野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

杭白菊

2007-10-31 18:41:17 | 庭の植物
今日は秋らしい天気でしたね。日差しが澄み切っていて、気持ちがよかったです。


菊花茶にする杭白菊です。やっと今日から咲き始めました。
11月の絵を菊にしようと思って育てていたのですが、ちょっと間に合いませんでしたね。

菊花茶はよく聞きますが、まだ飲んだことはありません。去年薬用植物園で「菊といったらこれ」と教えてもらったので、園芸店で苗を買って育ててみました。
視力の衰え、目の病気に古来から使われているそうですね。なんでも中国では色々な病気治療に漢方薬として使われているとかで、夏場には身体の熱を追い出してくれると人気で、よく飲んでいるそうです。
たくさんつぼみがついているので、収穫できそうです。菊花茶、どんな味でしょう、とっても楽しみです。といっても初めてなので、どうやって飲むのか、まずそれを調べてからですね。
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サルビアの花

2007-10-30 17:04:05 | 庭の植物
曇っていると暗く感じますね。いちにちどんよりしていました。気分も沈みがちになります。


イエロージェスタが元気に咲いています。
このセージの学名は、Salvia madrensis 黄色の花がレンギョウに似ているのでファルシシア〈レンギョウ〉セージとも呼ばれるのだそうです。黄色の花が賑やかで、独特の葉の香りもいいものですね。
後ろにはフジバカマ、左には赤いサルビア・コッキネアも咲いているし、サルビア・ウリカも、ガラニティカの水色も咲いています。ローズマリーの花もいっぱい咲いています。
写っていませんが右がわには白いミズヒキやシュウメイギクなども咲いて、秋といっても花がわりとたくさん咲いています。でも、どうしても気持ちが沈みます。バラがいっぱい枯れたからですね。枯れかけているのもまだあるし、元気のないバラを見ているとどんどん気分が沈んできます。これではいけませんね、なんとか元気を出さなくちゃ。

ハーブの大先輩から思いがけず電話をもらって、オリスを頂きました。根を乾燥させてポプリの保留剤にするものですね。3年目くらいが一番香りがいいと教えてくれました。オリスルートだけでもスミレに似たいい香りですね。ハーブの苗を扱うお店が減って、なかなか苗が手に入らなくなりました。こうして譲っていただけるとありがたいです。
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アサギマダラ

2007-10-29 19:33:29 | 暮らし
新聞の原稿を取りに来てくださった担当の方と、ハーブの話をしながらフジバカマの花を見ていたら、なんと、アサギマダラがいました。


この蝶はわたりをすることで有名で、私の庭にも秋になると来てくれます。
なかなか出会えないのですが、ちょうどお客さんがいるときに来てくれるなんて、うれしいですね。
かなり近づいても逃げないので、「羽がステンドグラスみたい、青みがあったきれいですね」なんてわいわい言いながら携帯で写したりしていました。渡りをする蝶といいますが、どこから来てどこへ行くのでしょうね。去年と同じ蝶でしょうか、何年くらい生きるのでしょうね、マジックで名前を書いてみたいような誘惑に駆られます。
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文化の森の図書館

2007-10-28 19:45:41 | 暮らし
今日は暑いくらいでしたが、気持ちのよい秋晴れでした。日曜日なので息子と一緒に文化の森に行きました。


ケヤキが色づき始めていました。ここは山をそのまま生かした公園になっていて、県立図書館や近代美術館、博物館などが集まっている場所です。大きな木がたくさんあって、気持ちのいい空間が広がっています。
お目当ては図書館で藍の資料を探すことでした。古い資料は持ち出し禁止と思ってすごく力を入れて閲覧していたのですが、借りられるものもありました。コピーでも内容は分かるし、家でゆっくり読めるのでうれしいです。

隣の美術館では国文祭の美術展が開催されています。油絵教室の先輩達の作品も展示されているので寄って見ました。全国各地から寄せられた作品はバラエティに富んでいて、個性があふれています。しかも時間をかけてじっくりと製作しているので、さすがに迫力がありました。来年の国文祭は茨城県で開催されるのですね。応募要綱をもらいましたが、搬入するにも見に行くにも、ちょっと遠いです。というか入選できるかどうかのほうが問題ですね。
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おどる国文祭

2007-10-27 17:30:52 | 暮らし
今日からですね。といっても県外の方には何のことかわからないですね。
「第22回国民文化祭。徳島2007」のことです。国民文化祭というのは私は今まで知らなかったのですが、今年は徳島での開催です。阿波踊りにちなんで(おどる国文祭)とついているのでしょうね。
皇太子ご夫妻もお迎えしています。新聞に雅子様の笑顔が掲載されています。それを見るとだんだん気分も盛り上がってきました。無理しなくてもいいのにと思いながらも、来てくださるとうれしいものですね。
朝は土砂降りだった心配されたお天気も、しだいに回復、開会式の頃には日が差してきました。


