野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

あじさいの花

2016-05-31 19:45:31 | 庭の植物夏
バラが終わって寂しくなっていく庭を眺めながら
アジサイがあってよかったなと感じています。


昔からあるガクアジサイ

かなりの大型種で、頭の上まで伸びています。


小型で花がたくさん咲く白いアジサイ

お花屋さんのアレンジからの挿し木です。
今年はなぜか4月から咲いていました。


ちょうど見頃なのが

園芸店のガクアジサイ
スミダノハナビとはちょっと違うような、、


咲き始めたばかりの

「さおり」
母の日プレゼントから3年目
まだ鉢植えのままですがかなり伸びてきました。


こちらは品種名不明

一枝の挿し木からこんなに大株に育ちました。


まだ他にも咲いていないのがあるので
しばらく楽しめそうです。
梅雨の時期を迎えて、病害虫とか蒸れとか、、
なんの心配もいらない植物はホッとしますね。





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テリハノイバラの季節

2016-05-29 18:16:18 | 庭のバラ初夏
バラの季節はどんどん進んで、いよいよ最終章です。


山野草店出身とげなしテリハノイバラ
(関東のほうの海岸で見つかったという話です)


葉がすこし大きめで花びらがひらひらしています。


近所の山のテリハノイバラ

レモンの香りがする株


這性だけどどことなく、
ミヤコイバラ風でかわいいです。


ヤブイバラふうのちいさなテリハノイバラ



大きな花のテリハノイバラ


山のテリハは鉢数でいうと20以上あって、ちょっとなやんでいます。
どれもそれぞれかわいいけれど、夏越しのことを考えるとね。
花を見て香りを確認して、、残す株を厳選中です。


ホワイトマックスグラフ

テリハノイバラを見慣れた目には花が大きすぎて!!

リュウキュウテリハ

冬の間もずっと咲いていたけれどいよいよこれからが本番





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ブルノニーと似ている野バラ

2016-05-28 18:58:28 | 観察
ロサ・ロンギクスピス

別名にRosa moschata var yunnanensisとか、Rosa yunanensisというのがあって
すごく興味しんしんですが、中国の西南部(雲南、四川、貴州、インド北部にも)
広く分布していて変異の幅が広いらしいですね。
花の数が4-5花から10花とか、、その中でも花の多い変種がシノウィルソニーということでしょうか。
香りについてはある本に「バナナ」と書かれていたりして
気になっていますが、粉っぽいムスク香の陰にノイバラ香が混じったという感じかな、、
良い香りだけどバナナとは思えないままです。



ロンギクスピスよりもっと花つきがよくて豪華なのが

ロサ・ムリガニー
ジョージフォレストが雲南省で採取したということで中国のバラなのですが、
この名前は中国植物誌には載ってなくて、あれこれ想像しています。
この花もフルーティな香りとか、バナナの香りと書かれていたりもしますが、
私の株は頭がくらっとするような強いノイバラ香です。
時によって香りは変化するのでいつか違う面を知る日が来るかなと楽しみでもあります。


今年はブルノニーの花がたくさん咲きました。
実生10年目、本来の姿が出た頃でしょうか。

日当たりが好きなようで、木の上から咲き始めます。
(2階の窓から見られるように植えたらよかった・・)


Rosa moschata var.nepalensisということで香りの確認が夢でした。
ロサ・モスカータの香りとはちょっと違いますね。
もう少しダマスクにあるようなスパイスが効いている気もします。
やさしくて暖かい、元気が湧いてくるような、うれしい香りです。


長い枝の先に咲く花は枝垂れて

咲き始めはクリーム色で、花粉が金色、
こういう姿もかわいいですね。


ブルノニーとムリガニー、ロンギクスピスの花枝を切って
花房の大きさを比較をしてみました。

右がブルノニー

左はムリガニー、
中と下の2つはロンギクスピスです。

ブルノニーは「複傘房薔薇」というだけあって、花房がいくつも重なっています。
花梗が長いのですっきりして花がきれいに見えますね。
ロンギクスピスは花梗が短いのでぎゅっと詰まった感じ、
しかも枝が斜めに伸びるので、花瓶に挿そうとするとくるくるまわって収まりません。
その点ムリガニーは直立する枝もあるので花瓶に挿すこともできます。
でもぎっしりと花がつく感じはロンギクスピスと似ていますね。
関係があるのか、違うバラなのか、じっくり比べてみたいなと思いました。












