野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

緑の香り

2007-06-30 17:18:38 | 庭の植物夏
今日はちょっと涼しくて、ほっとしました。前線か下がったので、風は北風です。今日で6月も終わりですね、庭は緑でいっぱいです。
ミントシャワーが涼しそうに咲き始めました。これもそうですが、他にもミントの仲間ではないのに、ミントのような香りがする植物がありますね。



こちらは花の咲く頃には葉が白くなる、広葉のマウンテンミントです。
マウンテンミントには何種かあって、葉の細いものから中くらいのものとがありますが、全部同じようにスっーとミントの香りがします。名前がミントでも、これもミントの仲間ではありません。


これはキャスリーンのちびっこ苗に咲いた花です。
やっぱり八重です。今度はもう少し大きく咲いて、花びらもしっかりしてきました。しかも半分が濃いピンクでもう半分が薄いという、変わった咲き方です。
蒔いたときから驚きの連続でした。一ヶ月足らずのスピード発芽、10センチ足らずで開花、そして2回目の花は2色、なんて面白いバラなんでしょう。これからどんな姿を見せてくれるか、本当に目が離せないバラです。
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実生のカカヤンバラ

2007-06-29 17:35:07 | 庭のバラ夏
蒸し暑いです。
ご近所のお宅では庭木の手入れが始まっています。松を手入れするハサミの音が聞こえてきます。早めにさっぱりとさせておくのでしょうね。
うちもうっそうと茂ってきました。はやく対策しておかないと大変ですね。やはり虫が深刻でしょうか。でも、この蒸し暑さ、なかなか気力がわきません。

実生のカカヤンバラにつぼみが見えています。(残念ながら後ろ半分は虫に噛まれて黒い穴があいていますが、、)
これは2004年の12月にタネを蒔いたものです。そしてことしは4年目。虫食いだらけですが、念願のつぼみまでこぎつけました。
カカヤンバラに関する資料では必ず出てくるのが馬場大助ですね。『草木譜』には、
1830年(天保1)の12月23日、高田の四季園主佐橋節翁宅に、先年カカヤン国へ漂流して無事帰還した船長を招き、同国から持ち帰った子実を貰い受ける。
資生圃馬場大助、研芳園設楽芝陽も来合わせる。
翌天保2年3月資生圃その種子の発芽に成功し、4年秋にいたって花開く。これをカカヤンバラと名づける、とのいきさつが書かれているようです。

私も同じように12月にタネを蒔いてみました。たしかに翌3月に発芽、ふむふむこのままいけば、発芽3年目に咲くかなと期待して待っていました。
それがノイバラよりは発育がすごく遅いです。いまでもまだ10センチくらいです。こんな大きさで花がつくのかと心配していましが、つぼみがついて感激しています。彼のは秋になって咲いたそうなので、他の株もまた希望は残っていますね。
カカヤンバラはハマナスのように、秋になっても咲くところが面白いです。南国のバラと北国のバラ、日本にはいろいろなバラがあるものですね。

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夏の夕方のユリ

2007-06-28 18:32:50 | 庭の植物夏
降ったり照ったりと忙しい一日でした。蒸し暑くてべたべたしています。
油絵教室から帰ってみると、ユリが咲いていました。
まだ明るい夕方の庭に、香るユリ。
暑苦しさもすこしのあいだ忘れます。
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総合テレビで

2007-06-27 20:23:29 | 暮らし
お知らせです。
「素敵にガーデニングライフ、いつも香りに包まれていたい」が、明日、総合テレビで放送されます。
といっても残念ながら、見られるのは徳島の方だけですが・・。

総合テレビ、28日木曜日、午前11時05分からです。
BSで見られなかった方は今回が最後のチャンス?!だと思います。よかったら見てみてください。
来週の同じ時間には、小松島の方の「こだわりの緑を集めた庭造り」の放送があるそうです。
ノイバラのアーチが素敵でした、一度お伺いしたいものです。
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ムタビリスとヤエヤマノイバラ

