野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

実生バラの香り

2009-04-30 19:23:43 | バラの実生
今日は風もなくバラには快適なお天気でした。
お気に入りの実生のバラの白を眺めてはうっとりしています。
白はさわやかで初夏のイメージがしていいものですね。


お気に入りの実生の白バラ、
写真に写すとただの野ばらに見えますが、実物はもっとステキです。


開いたばかりの花は小ぶりで(5cmくらい)、黄色のおしべが印象的です。
何度見てもかわいいなと思って眺めていましたが、今日はいい香りがすることに気がつきました。
甘酸っぱい香りです。もしかしてこれがノイバラの甘酸っぱい香りなの~~・・と感激しました。
香りは時と場合でずいぶん変わるので、いつも関心を寄せていないとだめですね。


咲き進むと花びらはひとまわり大きなります。
おしべが閉じてくるのでよけいに花が大きく見えます。


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ハトヤバラ(鳩谷薔薇)

2009-04-29 19:13:34 | 庭のバラ春
ハトヤバラが咲いています。
このバラの名前は江戸時代の苗木の集散地だった武蔵国鳩ヶ谷で生産販売されたことによるそうですね。
いつもは濃いピンクのひらひらした大きな花びらですが、なぜか今年はこんなふうにちいさく咲きました。


花びらが白いです。
ところどころ紅い部分があって、ちょっと見牧野植物園のスポンタネアみたいに見えて楽しいです。


本来の姿ではないので、よろこんでいいのかどうかわかりませんが、ちいさくてかわいい花に変身してくれてうれしいです。
・・こんな花を見ているといろいろなことが思い浮かんでとまりません。

このバラはR.laevigata rosea、つまりナニワイバラの変種で花色がピンク色になるものということですよね。
全体的な印象も花の感じも繊細で、ナニワイバラとはちょっとイメージが違います。
白い大輪のナニワイバラは昔から栽培されているおなじみのバラですが、もともとは中国の野生バラですね。
和名は難波の商人が輸入して販売したことによるそうです。
北米にも野生化しています。
それでふと思ったりするのは、海外で'ANEMONE'と呼ばれる'Pink Cherokee'とハトヤバラと同じものかなぁ、、なんて。
1896年に紹介されたことになっていますね。
そしてそれはR.laevigataとteaが交配したものではないかと考えられているようです。
江戸時代の資料を見ると、「ナニハイバラ」や「はとばら」としてピンクの花が描かれています。
もしかしたらハトヤバラは日本で生まれたの?、だったら楽しいな、でも何と交雑したの、、なんて考えながら見ています。
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庭でランチ

2009-04-28 22:55:03 | 暮らし
今日ははるばる東京から、ネットの花友が遊びに来てくれていました。
せっかくだから、ランチはどこか徳島らしいお店で、と思って娘に相談すると、「わざわざ食べに行かなくて、ランチなら庭でしたら?」ということになって、、娘の夫が出張して料理しにきてくれました。
(フレンチのシェフをしているので、徳島の食材を使ってオリジナルメニューを考えてくれたようです)

私たちが庭でバラ談義に花を咲かせてい間に、台所からはハーブのいい香りが漂ってきます。
鳴門鯛のパスタ・タイム風味とか、阿波尾鶏のロースト・ローズマリー風味とか、庭のハーブを使ったお料理をいただいて、


デザートはイチゴ(市場町)のムース。
もちろんお料理もおいしかったですが、お客様が来てくださるときに家にシェフがいてくれるなんて・・感激しました。
私はこの頃庭の手入れとお客様のお相手だけで手一杯、シュフ業は手抜きばかり、なかなか料理まで手が回りませんでした。
娘夫婦には感謝感謝・です。