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実生ローズマリーヴィオー

2016-05-27 19:53:30 | バラの実生
遅咲きタイプです。

咲き始めはほんのりピンク色ですが、

開くと純白。


どう見てもテリハの八重咲きという感じですね。

お母さんには全然似てないです。


こんな感じのバラは我が家にはないので、

いったい何が起こったのか・・・不思議です。

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ハマナスとマイカイ

2016-05-26 19:48:27 | 庭のバラ初夏
一番最初に実生したハマナスなので10年来の古株です。
暑さにも負けずスクスク育っています。

大きくなるので大胆に切り戻していますが、
地下茎が走ってあちこちから太いシュートが出て来て

80㎝くらい伸びたところで花が咲いて


一日で散ってもまた次の日には咲くので

毎日花が見られて贅沢な気分です。



今年はマイカイも調子が良くて

大きな花束のようでゴージャスです。
八重なのに、花つきがいいですね。


今年の花は花粉が見えているので
もしかしたら実がつくかも・・と期待して
収穫は花びらだけにしています。
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アネモネフローラ

2016-05-25 22:25:44 | バラの観察
Rosa anemoniflora Plena
重辨銀粉薔薇

フォーチュンがダブルイエローなどと一緒に収集した
中国の古い栽培品種ということですね。

小さななつる性で、花も小さいです。

外側の花びらはノイバラサイズでハート型、反り返って、
中の細長い花びらが玉のようになる八重咲きです。


咲き始めはほのかにピンクで、開ききると白になります。
花の形も珍しいですが、特徴的なのはほっそりした3枚の葉ですね。
開花時期はブルノニーなどと同じで、わりと遅咲きです。


『中国植物誌』などを見ると、ノイバラ節に分類されていて
福建省原産の単弁のものがあるそうです。


八重の栽培品種からはノイバラの仲間とは思いつきませんでしたが、
たしかにめしべはひとつにまとまっていますね。
托葉に切れ込みがほとんどないのに、
ブルノニーの仲間としていないのはなぜかなぁと思います。


このバラの葉が3枚のところや、房咲きの様子からか
モッコウバラとモスカータとの交雑種とする説もあるらしいですね。
開花の時期が違うバラが同時に咲く場所があって交雑したの?とか
淡いピンクのところはカタイエンシスがかかわったのかな、
などと勝手に空想しながら
時空を超えて愛されてきた中国のオールドローズを眺めています。
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五家荘紅花ノイバラ(一重)

2016-05-24 19:50:03 | 観察
ノイバラと名前がついていますが、
開花時期はテリハノイバラと同じで遅く、
枝ぶりも、光沢がある小さな葉も、幅が広い托葉も
花の感じも、、テリハノイバラ?
という感じですが、花が・・


野バラとは思えないほど赤いですね。
中心が白くてそこに金色のおしべがふわふわと開いて、、
なんとも言えずかわいいです。

でも目を離すとすぐにうどんこをかぶって真っ白になるのが悩みです。
それで予備のために挿し木したら上に伸びるタイプになって

最初の株(下の小さな葉と花)とは違う感じになって
もしかしたらツクシイバラなどの遺伝子もあるの?
などといろいろ想像がふくらみます。


挿し木でも感じが変わっていくものなんですね。
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イザヨイバラと刺梨

2016-05-23 19:55:26 | 庭のバラ初夏


イザヨイバラ
Rosa roxburghii

こんもりと茂って、次々と花が咲くバラですね。
中国の古代品種で、日本には300年以上前には来ていたらしい、、
花の一部が欠けるところから十六夜というらしいのですが、
見ているとまん丸の満月のままのもあれば、欠けすぎて半月の時もあったりして
いろいろ咲いて楽しいです。


漢方の本のイザヨイバラは

ロサ・ロクスブルギー・ノルマリスのことですね。
分布は江蘇、湖北、四川、貴州、雲南、広東などで、
中程度の山や低木林の縁、道端などに生えているそうです。
根も葉も果実も薬用にするとかで、生薬名は刺梨(シリ)と書かれています。

特徴はこの実ですね。
生食できて、ビタミンCたっぷりで暑気払いにも良いらしい・・


私には薬効よりもなによりも、種まきしたらどうなるかなぁという興味

発芽するなりウドンコまみれになって諦めかけましたが
2013年の発芽苗が今日、咲いたので報告しますね。


つぼみに色が見えたのが昨日でした。


朝起きてからは何度も見に行って


7時半ころに開きかけて


全開になったのは

10時過ぎでした。

葉の様子がお母さんよりも細かくてシワシワだから
なにかサプライズがあるかなと期待したけれど、
花は同じでしたね。

でも、愛着が湧くし

鉢植えでコンパクト収まってくれるところ
葉が小さくてつぼみがたくさんつくところがよかったなと思います。
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野生のミヤコイバラ

2016-05-22 19:53:34 | 観察
バラ園で購入したミヤコイバラは

花も大きめでひらひらして、雄蕊がきゅっと閉じているので
上品でオシャレな感じがします。


私が近所の山で見つけた株は

研究者のМさんに「ミヤコイバラです」と認定してもらったのですが、
葉が小さくてつやつやしています。


花も小輪で、どちらかというとキュートなタイプ?