2007-06-27 19:16:07 | 庭のバラ夏
今日は30度を越していたようです。梅雨だというのに雨が降らなくて、温度がぐんぐんあがって、すごく暑いです。


これはムタビリスです。
切れ目なく次々咲いてくれるのと、咲き始めの色が魅力的なバラです。
今の花は小ぶりでかわいい咲き方ですね。一重のバラの魅力がいっぱいです。


こちらはヤエヤマノイバラです。
カカヤンバラという別名もあります。
この花は香りがよいので虫がいっぱい来ますね。写す時にちょっと横にどいてもらのですが、すぐ寄ってくるので大変です。
今朝はめずらしく開ききっていたので写してみました。いつもはこんなに平たく咲くことはないです。受け咲きというか、抱えるように咲きます。開ききるときはたいがい散りかけなのですが、、。

これで最初のつぼみは全部開きました。これからは返り咲きというか、思い出したようにぽつりほつりと、冬になるまで繰り返し咲きます。
日本の野生バラでも、長く咲くバラがあるんですね。
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センパーフローレンスとテリハのアキちゃん

2007-06-26 20:01:25 | 庭のバラ夏
これはすみごんさんのセンパーフローレンスです。
〈写す人が変わると花も変わって見えますが〉うちのとはずいぶん様子が違うので、ずっと気になっていました。観察にどうぞ、と送っていただいたときは、とてもちいさく剪定されていました。それがぐんぐん伸びて、もう花が咲いてくれました。
四季咲きのバラは、新芽が伸びればその先に花芽がつく仕組みになっているそうです。でも、せっかくついても開かないで落ちてしまうことも多いです。それがこんなにきれいに咲いてくれて、すごくうれしいです。


こちらはつぼみのついている枝です。すらりと花柄が長いです。
花の咲き方も茎の長さも、うちのとは全然違います。センパーフローレンスというバラもいろいろあるのでしょうか。これからどんな様子を見せてくれるのか、うちのと比べながら観察してみたいです。


今日はもうひとつ、かわいいバラが咲きました。
これはplumさんに頂いた多摩川のテリハノイバラ、アキちゃんです。こんなにちいさいの苗なのに、大きな純白の花が咲きました。香りはおなじみのノイバラの香りです。とても強香です。
特徴は葉の形です。テリハは同じ大きさの葉がずらりと並ぶのですが、これは付け根のほうは小さい葉で、しだいに大きくなっていくところです。
ちょっとアズマイバラのような形に見えます。なにかが交雑しているのでしょうか。この枝は秋に多摩川で観察した時にも咲いていたそうです。こちらもこれからどんな展開を見せてくれるのか、とても楽しみです。


夕方になって閉じかけたので、リュウキュウテリハノイバラと並べてみました。手前がアキちゃんで、向こう側のまとまって咲いているのがリュウキュウテリハです。
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赤いバラもいいものですね

2007-06-25 19:26:45 | 庭のバラ夏
今日は梅雨前線の活動が弱まっているとかで、かんかん照りで、真夏の暑さでした。
しかも、近所の休耕田の雑草を刈り払う音が一日響いていて、暑いとのうるさいのとで、頭がどうにかなりそうでした。やっと静かになってほっとしています。
ふだんなら気にしないのですが、今日は締め切り間近の絵を描いていたので、よけいうるさく感じました。なんて周りのせいにしてはいけませんね。本当はどう描けばよいのか、決まらなくて悩んでいたというわけなんです。


緑の濃くなった夏の庭の赤いバラは、遠くから見てもよく目立ちますね。これは紫燕舞飛〈ツーヤンフェウ〉です。
ちいさな挿し木苗なのにきれいに咲いてくれました。名前は漢字だし、分類もチャイナとなっていますが、中国で作られたバラでしょうか、くわしいことはよく分かりません。香りはすがすがしいチャイナ系です。