バラ談義に時間のたつも忘れるほどでしたが、吉野川のノイバラ達が待っているのを思い出して見に行きました。


夕方の川原、バラたちは眠りにつこうとしているところです。


地面に広がるように咲く姿もかれんなものですね。


お気に入りのりっちゃんも復活して咲いてくれています。
ほかのノイバラたちも歓迎してきれいな姿を見せてくれていました。
数日前とは大違いです。好きな人に見られるのはバラもうれしいのでしょうね。

plumさん、今日は本当に遠くからありがとうございました。
これで道もわかったことだし、またお気軽にお越しくださいね。

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ノイバラの季節

2009-04-27 19:33:54 | 庭のバラ夏
ノイバラが咲き始めています。


吉野川で採取したノイバラ
ほんのりピンクのやさしい花です。


板野町の山間で見つけたものです。
昨年はもっと紅い花でしたが、今年はやさしい色に咲いています。


大分の野ばら
ピンクのかわいい花が咲きました。
ノイバラにしては大きなしっかりした花です。
これは昨年の春枝を送っていただいたものです。
挿し木して育てていたらかわいく咲いてくれました。
あの時は葉の感じからツクシイバラでしょうかとお答えしましたが、花の時期が早すぎますね。
もしかしたらツクシイバラとノイバラの交雑種でしょうか、、。
それともこれもツクシイバラと呼ぶのでしょうか、、。

野生のものはいろいろ変わったものがあるので観察が楽しいですね。


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パークス・イエロー

2009-04-26 18:42:20 | 庭のバラ春
「不明のバラです、もしかしたらパークスイエローでしょうか?」
ということで頂いた挿し木苗が咲きました。
不明といいましたが、実は有名なバラのナーサリーから、ヒュームズ・ブラッシュ・ティーセンテッド・チャイナとして購入したものだそうです。
ピンクの花と思っていたのに、咲いて見たらクリームホワイト、もしかしてパークスでしょうか?、ということになったというわけです。


開きかけの花です。
葉の様子、枝振りなどもそっくりでしたが、花色も開き方もそっくりですね。


開いた花を見ても、我が家のパークス・イエローと同じです。
やっぱり同じ花、、、と思ってなにげなく顔を寄せてみてびっくり!
レモンのようなさわやかないい香りがします。
名前にティー・センテッド・チャイナ、なんてついているくらいだから、いい香りがして当然ですよね。


いそいで我が家のバークス・イエローの香りを確認してみました。
いままでほとんど感じたことがなかったのです。


こんなにたくさん咲いているのに、・・あんまり香りません。
ないことはないですが、弱いです。
う~ん、、我が家のは香らないタイプだったのでしょうか。

モッコウバラでも経験したことがありますが、園芸バラはたくさん増やされているうちに、香りが少ない株ができたり、いい香りがする株が出てきたりするものでしょうか。
それともそのときの株の調子によるものでしょうか、
パークスがこんなにいい香りのするバラだったとは・・うちのが香らなかったということより、知らなかったことがショックです。

ちなみに、今日のヒュームズです。

今日はちっとも香りません。
このバラは四季咲きなので香りを感じることもありますが、胸いっぱい吸い込みたいほどいい香りと思った記憶はありません。
これもすごくいい香りのする株があるんでしょうか、、、、。
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ロサ・オドラータ

2009-04-25 17:48:57 | 庭のバラ春
雨の日もバラの花を見に傘をさして庭に出ています。
うつむいて咲くバラの姿も風情があっていいものですよね。


ロサ・オドラータ
という名前で購入したバラです。


雨にぬれてピンクがかった白い花びらが透き通るように見えます。
咲き始めの花の形を見ると、名前が似ている四季咲きのオドラータ(ヒュームズ・ブラッシュ・ティーセンテッド・チャイナ)と確かに似ていると思います。
でもこちらは一季咲きで、しなやかな枝振り、とげも少なく、ぐんぐんと自由によく伸びます。
香りは弱いですが、ティーの香りです。


つぼみの赤と、まだ残っている赤い実がアクセントになってかわいいものです。
このバラは挿し木でちいさく咲かせて観賞することもできますが、のびのび咲いている様子を見ると、やっぱりつるバラは大きな株がいいなと感じますね。