今頃雅子様も式典に臨まれているのかなと思いながら、日のさす庭のセントアンズを写してみました。

国文祭では、絶対全部は見て回れないと思うくらい、いろいろな行事が県内各地で催されます。美術展も行きたいですが、私の興味は藍の関連イベントです。
徳島と藍は切っても切り離せませんね。「阿波の藍か、藍の阿波か」とまで言われた特産品です。それだけに内容も充実しているでしょう。楽しみにしています。
11月3日(土)には藍住町で、伝統を受け継いでいる藍染め作家によるセミナーや市田ひろみさんを迎えてのパネルディスカッションなどが開催されます。
全国公募による作品展(10/27~11/4)や、招待作家による特別展示(11/2~4)も興味津々です。
最近藍の歴史を勉強しているところなので、この際なにか新しい発見や出会いがあればいいなと期待しています。
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イポメアの種

2007-10-26 18:24:55 | 庭の植物
夜明け前からピカピカゴロゴロとすごい雷雨でした。
朝には雷もやんだのですが、そのあともずっと雨は降り続いて、重たく暗い一日でした。


イポメアの実です。
下を向いています。花はアサガオによく似ていますが、葉の形と実のつき方が違いますね。
これは種をとるために残してあるのですが、花もまだまだきれいに咲き続けています。
アーリーヘブンリーブルーもまだ咲いていて、そちらはなかなか種が熟れてこないので、どうしようか迷っています。リビングの窓辺なので、そろそろ模様替えがしたのですが・・・
育ててみてわかったのですが、わりと種がつくのが遅いですね。だから種取用は別の場所で育てたほうがいいかもしれません。そうしたら模様替えをいつでもできますね。

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薬用植物園

2007-10-25 19:52:47 | 散策
今年もまた、徳島大学薬用植物園の一般公開が行われていたので、行ってきました。


ハマナスの花がきれいに咲いていました。あたりにいい香りが漂っていました。
このハマナスは、9月の末に来た時にも咲いていました。でもあのときよりは葉も花もきれいでした。新芽が伸びて咲いたようです。こんなに何度も咲いてくれるとうれしいですね。


ミントコーナーのペパーミントです。
スペアミントとよく似ていますね。葉の先がとがっているのが特徴でしょうか。
じつは、私の瓶詰めのミントが何なのかよくわからなくて、ペパーミントを見に来ました。う~ん、、どうなんでしょうね。
もともとペパーミントというのは交雑してできたもので、ウオーターミントとスペアミントとの中間タイプだそうです。だから似ていても無理ないですよね。
決め手は香りでしょうか。これはピリッとしてちょっと苦いような香りですね。
私の瓶詰めのミントと似ているような似ていないような、、もしかしたら瓶詰めのほうは実生だから、何か混じっているのかも知れませんね。なんだかスペアミントのような香りもするのです。ちょっと悩んでいます。


刺梨子(シリシ)です。(この株は中国から来たものだそうです)
これはイザヨイバラの一重の花が咲くもの、ロサ・ロクスブルギー・ノルマリスですね。この果実にはビタミンCが豊富だということでした。
最初トゲナシといわれて、刺が無いのかと思って茎を触ってみたことを思い出します。そのあといろいろ調べたり考えたりしました。棘のある梨のような実のことだとわかった時は拍子抜けしました。

たまたま教授に出会えたので、薔薇根(ショウビコン)のことを聞いてみました。典薬寮の記述に出てくる薔薇根について、ずっと気になっていたからです。
でもそれは分からないとのことでした。漢方としての薔薇の利用は、日本では営実くらいしかないそうです。
平安時代には使われたけど、そののち利用されなくなったということでしょうか。ノイバラの根だったらいっぱいあるから、どんどん使えそうな気がしますが、ほかにもっといいものがあるのでしょうかね。今でも中国では利用されているのでしょうか。実際に使われているところを見てみたいものです。


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シュウメイギクの花

2007-10-24 19:17:54 | 庭の植物
今朝は霧が出ていました。秋にも朝霧がでるんですね。ちょっと絵画的できれいでした。


ピンクのシュウメイギクが咲き始めました。夏の間に葉が痛んで、花の茎だけになつています。それでも花が咲くとかわいいものです。

今日は図書館バスが小学校に来る日だったので、本を借りるついでに花壇も見てきました。もっと頻繁にいけたらいいのですが・・・
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クリスマスに向けて

2007-10-23 19:12:56 | 暮らし
アロマの教室を開いている友人と、クリスマス向けの企画を練っています。
去年はローズマリーのツリーで盛り上がったのですが、あれは立性のタイプで作るほうがきれいにできます。匍匐生のローズマリーでつくると花がひっくり返るので困りますね。それで自宅に匍匐性しかない人のために、こんなのはどうかしらと考えてみました。


ローズマリーのキャンドルスタンドです。
これなら下に垂らすように挿せるし、渦巻きのようにまわしながら挿していくと、うまく巻き付けることができます。
ためしに挿したバラの実はまだ熟していませんが、12月には赤くなっているでしょう。他にもなにか、ちいさな花を飾ってもいいですね。
簡単に作れて雰囲気がでる飾りになりそうです。
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ミントとハムスター