こちらはマダム・イザーク・ペレールです。〈もっと濃いローズ色ですが淡くうつっています〉背景は、同じような色具合のモナルダです。
今までは淡い色ばかりに目が行っていましたが、庭の木が大きくなって緑が多くなると、赤いバラがあってもいいなぁと思い始めました。
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ばらになったのぞみちゃん

2007-06-24 19:51:10 | 庭のバラ夏
今日はとっても悲しいお話を読みました。
「ばらになったのぞみちゃん」というちいさな本を頂いたのです。それはあのかわいいバラ<のぞみ>の名前にまつわる話でした。

画像は、たった一輪だけ咲き残っていた<のぞみ>です。

<のぞみ>は海外の本にもよく紹介されていますね。日本で作出されたバラ、しかもアマチュアが作り出したバラとして、これだけ世界中で愛されているバラも少ないかもしれません。私もとても気に入っています。
でも、その名前の由来は知りませんでした。それで、 Botanica's Rosesを開いて、文字をたどってみました。
'Nozomi'means hope and was the name of the raiser's niece who died aged four.

このバラの名前は、小野寺さんの姪御さんの名前だったんですね。
今日読んだ絵本でわかった悲しいこととは、その女の子はわずか4歳でなくなってしまったということです。
満州で育ったのぞみちゃんは、終戦になって日本に引き上げることになるのですが、長い厳しい旅の途中で、最初は一緒だって母さんもおばあさんも亡くなってしまって、とうとうたったひとりの旅になり、あと少しで帰り着くというところで神様のもとに旅立ってしまったと、絵本には書かれています。

そんな悲しいお話があるとは全然知らずに、のんきに栽培していましたが、これからはこのバラを見る目が変わりそうです。
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チョウシュンというバラ

2007-06-23 22:26:59 | 庭のバラ夏
夏のバラが、虫や病気のなかで、ポツリポツリと咲き始めました。
これは、オールドブラッシュだろう思って育てているバラです。世田谷の友人から、いつからあるかわからないが、75年以上前から庭にある「田舎のバラ」ということでもらったものです。

それまで気にしてなかったのですが、その気になって見てみるとあちらこちらで見かけます。それで田舎のほうのひとに「これは何でしょう」と質問をしてみました。
「ちょうしゅんでしょう?、おばあさんはそうよんでいたわよ」とこたえてくれました。徳島の田舎に長春という名前が残っていることに感動しました。
方言集を見てみると、日本にふるくからあった薔薇のことをチョウシュン呼ぶ地域は京都あたりにもあるようです。
わが家のおじいさんは、「バラボタン」と呼んで、「とげがあってもええわ、仏壇にあげとけ」なんて、供花にバラを使ってもいいと言っていたことを思い出します。

あるいは、グイボタンと呼ぶ地域もあるようです。グイというのは刺のことです。杭のことかと思ってピンときませんでしたが、はっと気がつきました。こちらではグミのことをグイミと呼びます。すごく刺がありますよね。それで刺のある実という意味なんですね。
田舎のひとたちは分かりやすい呼び方で、薔薇のことも「とげのある花」というネーミングなんだなぁと、グミの実を食べながら納得しました。
田舎のお年寄り達ががなにげなく使っている名前にも、歴史のロマンを感じます。


こちらは一棒粉です。
ちいさな野バラのような花が、また咲き始めました。緑のなかにぽつんと咲いているのをみると、七姉妹として図鑑に載っていた赤い中国の野バラを連想します。画像は薄くなってしまいましたが、日本の野バラにはない濃いピンク色です。横からみると花梗に腺毛が生えているのに気づきました。こんなところばかりに目が行きます。
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ヒメガガブタの花

