野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

バラモミ

2008-11-30 19:07:10 | 散策

バラモミ
今年の実でしょうか、まだ緑色ですね。ほんとにバラの花のように見えます。
時々茶色になったのが落ちているので、もらってリースの飾りにしたりしています。

今日は暖かだったので小学校に行って、苗の植え付けと枯れた花の刈り取りをしてきました。
前回植えつけた苗もしっかりしてきて、来春が楽しみです。その様子はこちら>>
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ミニバラの実生

2008-11-29 19:41:37 | バラの実生
種から育てるミニバラ、ローズエンジェルにこんな花が咲きました。


最初は一重の花が咲いたのに、いつのまにか花びらが増えています。
最初の花の様子はこちら

それに花芯の様子も変化していますね。
一重の花はノイバラのように花柱がまとまっていたのに、これはチャイナのようにばらけています。
同じ株でも変化するんですね、、、おもしろいです。
もっと増えて親と同じようなひらひらの八重になるのでしょうか、
それともまたひとえに戻るのかな、、今ついている実を蒔いたら次はどんな花がさくのかな、なんていろいろ考えて実生は楽しいです。
ミニサイズの四季咲き性なら、実生が気軽に繰り返せるのがいいですね。

もうひとつ、種から育てるミニバラで、ローズ リトルビューティーです。

こちらはノイバラのような咲き方です。
花柱がひとつにまとまっていますね。
四季咲きならチャイナと思ってしまって、それなら花芯がばらけているのかな、なんて思うのですが、花だけを見てもよくわかりませんね。

これは実生苗を頂いたもので、最初から一重の花が咲いています。
カタログを見ると「コンパクトな草姿で、八重花も多い。"フェアリーローズ"からの選抜種」と書かれています。
フェアリーローズというと、ミニバラのルーツの話で出てきました。
中国から紹介されてヨーロッパで実生されたというミニバラのことでしょうかね。
もしかしたら八重の花が咲いて、ノアゼットが育ててルドゥーテが描いたような花が咲くこともあるのかな、なんて興味が湧いてきました。


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菊花茶の絵

2008-11-28 15:36:51 | 暮らし
今日は色鉛筆画の日でした。
ローズヒップは終わりにして、今度は菊花茶を描いてみることなりました。
お茶にするローズヒップにも品種があるように、菊花茶にもいくつか品種があります。
今日は杭白菊を描いて、そのお茶を飲みました。
すでに乾燥させてあるものを淹れましたが、カモミールティなどのようにフレッシュでもいけるのでしょうか、こんど試してみようと思います。


菊花茶
(友人の絵、まだ途中です、う~ん端により過ぎました、、、。

菊は中国では薬酒にしたり煎じて飲むと、めまいや頭痛に効果があると言われているそうです。
購入したときについていた名札には、「リラックス、リフレッシュ、読書やパソコンのあとの目の疲れに効果があると言われています」と書かれています。
絵を描いて疲れたのでちょうどいいねといいながら飲みました。
ちょっと癖のある苦味のお茶ですが、カモミールティに似た風味ですね。
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港で表彰式

2008-11-27 22:03:15 | ホームページ
徳島港に行っていました。
夏休みの宿題で出していた末っ子の標語が入賞したとかで、表彰式があったのです。
『港と海を守る 絵画・標語コンクール』です。
優秀作品は県庁一階ロビーで、12月1日から12日まで展示されるとのことです。



窓の外には港の様子が広がっています。
ちいさな船ですが、窓のすぐ下に停泊しています。港に行くことはめったにないので、めずらしくてキョロキョロしてしまいます。
今回は息子が受賞の言葉をいうことになっていたので、私まで緊張してドキドキ、それもなんとか終わってほっとしました。
こんな機会が得られてよかったなと思います。

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いいお天気でした

2008-11-26 17:23:37 | 庭のバラ秋冬
秋の日差しに庭が白くきらきらと輝いて見えます。
バラものんびりと咲いています。


ムタビリス


アイスバーグ

バラの実もすっかり赤く色づいてきました。
そろそろ小鳥さんたちがついばむ頃ですね。


ツクシイバラ

うしろに見えている白い菊は自然に生えてきたものです。
野生菊とは違うタイプなので、どこかご近所の菊の種でも飛んできたのでしょうかね。わりと自然な感じなので気に入っています。
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枝変わりの菊

2008-11-25 18:02:55 | 庭の植物
春に挿し木してあった菊花茶の抗白菊の枝に、中心が黄色い花が咲きました。


抗白菊
枝変わり?それとも先祖帰り?

