野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

コウシンバラはどんなバラ?

2006-04-30 19:38:04 | 庭のバラ春
これは、コウシンバラ(ロサ・キネンシス・ロサ)という名前で出ていたバラです。
最近までロサ・キネンシス・ジャックインという名前で出ていたものだそうです。
庚申ばらというのは、日本に昔からあったバラで、四季咲き性を持つものにつけられた名前です。
いくつか種類があったらしく、明治時代のバラの専門業者の覚書には、「在来種は黒紅極赤薄紅の三種」となっています。
薄紅はおそらくオールドブラッシュ、黒紅がセンパーフローレンスかな、そして極赤がこれでしょうか。

咲き始めは濃いローズ赤ですが、開くとこんな感じに青みがかかって、チャイによく見られる白い線が入ってるのが分ります。
この咲き方も、時により変わります。花びらの枚数は増えたり減ったりいろいろです。
特に今年は房咲きです。去年は、一つの芽には一つずつの花でした。
変化に目が離せません。
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パークスイエローも開花

2006-04-30 05:59:54 | 庭のバラ春
これも中国のバラです。
日本で言うと江戸時代、その頃は珍しい植物の収集が盛んで、特に中国は関心を寄せられていました。
その中の一つで、当時園芸協会のために収集していたジョン・ダンバー・パークスが、1824年に広東近くのファ・テ種苗園で買ってイギリスに送ったものです。
ティーの香りがするバラということで、パークスイエロー、ティ・センデッド・チャイナと呼ばれています。
黄色のバラは珍しい、ということで珍重されましたが、その後もっと黄色のバラが見つかりますね。

咲き始めは黄色がかかったクリーム色ですが、開ききると白になります。これをイエローと呼ぶのにはかなり無理がありそうな・・・。
特に今回は、中にピンク色が入っています。中国の古いバラの魅力は、時によって色や形が変わるところですね。
現代バラが好きな人には、そんなところが欠点なのかもしれませんが・・
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センパーフローレンスが開花

2006-04-29 17:50:52 | 庭のバラ春
庭のバラも次々と咲いてきました。
これは古い中国のバラで、ロサ・キネンシス・センパーフローレンスとか、スレイターズ・クリムソンチャイナ、などと呼ばれるバラ(のはず)です。
西洋のバラには、どんなに濃くてもやや青みがあるローズ赤なのですが、この中国のバラは、純粋な赤です。
四季咲きの現代バラに、赤色をもたらしたと言われていますね。
赤は苦手なのですが、この暗めの赤は好きです。
しかも時々白い線がはいって、花形もだんだん変わってくるので、とても気に入っています。

庭は今、黄色八重のモッコウバラが見ごろで、同時にヨーロッパに紹介されたパークスイエロー、コウシンバラなども咲いてきました。
これから暖かい日が続くと、庭はいっせいにバラのシーズンに突入です。
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つくしいばらを探して

2006-04-28 11:58:46 | 散策
徳島にもツクシイバラの自生地があって、絶滅危惧種に指定されているという話を聞きます。
ツクシイバラというと、九州の野ばらで、その分布の中心は宮崎県だそうですね。
それがなぜか、徳島の吉野川の、しかも中流域で観察されているのです。
そのこと去年知って以来、私の頭の中にこびりついていました。
ちょうど西に行く用事があるので、思い切って、足を伸ばして行ってきました。

河口付近のノイバラの観察はしたことがあります。
改めて上流の野ばらを見ると、がが~ん、すごく感じが違います。

でも結局、これがツクシイバラ、というものは見つけられませんでした。
徳島の野バラを調べてみると、西のほうにウスアカノイバラというピンク色の野ばらがあることが分ります。
それで、そのことを気にしながら、記載された場所(と思しき場所)からずっと観察しながら帰ってきました。

そしたら、なんと、「ピンクの野ばらはよく見る」というあたりのノイバラも、腺毛が濃いです。
ふむふむ、花が咲くのが楽しみです。
もし、ツクシイバラに近いノイバラだったとしたら、自然交雑種かもしれませんね。

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小学校の草抜き

2006-04-26 17:53:05 | 散策
今日は風もなく、曇りがちで草抜きにはもってこいのお天気でした。
そろそろ小学校の参観日も近いので、草抜きに行ってきました。
これは、バザーの時に苗が出ていたパンジーと頂いた姫キンギョソウの寄せ植えです。
通りかかった職員の方が「以前のことを思ったら、すごく良くなりましたね」と言ってくれました。