2007-06-22 21:03:08 | 庭の植物夏
今日はふったりやんだりの一日でした。蒸し暑くてじっとしていても汗だくになります。
そんな中、雨のやみ間をぬって畑仕事をしました。ウリなどの苗が大きくなって待ったなしです。ほかにも蒔いていた苗が次々と定植の大きさになるので、予想外の忙しさです。収穫した玉ねぎもつるさなくてはならないし、雑草もぐんぐん大きくなります。肉体労働の毎日です。

メダカのプランターに入れているヒメガガブタの花が咲いています。ちいさな白い花で、葉も繊細、メダカのおおきさにピッタリで、涼しげです。(あんまりちいさいので、カメラがちょっと傾いてしまいした)
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キングローズというバラ

2007-06-21 19:56:46 | 庭のバラ夏
昨日はミントさんに送って頂いたバラの観察をしました。これはキングローズです。左後ろに見えるのがドロシー・パーキンス、一輪咲いている赤い花はレッド・ドロシーです。

キングは、徳島でもよく見かけます。垣根に沿わせるバラとしては定番で、遠めにも鮮やかに、埋め尽くすようにたくさん咲いているので、それをみただけでそのお宅に入るのがためらわれるほどで、私には鮮やか過ぎるバラでした。
そんなわけで、いままであまり考えたこともなかったし、近づいて見たこともなかったのですが、今は日本で栽培されてきたつるバラ(こちらではカキバラ言います)のことを調べているので、このバラのことも勉強しようと思っています。

MODEN ROSES XIを見てみたのですが、King Roseというの載ってませんね。検索しても詳しいことは分かりませんでした。NHKのバラ大百科には、ハイブリットムルティフローラに分類されていて、交配または交雑による品種と考えられるが詳細な来歴は不明、と書かれていると聞きます。日本では定番なのに海外では知られてないのでしょうか。名前はキングなのに・・・???

どういうバラなのかわからないまま、手にとって眺めています。こうしてみると、かわいいバラですね。葉の枚数は5枚から7枚です。ツクシイバラのような光沢があって硬いです。でも形が、ノイバラよりもツクシイバラよりも、丸みを帯びています。
花の付き方も違いますね、開いた傘のように丸い展開です。テリハの改良種のドロシーパーキンスなどは、花の付け根に托葉というか苞葉というか、ちいさな葉のようなものがつきますが、これにはありません。ツクシイバラのような腺毛がちくちくとついているだけです。

ハイブリッドムルチフローラの系統の元になったパラは、おなじみのノイバラ(ロサ・ムルチフローラ)ではなくて、中国の園芸種のカルネアやプラティフィラだということです。それがどんなバラだったのか、なにかその名残が残っていないかと、飽きずに眺めています。
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畑のアーティチョーク

2007-06-20 19:50:44 | 散策
今日は暑かったですね。かっと照りつけて、気温もグングン上がりました。
こちらは畑のアーティチョークです。これはタネを蒔いたものですが、刺のすくない品種で、グリーングローブという名前でした。いろいろ栽培品種があるのでしょうね。
昨日はまだ咲いてなかったつぼみが、今日見ると糸のようなしべが出始めていました。


これは満開の花です。すこししおれかけていますが、こう見ると全体の様子がわかるでしょうか。庭のチョウセンアザミとはずいぶん形が違いますね。

アーティチョークはつぼみを食用する野菜ですが、じつは全草ハーブです。これだけある大きな葉をなにか使えないかと思うのですが、まだいちども試したことはありません。
『メッセゲ氏の薬草療法』には、いわゆる50代になった人のさまざまな症状のいちばんよい予防薬だと書かれています。コレステロールが原因でおこるさまざまな障害を防いでくれるのだとか。
全草を乾燥させたものはハーブティとして飲まれるらしいですね。かなり苦いらしい・・飲んだことはありません。それと、葉からは灰色染料がとれるそうです。
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チョウセンアザミの花が