花びらが多く咲き始めは黄色、咲き進むと中心に黄色が残ります。
この枝の花が全部変わったのではなくて、枝の先には普通の抗白菊が咲いています。


挿し木した枝の全体

同じ枝に今までどおりの白い菊と、花びらの多い黄色の菊が同時に咲いているのがわかるでしょうか。
枝の先に咲いているのが普通の抗白菊です。
この変わった花の咲いた部分だけを挿し芽したら、また同じ花が咲くでしょうか。
白菊なのに黄色の花びらがでるなんて、、それに同じ枝に違う花が咲くなんて、
面白いものですね。


黄山貢菊

菊花茶の品種のひとつで、花芯の部分が黄色いものです。
花びらが多いタイプですね。
もしかしたらこの菊は抗白菊から生まれたバリエーションかも、なんて考えてしまいました。
新品種のできかたに興味が湧いた出来事でした。



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那賀川に行ってきました

2008-11-24 17:38:14 | 散策
日曜日、お天気も良かったので那賀川に行ってきました。
ナカガワノギクが見頃だと新聞にも載っていたので、たくさんの人が見に来ているのではと予想して行ったのですが、私ひとり、貸切状態でした。
こんなに素敵なかわいい菊があるのに、、もっと知って欲しいものです。


ナカガワノギクというのは、那賀川の中流域、このんな川原の岩に咲いている菊です。
今は水が少ない時期なのでしょうか、穏やかな秋の日差しに静かに川の流れ、いいですね。
大水が出たときはここは水の底になります。


ナカガワノギクと蝶

写真を写していると、ツマグロヒョウモンの♂でしょうか、飛んできました。
岩の上に咲くなんてすごい花だなぁと思うのですが、こんな環境で頑張って咲いているのはナカガワノギクだけではありません。



ナガバシャジン

かわいい小型のツリガネニンジンも咲いていました。
これも葉が細長いので「渓流沿い植物」ですね。


そのまま盆栽になりそうな寄席植え
岩に張り付いています。
テリハノイバラもあります。


テリハノイバラの実
岩ばかりの中に赤い実があるとうれしいです。
岩のすき間に根を下ろしてするすると伸びています。

今年は台風が来なかったので、流されずにすんだのでしょうか、苔に生えたようなちいさな株がたくさんありました。

苔とちいさなナカガワノギク

かわいいでしょう、
この菊はすごく小さく育って、そのわりには花が大きいので盆栽に向きますね。


川にせり出した岩場
この岩も増水したときには水の中ですが、今は静かですね。
今年は苔が多かったです、他にもいろいろな植物に覆われています。
この構図で絵に描いたらどうかなと思いながら写してみました。


こんな岩の急な面にもしがみついています。

野生の植物はいろいろ変化が楽しいものですが、こんなのが咲いていました。

花びらが細くてひらひらしているナカガワノギク

岩場から山際のほうに目を移すと

リンドウが咲いていました。


アキグミかな?
あちこちに生えています。
かわいい実がいっぱいついていておいしそうですが、味は・・ちょっと苦味がありますね。

ワジキギクは以前見つけたあたりを探してみましたが、すっかり様子が変わっていて今年は出会えませんでした。
どこかで咲いていてほしいものです。
崖の斜面のシマカンギクは以前と変わらずたくさん咲いていました。

シマカンギク


クリーム色のシマカンギク
この株も変わらず咲いていてくれてうれしかったです。

帰り道で立ち寄ったお店では、駐車場の植栽のナカガワノギクが見頃でした。

ナカガワノギクの植栽
野生の植物なのに、植え込みに使っても充分素敵ですね。

車で走っていても、道路わきの石垣や山際の斜面、白い花がすぐ目に飛び込んできます。
川に降りれば歩いても歩いても、いろんな表情のナカガワノギクが迎えてくれて、ノギクに包まれた一日でした。
家に帰ってもまだ夢をみているような気分でした。

そうそう、ナカガワノギクの咲いているあたりは、カヌーの好きな人には魅力的な場所らしいですね。カヌーがしたくて移住してきた人もいるそうです。
ちょうど川の中では競技の真っ最中でした。


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ミニバラのルーツについて(2)

2008-11-23 20:39:58 | ホームページ
ミニバラはすくなくとも1810年代にヨーロッパで栽培されていたようです。
昨日の絵は1815年のカーチス・ボタニカル・マガジンに掲載された「ミス・ローレンスのバラと呼ばれている」ミニバラでした。
今日はルドゥーテの『バラ図譜』に出てくるミニバラです。



Rosa Indica Pumila(flore simplici)
ロサ・インディカ・プミラ(フローレ・シンプリキ)

花は房咲きではなく、枝先にひとつずつ咲くというのが興味深いです。
花芯も特徴的ですね。

解説には、「このバラは、R.semperflolens minima var.?,つまり゛ミス・ローレンス・ローズ゛に近いが、こらちは株全体に有柄腺を点で異なる」と書かれています。(?の部分は知らない記号で、書き写せませんでした)
ミス・ローレンスのバラは当時は有名だったんですね。
これはまた別のミニバラということなので、当時いろいろなミニバラがあったことがわかります。
名前の付け方もロサ・インディカ・プミラ(フローレ・シンプリキ)としていますね。つまりプミラの一重の花ということでしょうか、
気になるのは、「ロサ・インディカ・プミラはこのバラの派生種である」という部分です。
同じく『バラ図譜』の