玄関の、栽培委員のプランターは、とってもにぎやかに咲いていました。
ただ、問題は桜の下の通路です。ここのスペースは薄暗くなっていました。
これはちょっと考え物ですね。日陰花壇で考えるべきかもしれません。
雑草花壇は草がもりもりでした。
花もまだ咲いていませんでした。参観日までに一輪でも咲いてくれますようにと、願いながら、簡単に目立つところだけ抜いてきました。
玄関横の、岩とソテツのスペースは、小球根が終わってきたのでラグラスを補ってみました。

いろいろ課題もありますが、少しだけでも花があると、活気が出ていいものですね。
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さくらの花の塩漬け

2006-04-25 19:29:00 | 暮らし
八重ざくらの花がたくさん咲いたので、念願の塩漬けを作ってみました。
もともとこの木を植えたのは、桜餅に使う葉の塩漬けを作るためでした。
木が充実してきたので、花もたくさん咲きました。
それで、葉の塩漬けの前に、まず花の塩漬けを作ってみました。

作り方を本で見ると------
水と塩を同量、一度沸かして溶かしてく。
薄い塩水でさっと洗った七分咲きのサクラの花を漬け込む。
5日ほど置いたのちよく水切りして、容器に塩を振り重ねてつめる。
-----となっています。

同量の塩と水というのがよくわかりませんが、とにかく融けるだけ溶かして作った塩水で、熱いうちに漬け込む場合と、冷えてから漬け込むものと2種試してみました。
熱いうちに注ぐと花の色が変わります、そのままだと色がどうなるのか楽しみです。
容器に重石をして漬け込むのは面倒なので、チャックつきのポリ袋にいれて空気を抜けば簡単ですね。

うまくいけば、バラの花でもやってみようと思っています。



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白牡丹

2006-04-24 18:30:52 | 庭の植物
我が家にも一株、牡丹があります。
それが、花の大きさが20センチ以上もあるので、ぜんぜん似合いません。
野の花が中心で、小さな可憐な花ばかりなので、それらを見慣れた目には、恐竜くらいでっかく感じます。

もともと牡丹を植えた理由は、「女性の悩みは花で直す」という、花を使うハーブの一種として、でした。
でも、使いかたもよくわからないし、その上花の匂いは青臭くて、近づくとつい息をとめてしまいます。

牡丹はこんな豪華な花なので、きっと栽培も難しいのでは、と思っていたのですが、まったくなんにもしなくても、年々株が大きくなっていきます。
強い植物ですね。
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萼筒の無いバラもあるんですね

2006-04-23 18:09:39 | 庭のバラ春
この時期はバラの様子を見て歩くのが楽しいですね。
一つずつ蕾を見て歩いていると、こんなおもしろいつぼみを発見しました。
萼筒〈種が出来る部分、ローズヒップになる部分〉がありません。

こうなると、まるでクサイチゴのつぼみですね。
ヒップになる部分がなかったら、種はできないのでしょうか。
萼筒が小さなものはたまにありますが、ここまで無いバラは初めて見ました。

これはまだ、花を見たことのない株で〈マダム・イザーク・ペレール〉という名札がついていたものです。
昨春店頭で衝動買いしました。
店頭での購入は、あやしいものが多いので、何が出るかお楽しみ、の心境です。
同時に買って、今まで咲いた他の株は、名札違いが続出でとても楽しんでいます。
さて、どんな花が咲くか、ますます楽しみになってきました。
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庭で楽しむバラとハーブの会2006

2006-04-22 18:15:22 | 暮らし
今日はオープンガーデンが形を変えた「庭で楽しむバラとハーブの会、第1回」の日でした。
まだまだ花は少なくて、ほとんどがつぼみなのですが、シーズンの始まりが待ち遠しくてたまらない方が、参加してくれました。

二千坪を越すという〈県外です〉大きなバラ園のオーナーとお友達という方は、いろいろ興味ぶかい話をしてくださいました。
カメラに趣味のあるご主人は、霧吹きで演出したり、レイアウトを考えたりしながら、熱心に撮影してくださっていました。