2007-10-22 21:00:04 | 暮らし
ハーブの瓶詰めのミントが大きくなってきました。
息子がかわいがっているハムスターのぷやに、ためしに食べさせていました。

近づけると手で葉を引っ張りながらもぐもぐ食べます。野菜はいろいろ食べさせていますが、ミントも食べるなんて面白いですね。

これはどんな種類か予想してもらっていたあの瓶詰めのミントです。だんだん葉の形が見えてきました。
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タイムカプセル

2007-10-21 19:34:03 | 暮らし

実家の山には昔と変わらずミズヒキの花が咲いていました。子供の頃から変わっていないので、時間が止まっているような、昔に逆戻りするような不思議な気持ちになります。

今回高知に帰ったのは、古い納屋に置きっぱなしになっている私の荷物を取り出すためでした。
というのも築50年の納屋なのですが、老朽化と耐震強度を考えてリフォームすることになったのです。
少しシロアリがはいってぃる部分もあるそうですが、昔の建物はすごいですね。家そのものがタイムカプセルです。ここはほったらかしでまったく管理はしてなかったのですが、学生時代のセーターに虫食いひとつないのに驚きました。建築材がそのまま防虫剤なのでしょうか。しっくいの壁も守っているのかもしれませんね。ほこりの中で時間が止まっていました。

学生時代に描いた絵もいろいろ出てきました。今見るとヘタのがよくわかります。若さというか、絵が硬いですね。でも当時の気持ちを思い出してなつかしかったです。



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高知の県展

2007-10-20 20:51:09 | 暮らし
父の見舞いに行った際に、県展ものぞいて見ました。
徳島の県展とは規模が違いますね。作品数も格段に多いです。内容も幅広いですね。


ここに洋画、日本画、立体作品が展示されています。県立美術館です。
グラフィックデザイン、彫塑、写真、工芸、書道は別の会場になっています。



建物の周りには水が張られていて、その水の上にも立体作品が展示されていました。広々として気持ちがいいです。作品がその中に溶け込んでいました。

いちばん気になる洋画は、1階2階、廊下にも展示されていて、作品数も徳島の倍ちかくありました。しかも、サイズもでかい!、100号がずらっと並んでいます。
はぁ、、、すごい迫力でした。しばらく見に行ってなかったので圧倒されました。バラエティに富んでいて、自由で独創的です。県民性が出ているなぁと感心しました。
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野生のフォックスグローブ

2007-10-19 19:30:32 | 庭の植物


正式な名前はCeratotheca trilobaです。舌がもつれるような名前ですね。すぐ忘れるのでワイルド・フォックスグローブという別名のほうを、名札に書きました。
夏頃から咲き始めて、どんどん枝分かれして、ぐんぐん伸びて、いまでは花がたくさんついています。
ふわふわした毛に覆われた白い花を見ていると、やさしい気持ちになります。花か咲きながら、ゴマに似たサヤが茶色くなって、種もいくらか取れました。
これは去年の株を切り戻して根だけになっていたものが、また伸びだしたものです。一年草らしいのですが、越冬することもあるのですね。ことしも霜に当たって枯れたら切り戻してみようと思っています。
でも、いっそ室内にとりこんでみましょうか。ずっと咲き続けるかもしれませんね。
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藍の館で

2007-10-18 20:22:33 | 散策
わりと近くに、藍の館というのがあります。
江戸時代の藍商の屋敷を記念館にしているところで、資料や当時の道具などの展示も充実しています。藍の花に興味が湧いているので、もう一度藍の歴史を勉強に行ってみました。


白花小上粉です。
中庭の藍栽培の展示場に栽培されていたものです。品種はこれだけでした。
展示館の中の説明では「京都で栽培されていた、いわゆる〈京の水藍〉と呼ばれた上質の藍が江戸時代に徳島に入り、白花小上粉と呼び名が変わった」
「第二次世界大戦中、食料増産の為藍が禁止作物となったとき、藍師17代目佐藤平助が藍種を絶やさぬように山中で密かに栽培し、一年草である藍種を守り抜いた」などと白花小上粉のことが書かれています。
守り抜かれたのはこの白い花の咲く藍だけだったのでしょうか。いろいろと想像がふくらんで、藍のことももっともっと知りたくなりました。
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庭掃除

2007-10-18 20:02:59 | 庭の植物
友人達が遊びに来てくれるというので、庭の掃除をしました。
枯れた枝や落ち葉、雑草などを取り除いたりと、久しぶりの大掃除です。てを入れると少し元気に見えるから不思議ですね。


朝夕は涼しくなったので、セロシアの色がピンクいろになってきました。
チェリーセージもたくさん咲いています。
枯れたバラのことばかり考えて、どうにも気持ちが沈んでいましたが、ちいさ花が咲いて心を慰めてくれます。
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