Rosa Indica Pumila

ロサ・インディカ・プミラです。
先ほどのバラの派生種ということですが、こちらは花数が一枝に3個くらいに増えています。

「このバラは5月半ばから秋に霜が降りるまで、間断なく庭先に咲く。紹介者はノアゼットで、彼は数年前イギリスで種子から実生させ、゛ベンガル・ポンポン゛と名づけ自分の栽培園で育てた」と解説に書かれています。
(鈴木氏の解説では、このバラが現在のポリアンサ・ローズ、ミニアチュア・ローズの基となったとされるR.Indica Pumila Thory,R.chinensis minima(Sims)Vossということです)
現代のミニバラの基になったというロサ・キネンシス・ミニマは本などで見ていましたが、それはこれによく似たピンクの八重の花でした。
それは、もともとはノアゼットがイギリスで実生で育てたバラだったんですね。
私は漠然と、ミニマは中国から苗でイギリスに紹介されたと思い込んでいたので、とても意外でした。
ロサ・ムルチフローラ・プラティフィラもイギリスで実生で咲いたバラでしたね。この頃はいろんな種が流通していたんですね。
一重の花から実生でこんなかわいい八重の花が咲いたというのがすごいなと思うところです。


実生のキャスリーンHMusk

これは私の庭で今年の8月に咲いたものです。種は一重の花のものでしたが八重の花が咲いたのは感動的な出来事でした。遺伝の不思議を思います。


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ミニバラのルーツ

2008-11-22 21:02:26 | ホームページ
ミニバラのルーツについて手持ちの本を見直しています。
今まであまり気にしていませんでしたが、一重のロサ・キネンシス・ミニマことをぴぴんさんが教えてくれて、以来急に気になり始めています。

そのひとつ「ウィリアム・カーチス 花図譜」から、


Rosa semperflorens v.minima
Curtis' Botanical Magazine1815

1815年のカーチス・ボタニカル・マガジンに描かれた絵です。
これがミニマと名づけられた最初の絵らしいですね。
解説には「ロサ・センペルフロレンスには大きさや色、香りの異なる数種の変種があり、ここ数年のあいだにロンドン近郊のあちこちの庭園で栽培されるようになった。中国から直接輸入されたものと言われるが、ほとんどはイギリスで種子から育てられたものだろう」と当時の事情に触れています。
この頃すでにイギリスで、実生の中国のバラがいろいろ生まれていたのでしょうか。
図のバラは、陸軍省のハドソン氏によってもたらされたもので、もっとも矮性、園芸家の間でミス・ローレンスのバラという名前で知られているものだということです。
「おそらくは交配による単なる変種と思われるが、独立した種ではないと断定することもできない。」とも書かれています。

ハドソン氏のことも、ミス・ローレンスのことも気になりますが、名前がロサ・センペルフロレンス・ミニマとなっていますね。名前の付け方にもすごく興味が湧きます。
解説を書いたのは編集者でしょうか、このときはすでに創始者のカーチスはなくなっていて、編集者はジョン・シムズ博士です。彼は当時ヨーロッパ最高の大学のひとつだったライデン大学とエディンバラ大学の両方で研究者の身だったようです。

同じ時期にルドゥーテもミニバラを描いているので、明日はそちらを見てみますね。

わが家ではミニバラはごく少ないですが、

ローズエンジェルの花と実

これは種から育てるミニバラで、種袋にはROSE ANGEL /Rosa chinensis 和名ミニバラ。解説には「春播種きして通常3カ月程で小さな株で開花(英国)」と書かれています。
蒔いてみるとほんとうに3ヶ月で花が咲きました。
4本発芽してそのうち3株は一重で、1株はなんと八重の花でした。(これは一重です。まるでノイバラみたいな花ですが四季咲きです)
実生でミニバラを育てるのも、八重の花が咲くのも初めての経験だったのでわくわくしたものです。
このバラがいったい何なのか今もまだ分かりませんが、ミニバラのルーツとなにか関係あるのかしらと興味を持って育てています。
春の花が一番多く咲きますが、夏にも秋にも実をつけながら咲きます。
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ハムスターのお布団

2008-11-20 18:18:19 | 暮らし
今朝の冷え込みは本格的でしたね。
いきなり冬の寒さを思い知らされました。
私も寒くてよく眠れなかったのですが、ハムスターも寒かったかもしれないと思って、お布団の追加をしてやりました。
(といってもコットンを何枚か入れてやっただけです)