2007-06-19 22:01:55 | 庭の植物夏
今日は晴れて蒸し暑くなりました。やっと晴れ間がのぞいたので、油絵教室の方がアーティチョークを見に来てくれました。
これは庭のチョウセンアザミです。どちらかというと観賞用という感じで、花がよく目立ちます。まだ試したことがないのでよくわかりませんが、もしこのつぼみを食べるとしたら、刺がちくちくと刺しそうです。
食用のほうのアーティチョークは畑に植えてあるので、庭の花を見たあとで一緒に見に行きました。ひとつ、すごく大きなのが咲いていました。カメラを持っていかなかったので、その写真はまた明日写してきます。


夜になると、ミントさんのお庭からかわいいバラの花束が届きました。といっても、今咲いているバラを観察するためにわざわざ送ってくださったものです。ひとつひとつ白い紙に包まれて、メモがついています。
箱を開けたとたんに、ふわっといい香りがしました。これは東北のノイバラの香りですね。離れていても香りが漂っています。
注目のカキネバラと、いま私が気になっているバラのことで、キングローズや、ドロシーパーキンスも入れてくれていました。キングローズはあまり近くで見たことがありませんでした。赤い花が迫力で咲くのでちょっと苦手でした。でも白いノイバラとあわせると素敵ですね。カキネバラもやさしい色具合です。こうして取り合わせると、お花さんでは売ってない素敵なバラの花束になりますね。このあと水切りしてコップに挿して、机に並べたのですが観察するのも忘れて、しばらく見とれていました。
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ポリアンタローズもいろいろ

2007-06-18 19:25:12 | 庭のバラ夏
今日は一日雨でした。しとしと静かに降っています。半袖一枚では肌寒いくらいで、長袖を羽織っています。6月といっても気温の変化が大きいですね。

今日はフィリスバイドを写してみました。
咲き始めは黄色で縁がピンクでした。かなり濃い色だったのですが、今日は開ききって花びらが反り返り、色も淡くなってきました。
これはまだちいさな挿し木苗で、新芽が伸びたと思ったら、つぼみがついて、たった一輪ですが花を見せてくれました。頂き物で、どんな花が咲くのかよく知らなかったので、感動しています。
フィリスバイドはポリアンタの系統に分類されていますが、2メートル以上にも育つつる性だそうですね。
ポリアンタと言えば、1860年頃に日本からフランスに渡ったノイバラが元になっている系統で、コンパクトな樹形、花数の多さが特徴だと思っていました。こんな可憐なつる性のものがあるなんて、ちょっと意外でした。秋にも少し返り咲くようなので、こんどはどんな姿を見せてくれるか楽しみです。



こちらはアンヌマリー・ド・モントラベルです。ポリアンタの系統で、ごく初期のものです。コロンとしたカップ咲きだった春の花より、ひとまわりちいさくなって、感じが変わってきました。しべが見える咲き方も、これでなかなかかわいいものです。夏中咲いてくれるようなのでうれしいかぎりです。ナチュラルガーデンに似合う可憐なバラも、いろいろあるものですね。
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ヤクシマテリハノイバラ

2007-06-17 19:38:31 | 庭のバラ夏
梅雨だというのに、今日も取水制限のニュースが流れていました。
いくらでもあると思っている水が、実際に使えなくなったら・・、なんて考えたことなかったです。吉野川はいつも水があるのですが、さすがに少なくなっています。取水制限をしているからでしょうか。今年はそんなに雨が少なかったんでしょうか。
みんなが節水しているようなときに、鉢植えの植物に水をやっているなんて、ちょっと心苦しいです。う~ん、夏越しはどうしょう・・と、真剣に考えはじめました。

今朝は、ヤクシマテリハノイバラが咲きました。葉のこまかいコンパクトなテリハで、とっても素敵なバラです。やわらかい枝がするするとよく伸びます。花の印象も個性的です。かならず花房が下に下がります。
テリハノイバラにもいろいろとタイプがあって、みなそれぞれにかわいいものですが、この花は特に印象的です。とても洗練されているので、もしかして園芸種?と思うほどです。
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