フォーチュンス・ダブル・イエロー
雨にぬれてうつむく姿も素敵ですよね。大好きなバラなのでうっとりしています。


実生姉妹の次女
咲き進むと色が変わってこんなことになっています。


ロサ・ウチヤマナ
いつもより縁取りの色が濃い花が咲いています。
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バラの花束

2009-04-24 19:33:50 | 庭のバラ春
今日は穏やかないいお天気でしたね。
風がやんでほっとしました。


お土産用にフォーチュンス、パークス、白もっこうを束ねてみました。


昔の人はモッコウバラを生け花にしたらしいけど、どんなアレンジだったのでしょうね。


実生バラ姉妹の長女さんは花つきがすごくいいです。


センパーフローレンスも見ごろです。


ナニワイバラはどんな見ても見飽きないバラですね。


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ロサ・カンタブリギエンシス

2009-04-23 22:06:06 | 庭のバラ春

ロサ・カンタブリギエンシスが咲いてきました。
プリムラとよく似ていますが、こちらのほうがとげも少なくシャープな印象を受けます。


親のフゴニスに似たらもっと黄色だったのではと思いますが、私のは最初から白に近いです。
つぼみも白っぽいですね。


本来なら大きくアーチ状に伸びて、たくさん花を咲かせるバラのようですが、私の庭では夏に枯れこみます。
蒸し暑さが苦手なのかもしれませんね。
それで毎年ちいさな株をどう写すか・・あっちから見たり


こっちから見たり、、
我が家では気難しいバラですが、今年もなんとかつぼみがついてくれてよかったです。

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実生バラ姉妹・八重咲き

2009-04-22 19:05:56 | 庭のバラ春
実生のバラ姉妹の長女と次女は、似たようなピンクの八重の花が咲いたのですが、少し感じが違います。
どこが違うのか観察してみました。


実生バラ姉妹・長女
花はオールドブラッシュに似ています。
ゆったりした咲き方で、香りもコウシンバラの系統とよく似ています。


開いた花の中に、しべが見える咲き方です。
紅いめしべもあります。
実がなる可能性があるということですね。



次女の花の色は淡い肌色がかったようなピンクです。
大きさも小ぶりでちいさくまとまった感じです。


このバラは香りが特徴ですね。
コウシンバラのようなあっさりした香りでなくて、すごく濃厚です。
葉の様子もずいぶん違うし、香りのよいバラが交雑しているということでしょうか。
この香りを伝えられないかと、交配してみようとしべを見て気がつきました。
ちいさな花びらが巻き込むようについていて、しべがありません。
つまり、実がなる可能性はないということですね。
実生の実生をしてみようと思ったけど、これで終わりですね、ちょっと残念。
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今日のバラ

2009-04-21 19:17:10 | 庭のバラ春

パークスイエローが満開です。


フォーチュンス・ダブル・イエローも咲き始めています。


白モッコウは今が見頃ですね。


その下のキモッコウの一重はいっきに咲きそろいました。


ロサ・ウィルモッテアエが咲き始めました。


センパーフローレスの赤は鮮やかですね。


セントアンズ
かわいいですが、ちいさな花を見慣れている目にはすごく大きく感じます。


ロサ・プリムラ
咲いたばかりは黄色ですか次第に白くなっていきますね。


ロサ・ウチヤマナ
葉もすらりとしているし、花びらも細い繊細なバラですね。





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実生のバラ続々

2009-04-20 19:56:51 | バラの実生
今日は午後から嵐になりました。
雨が降るのはいいのですが、強い風が吹いているので、せっかく咲いたバラの花たちが心配です。