シロモッコウに憧れていたという方は、我が家のシロモッコウをみて、少しショックを受けたようでした。あんなに大きくなるなんて、、、驚きますよね。

枝先に咲いたシロモッコウをテーブルに飾って、まだ緑が多い庭を眺めて、簡単ケーキとフレッシュハーブティでの静かな、くつろぎのひと時でした。
バラがいっぱい咲いてくると、この静けさは吹っ飛びます。
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ウェルカムボードを塗りなおしました

2006-04-21 17:42:30 | 暮らし
今日も風が強かったですね、おまけに寒かったので、今日は納屋の中で、看板を塗りなおしました。
これは以前に、カントリー雑貨を作っているお友達から購入したものの、リメイクです。
長いこと飾っていたらペイントがはげて、ウェルカムの文字が見えなくなりました。
それで、同じように補修するのは無理なので、思い切って野の花ガーデンの看板にしました。

明日から何回かオープンガーデンをするので、役に立つかなぁ、と思っています。

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シロモッコウが一輪咲きました

2006-04-20 19:18:13 | 庭のバラ春

今日2階のベランダから見ると、シロモッコウの花が一輪開いていました。
体を乗り出して写してみました。

今日は風が強かったですね。
モッコウバラの枝もゆさゆさ揺れて、枝先がもつれています。
他のバラの枝も、折れないか心配でした、明日もまだ風が強いそうです。
蕾の頃は、害虫や病気、強風と、やきもきしますね。

昨日膨らんでいたプリムラの初花、今日咲きました。
気になる花の香りは、柑橘系を思わせるさわやかさでした。
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ロサ・プリムラの、葉の香りは

2006-04-19 18:12:19 | 庭のバラ春
原種バラで、早咲といえば、モッコウバラですよね。
我が家でも数日前から、枝先にぽつりぽつりと開き始めています。

こちらは、同じ中国の原産のバラで、ロサ・プリムラです。
名前にプリムラとつくくらいですから、かなりの早咲きです。
新芽が出るのは遅かったのに、もう蕾が色づいて、明日にでも咲きそうです。

このバラの特徴は細かい葉です。「羊歯にように切れ込んだ芳香性のある小葉」と本に書かれていたので惹かれて買ったものです。
今まで香りを確認できなかったのですが、今なら香ります。
やわらかい新芽の時には香るのですね。
そっと葉をこすると、甘い、シナモンのような香りがしました。


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白と黄色の花

2006-04-18 19:38:36 | 庭の植物
普段は地味な花が多くて、こんな色あわせはしないのですが、小学校の花壇の世話もしている関係で、ついでに買ったチューリップのセットです。

こぼれダネの白いワスレナグサが咲いて、昨日からは黄色のリムナンテスが咲いてきました。

花壇の色あわせは、開花時期が合わないと意味ないのですが、なんとかうまく行っているかなぁ、と喜んでいます。
たまにはこんな明るい色あわせもいいものですね。
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きゃ~バラの幹にこんな虫が!

2006-04-17 19:41:08 | 庭のバラ春
鉢植えのバラで、一本なんだか元気のない枝があって、おかしいなぁ、他の枝は元気なのに・・・
と引っ張るとぽろっと取れたので、根元を見ると、こんな虫がいました!

ぎょぎょ、これはもしかして、テッポウムシ?
バラの幹に入り込んで中を食い荒らし、皮だけにしてしまう虫です。
鋸くずのようなものが出ていたら、中に入っている印なのですが、
この株は、接木の部分が腐ってしまったような感じでした。
接木がうまくいってなくて、腐ったのかなと思っていました。

なんと、この虫が食い荒らしていたんですね、むむむ、
えい!と引っ張ったら、あっけなくつぶれてしまいました。
ピンセットでつまみ出して、中を探ってみると、大きな穴が開いているようです。
つまり、このバラは(ブラッシュランブラーなのですが)皮一枚で根とつながっている状態です。
なんとか頑張って欲しいものです。

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カッコウセンノウ

2006-04-16 19:09:37 | 庭の植物
頂いた種の中にあったのでしょうか、こんな花が咲いてきました。
思いがけない花が咲いて、ほくほくしています。

種をまいたときにはたしか名札を挿していたはずなのですが、いつのまにか名前がわからなくなっていました。
掲示板でカコウセンノウですよ、と教えて頂きました。

ヨーロッパのワイルドフラワーの本にある、ラッグド・ロビンRagged Robinという花によく似ています。
ナデシコの仲間なのだそうです。
知らない花が咲いて、調べたり観察したりするのは楽しいですね。

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