野バラなので個体差も大きいだろうし
もともと徳島は分布域から外れているので
こちらに分布するヤブイバラに近いのかな・・?と思ったりして
いつか自生している野生のミヤコイバラと比べてみたい!
と願っていました。

その願いがとうとうかなって、
岐阜の方に頂いたミヤコイバラの苗に蕾がつきました。

上が徳島、下が岐阜のミヤコイバラです。


葉の大きさ、つぼみの付き方、開花時期も同じです。
徳島のもミヤコイバラでいいんだなという実感が湧いて
しみじみとうれしいです。


でも細かく見るといろいろ違っていますね。

岐阜のはつぼみがピンクで、腺毛が少なくて
葉の質感も艶がなくて平たい感じ、
そんなところはバラ園のミヤコイバラと同じですね。



翌日の花も多少ひらひらしています。


こちらのものはやっぱりヤブイバラに近くて、
本来のミヤコイバラはオシャレな野バラなんだなと感じました。







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カタイエンシスとその実生

2016-05-21 20:01:07 | 観察
ロサ・ムルチフローラ・カタイエンシスの実生苗


咲き始めは黄バラ?と思うほどですが、


開花にするにつれてクリームホワイトになります。

四季咲きなのはアリスターステラグレイと交雑したのかなぁ、、。
今年は少し大きくなって、ミニバラサイズは卒業です。


おかあさんも咲き始めています。

咲き始めは濃いピンク


次第に淡いピンクになっていきます。
この株はもしかしたらカタイエンシスと違うのでは?
と言われていると聞きましたが
花も葉もかわいいのでお気に入りです。


実生して一季咲きをから四季咲きが生まれるのは
お母さんがすでに四季咲き性との交雑種だったからと聞いてから
ずっと気にして見ていますが、何バラが混じってこんなバラになったのか
全然想像がつきません。












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エルダーの支柱

2016-05-20 20:40:25 | 暮らし
エルダーはドンドン枝が伸びるので


花が終わった後で剪定した枝は
乾燥させてから支柱に使っています。


ザラザラした質感や曲がり具合が
鉢植えの蔓バラを絡ませるのに良い感じなのですが、、



よく乾燥させたと思っても、
鉢に挿しているうちに芽が出て花が咲きます。



小さなエルダーの出来上がり、、
ナチュラルな雰囲気でいいかなと思ったりもしますが、
土の中のことを考えるとやっぱり、、抜かないといけませんね。








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実生カキネバラ半八重

2016-05-19 20:13:44 | バラの実生
カキネバラの実生苗のひとつです。


咲き始めはアプリコットで、



次第に淡いピンクのバラになって


翌日は

かすかにピンクの白バラになりました。
香りもいいですね。
粉おしろいのようなやさしい香りです。


3日目になっても

咲き続けています。
花持ちがいいですね。

うれしいバラが生まれました。



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遅咲きの白い野バラ

2016-05-18 20:32:59 | 庭のバラ初夏
バラの季節はどんどん進んで最後のお楽しみ、
遅咲きの白い野バラが咲き始めました。


ロサ・ブルノニー



ロサ・ムリガニー



ロサ・シモサ



ミヤコイバラ〈京阪〉



ヤブイバラ〈剣山系〉

白い野バラを見るとホッとします。





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変化朝顔の楽しみは

2016-05-17 20:10:25 | 観察
双葉の時から始まっているそうですね。


豊露は葉が広くてリッチな感じ、
蜻蛉葉は双葉の時からトンボみたい、
柳白撫子は白い斑入りで、、
それぞれに特徴があって双葉の時からかわいいですね。


変化する確率は低いそうですが、
どれがそうなのやら、、
なにしろ初めてなので、ただぼんやりと眺めています。


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ツクシイバラと湖南バラ

2016-05-16 21:07:51 | 観察
宮崎のツクシイバラはすごく大きくて、

日当たりのいい場所では、抱えるほどの大きな花房が
天に向かって咲いています。

木陰に誘引した枝は細く枝垂れて

実生湖南バラと絡まりあって咲いています。


さてここでクエスチョン、
どれが湖南バラ実生で、どちらがツクシイバラでしょうか。

答えは、
上は実生湖南バラのピンク色タイプ
下半分の雄蕊が多い方がツクシイバラです。


湖南バラはいろんなタイプが生まれていて

白いノイバラタイプと


ほんのりピンクの半八重


底白で濃い紅色の一重とがあって

半日蔭にも耐えて明るく彩ってくれるので



鉢植えから解放してあげようかなと思っています。


ちなみに、実生湖南バラの母

ツクシイバラに押されて日陰になったせいか
色白のほっそりさんに咲いています。

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