のブログでご覧ください。！
あ～それにしても阪神はちょっと疲れたっすかな？？
南方の散髪屋さんですか。
学生時代、配達のバイトで市内のほとんどを回っていました。みかん箱に岡山市政便りという広報誌を町内会長の家に配っていたのです。
高校生の頃からホンダの125ccのオートバイを乗り回していましたから、配達は苦ではなかったですね。
杜しまさん
散髪代ずいぶん違いますね。東京でも刈るだけでひげを剃らないと2000円くらいから看板を見ます。杜しまさんのように、同じところで散髪できることは、案外幸せなことかもしれませんね。
昨日の散髪屋さんは会津出身で、お母さんのおじさんが、まだ「薩長がなんたら・・」と歴史を引きずっていると同じようなことを言っていました。
この年になったら、仲が良いふりができるのです。
私営業出身ですから「瞬間芸」には自信があります。
それを見透かした上で、かみさんはその上をいくわけです。かみさんのネットワークは、私を上回る200人近くと付き合っていけるのです。しかもブログでなく、フェースｔｏフェースで。月のうちかなりの時間、九州・沖縄から東京まで泊りがけで出かけます。
っていうか、そう自分に言い聞かせるんです。
初めて会った人とでもよく喋る私の感想を
「人懐っこい」とか「明るい」とか
言ってくださいますが
元ベース弾きさんの
＞小心者なので沈黙が続くのは苦痛です。
っていうところを読んで
実は私もそうなんだって
ちょっぴり笑ってしまいました。
私も小心者ですから
「とっておきの時間」からキラキラです。
ご訪問にコメント、有難うございました。
男の方は特に床屋さんを変えるのを嫌いますね。
夫と同じ理由を拝読してビックリしました。
・・・・・・・・、
そう云えば私もずっと同じ美容室でした。苦笑。
座れば黙っていても用が済む処がお気に入りです。
理容店にお嫁さんが来る事を祈って・・・
確かに初めての所は気を遣いますよね。
私はもう20年以上のお付き合いの美容院でカットして貰ってます。
だからお任せで、髪の癖、好み、
みんな分かっていただいています。
私は昔はともかく、今は気が小さいことを「売り物」にしているのです。そうすることで気楽に、誰にでも同じように接することができるからです。隠すものがなくなりました。
キラキラさん
ご主人も同じですか。
散髪屋を変えるのに勇気がいるのは私だけかと思っていましたが、そうではなく皆さんも同じだとわかり、安心しました。そのうえ 女性もそうだなんて。女性は、もっとこまごま説明の必要があるのでしょうね。
理美容業界が、安住していた理由がわかりました。
コロ直さん
２０年ですか。
ということは、美容院は半永久的にお客さんをつかめるのですね。我が家の東京の３人の娘が同じところに行っているのだそうです。その理由は、担当する個人の魅力らしいのです。同じ美容院でも違うそうですから、指名するそうです。
いくら丁寧に切るところを説明しても
１００％自分のイメージの髪型にならないので
どんな髪型にされるか
ものすごい不安になります^^;汗
沈黙も同じくきついところがありますね^^;
何か話さないと～って自分で
ずっと思ってて結局なにも話さなかった
っというオチになっちゃいます笑