後ろにあるのは今寝ているお布団、チップとコットンで作りあげたものです。
この中にすっぽりともぐりこんで寝ています。



コットンを見つけるともうれつな勢いで綿打ちを始めました。
よほど寒かったんでしょうね。こんなに急いでするのを見るのは初めてです。
歯でしごくようにして引っ張って、平たいコットンをふわふわにします。
早すぎて写せません。


あちらをしたりこちらをしたりと繰り返しながら、次々とふわふわにしていきます。
うしろに見えているのがふわふわになったコットンです。
このあと中に持ち込んでもぐりこみました。
中から閉じるので入り口はまったく見えなくなります。
器用にするもんだなぁと感心します。



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真冬の寒さ

2008-11-19 18:50:57 | 庭の植物
今日は寒かったですね、山間部では雪が積もったそうです。
買い物に行くときも風が冷たくて、頬が痛いくらいでした。
庭の植物も寒そうです。


センニチコウとアシズリノジギク


ローズマリー

台風が一度も上陸しなかった年は寒さが厳しかったとテレビで言ってましたが、今年もそうなるのでしょうか。
毎年のように暖冬が続くのですっかり油断をしていましたが、もしかしたら今年は植物たちの寒さ対策が必要になるのかしらと震えながら思いました。
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アリスター・ステラグレイ

2008-11-18 15:26:39 | 庭のバラ秋冬
風が出てきました。寒くなりそうです。


アリスター・ステラグレイ

いつも咲いてくれるバラですが秋の花はしっとりしてきれいです。
寒くなっても咲いてくれるバラが窓辺にあるとうれしいですね。
後ろの枝はモッコウバラ
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コウシンバラ

2008-11-18 15:20:19 | 庭のバラ秋冬

ロサ・キネンシス(つる性)が咲いています。
秋の花は色が濃いですね。
どんどんシュートが伸びるので花はめったに咲きませんが、緑の中に赤い花が咲いているとはっとします。
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バラの行く末

2008-11-17 09:33:10 | 暮らし
高知に帰っていました。
早いものでもう父の一年祭です。
田舎は秋が一番いいですね。自然が穏やかで、秋草が静かに咲いて、その中に立つとおだやかな気持ちになれます。


お土産に持っていったバラの花たち

ちいさな花はコーネリア、大きなピンクの花がどうしたものかと悩んでいるバラです。
名札が間違っていたのを購入してしまいました。
庭のバラの整理をしようと思っているので、育ててもらえないかと見せに持っていったというしだいです。
ここに飾るとなかなかキュートに見えました。うちの庭では浮いた存在だったのですが変わるものですね。
姪もかわいいと気に入ってくれたので、今度行くときに移植しようと思います。行く先が決まってほっとしました。

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野生菊いろいろ

2008-11-15 17:32:22 | 庭の植物

ソナレノギク

野菊の中でもひとまわり大きな花てす。茎がしっかりしているので切花にも向きますね。
アレノノギクの一種で四国に分布する海岸性のものだそうです。


ノジギク

近畿地方以西の海岸に近い山のふもとや崖に生える野菊です。
これは実家の近くの山の斜面に生えていたものです。
崖にしだれるように伸びるので、ちょっと飾りたいと思っても茎が曲がっていて活けにくいです。
私が最初に見た花はこれでした。のぎくと言えば白がイメージです。
白い野菊を見ると懐かしくて元気がでます。


アシズリノジギク

ノジギクの一種ですね。足摺岬のあたりに分布するからその名前がついているらしいです。
ノジギクよりも葉がちいさくて花もかわいいです。
ノジギクは無邪気な感じがしていいものですね。


ナカガワノギク

こちらは徳島の県の那賀川に分布する野菊です。この野菊はリュウノウギクの一種らしいです。
岩にしがみついて、いつ降るか分からない天水を頼りに暮らしているので、乾燥にすごく強いです。
(干からびたと思ってもすぐ水をやれば復活します)
この株は塀にかけているものです。ここはすごく乾燥すると思うのですが、季節になれば咲いてくれてうれしいです。
葉の色はシルバーグレイ、花びらは真っ白です、野菊といってもせつなくなるような花です。


ワジキギク(あるいはシロシマカンギク)

どちらなのかよくわからない野菊です。
ワジキギクはシマカンギクとナカガワノギクの交雑してできたものなので、どちらにも似ています。
ワジキギクは葉が羽状に中裂とか、葉の裏が黄緑色、基部が流線型であること、総苞片が線形であるところ、、などと区別の仕方が書かれていますが、現地に行くといろいろあってよく分かりませんでした。
これは花がシマカンギクに近かった固体です。

野菊といっても地域によっていろいろ違うものがありますね。たとえ同じ種類でも個体差があって、どんなに見ても見飽きません。
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