のんびりしていた実生のバラ姉妹、長女が開いてきました。

一番最後になりましたね。


咲くのもゆったりしていましたが、花びらもゆらゆらしています。
オールド・ブラッシュとよく似ているよう気がします。

もうひとつ、実生のバラが咲き始めています。

つぼみはクリームイエロー、樹形はノイバラ似の白バラです。
でも花の数は少なくて、一枝に3つくらいつぼみがつきます。
つる性で3mくらいすくすく伸びています。


花は一重ですが大きいです。10cmくらいはあります。
香りはノイバラと同じムスク系、くらっとするような夏の香りです。
葉はさらさらとした黄緑で、つやはありません。
このバラが一番好きかもしれないとおもうくらい気に入っています。
だから名前を考えるのにも力が入って、どうしようかとあれこれ考えているところです。



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晩春の牧野植物園

2009-04-19 21:30:05 | 散策

今日も暑いくらいでしたね。
晩春といえるのもあと少し、そろそろ季節は初夏に移ります。
植物園のバラたちはどうなったか、見に行ってきました。

いろいろ季節の花が咲いていましたが、その中から少し・・

一重のヤマブキ
バラ科だそうですね。
中国の一重の黄色いバラを連想しました。


ヒトツバタゴ
白い花がたくさん咲いています。
山全体が新緑と木の花のにおいで一杯です。


ピンク色のノイバラ
あちこちに植えられていて、通り過ぎる人たちが「かわいいバラね」と言っていたのがうれしいかったです。


キモッコウ
満開です、一面に黄色の壁になっていました。
カメラに入りきらないくらい長い壁です。
でも香りがなかったです。
解説にも黄色の八重花には香りがないと書いてありました。
うちのはとってもよく香るのにと、不思議でした。

お目当てのスポンタネア、ギガンティア、リージャンロードが咲いていてくれて、花を見ることができて幸せ一杯です。
またHPのほうにアップしますね。



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今日の花

2009-04-18 19:10:41 | 庭の植物

レナンキュラス


ゴールド・コイン


ナスタチューム


フェリシア


ネモフィラとスノーインサマー
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実生のバラ姉妹

2009-04-17 19:16:59 | 庭のバラ春
バラ姉妹のお姉さん(次女)です。



つぼみがふくらんできました。


開いて見たらなんと・・八重でした。
果物のようないい香りがします。スモモのような甘酸っぱい香りですね。
香りのいいバラが咲いてくれてとっても幸せです。

並んで咲いた一重の妹たち(四女)の花です。

そっくりですね。
やっぱりふたつとも四女でいいでしょうかね。

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ロサ・プリムラ

2009-04-16 17:20:49 | 庭のバラ春

ロサ・プリムラ
朝の7時頃です。開きかけの丸いときがかわいいですね。
曇っていたのでゆっくりしていたのかもしれませんね。
お昼にみたら4つほど咲いていました。
今年もまた無事咲いてくれてうれしいです。


ロサ・ウィルモッテアエ
もうすぐ咲きそうにふくらんでいます。
こちらは夏越しで心配したことはないです。
同じような小さな葉のバラですが、暑さににも強いのですね。

チャイナ系姉妹のその後です。

四女aです。
3日目ですが花の色は変わっていません。
というか白っぽくなったくらいです。
紅くならない場合もあるんですね。大歓迎です。


先に咲いた四女の4日目です。
朝はまだついていた花びらも、午後には散ってしまいました。

四女と四女aのつぼみが並んでいたので、比較してみました。

左が先に咲いた四女、右がaのつぼみです。
バラはいろいろ変化するので比較しても意味ないかもしれませんが、つぼみのとがり具合が違いますね。色も最初から違うようです。
うまい具合に並んでいるので、明日は花の比較ができるかもしれません。

参考までに長女次女のほうのつぼみも写して見ました。

長女です。


次女です。
ずいぶん前から色が見えていたのに、末の妹に追い抜かれてしまいました。
ほんとにのんびりですね。
そろそろ咲いてほしいものです。

今日咲いた花

パークス・イエロー・テイー・センテッド・チャイナ


ロサ・ウチヤマナ
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