スモークツリーの花房が

こんなにたくさん咲いたのは初めてで
うれしくてうれしくて・・
日当たりがよくなったせいでしょうかね。


隣のジャカランダの太い枝が枯れて、
やっと出番がやって来たという感じですね。



赤を買ってたのかなぁ、、、
忘れてしまうくらい咲かなかったので、、



せめてこの色のほうがよかったような、、、



手前では、フレデリックミストラルが見頃です。
つぼみの整理をしなかったので、自然な風情に咲いています。
立派なバラもそれぞれの庭に合わせてくれるようですね。

マジカルファンタジー

ドリーミングガールと同じように、
秋に出回るバラの実から種を取り出して蒔いたものです。
どちらもよく似ていて、区別がつかないくらい、、
と思っていましたが、わかりました。

こちらがドリーミングガールの実生株

花が大きくてハマナス系の芳香が、すごくいいです。
花芯もピンクに咲いたりして、小さい割に華やかなバラでした。


一方こちらはマジカルファンタジーの実生株

花は小ぶりで色も淡く、香りも少ないですね。
でも、小さくコンパクトに次々と花が咲くのでかわいいです。


去年の秋の実が残っています。
この手の実は鳥に人気がないのでしょうかね。


５０㎝くらいに伸びて枝垂れるので、３０㎝くらいでしょうか、、
地下茎で広がって一面に、こんもりと茂ります。

このバラのよかったところは、茎にトゲがないことです。

背が低いから一番手前に植えていますが、
通りがかりに引っかかっても大丈夫なので助かります。

シノウィルソニーの実生苗

種まきから２年でつぼみがつきました！
３株のうち一番成長が早かった株です。


もしかして、ピンクの花？


かと思ったけど、咲き始めはアプリコット


咲き進むと白くなります。


その途中の、淡いピンクの頃がかわいい、、


茎と葉



我が家にある株(花は一度も)
近いような感じもありますが、
こちらはとにかく葉が大きくて堅いです。

バージニアローズ

北米の野バラです。

赤毛のアンのお話に出てくる野バラは、こんなピンクの花ですね。


もしかしたらこの株の個性なのかもしれませんが、
薄くて広い葉で、光沢があります。


よく似た感じの花の咲く、

実生マジカルファンタジー


こちらの葉は、わりと小ぶりでしっかりしています。
しかも、背丈が低いままで咲いてくれます。


ハマナスも次々と花がさいています。

いい香りですね。

シナワスレナグサ

ヒメテリハノイバラ

山で観察しているテリハの野バラのひとつです。
挿し木してみたら、小さいままで咲いてくれました。


何バラと言ったらいいのかずっと気になっていましたが、
地元の研究者の方に見てもらうと、、


こういう小さな花の咲く照り葉のバラは、
ヤブテリハノイバラ(ヒメテリハノイバラ)と呼ぶそうですね。
山で暮らしているときはグングン伸びて高い木の上に登って咲いて
鉢に入れられると小さいままで咲いてくれる、、
環境に適応するしなやかなバラなんですね。

香りはノイバラのようなタイプでもあり、、
ほんのり甘いところもあって、いい香りですね。

実生カタエンシスの花

初めての開花からちょうど一年です。
四季咲きなのであまり伸びず、ずっと４号ポットのままです。
それが、こんなにたくさんつぼみをつけて、次々咲いています。


今の花は、咲き始めは黄色で、次第に白に変わる半八重です。




お母さんのロサ・ムルチフローラ・カタエンシスも咲いてきたので、



横に並べてみました。
開ききった花の大きさはこちらのほうが大きいくらです。
株も葉も、とっても小さいのにね。

どうしてこんなバラになったのか、、不思議・・。

ロサ・ロンギクスピス

汗ばむ陽気が続いています。
いよいよ、遅咲きのバラの季節ですね。


ロサ・ロンギクスピス(という名前で来た)が
咲いています。


大きめの花が大きな房になって咲くところは
ムリガニーとも似ていますが、
こちらのほうは花びらが細めで隙間が空きます。


ムリガニーのほうは、ひと足お先に満開です。





親子関係はありませんが、
実生のロンギクスピスも咲いています。



地植えのロンギクスピスよりも花が大きくて
ひらひらしているが特徴でしょうか、、。

、
実生のプルノニーが咲きました！
たった一輪だけど、うれしい、あぁ長かった・・


どことなく、ヤマイバラを連想するような、おくゆかしさがありますね。

もう少しうぶ毛のあればなおよかったけど、、
香りはやさしくて、いい香りです。

カキネバラの娘たち

2009年に実を観察した時の発芽苗達が咲きそろったので
紹介しますね。


発芽した翌年だったか、わりとすぐに開花したのはツクシ似でした。
花を見てそのまま奥に回されていましたが、、
改めて見直してみると、花色が独特ですね。


青味がかったピンクです。
葉の様子はお母さんによく似ています。

鉢栽培のお母さん株と並んでみました。

右下の花はツクシイバラの実生苗です。
花の形も色も微妙に違いますね。



ツクシ風の次に咲いたのは驚きの八重花
樹形もテリハノイバラ風でした。

今見てみると咲き始めはアプリコットで
しだいに白くなるバラだったようです。

そして今年、やっと咲いてくれたのは、

白とピンクの一重花でした。
２株とも樹形はテリハノイバラ風です。

この白花がかわいくて、、、、

とにかく花つきがいいです。
小さなプランターでも十分に楽しめますね。

ツクシイバラの自生地に

今年は花を見てみたいと思って、去年はより早めに行ってみました。

母川のツクシイバラです。


あたりがピンクに染まっているような開花株もありましたが、


全体的にはまだつぼみでした。


でもこれくらいのほうが、腺毛の付き方がよく見えますね。


ここのはほっそりと繊細な印象を受けます。
しかも、うっすらとうぶ毛が生えているのがうれしい。


どの花もそれぞれに個性がありますが、小ぶりでかわいいです。




すぐ隣では、ノイバラがまだ咲いています。
ということはもしかして、交雑種があったりして・・、



どうでしょう、つぼみに腺毛はないけど、花は大きいです。
ノイバラ×ツクシイバラ？


自生地ではどんなことが起こっているのか、気になりますね。
あたりをきょろきょろ見回してみると、


テリハノイバラもありますね。
しかも、、


なんだか立ち上がりそうな気配です。
山で観察している照り葉のバラとそっくりです。
こんな海の近くにも住んでいるなんて、、驚きました。


つぼみが赤くて個性的！
しかも腺毛つきです。
どんな花か咲くのでしょうね。

もう少し近ければ、何度も見に来られるのですが、、、

５月のバラの庭で-2

バラの香りに興味があって、
大きな花のバラもいくつか育てています。


ミルラの香りのセプタードアイル


グラハムトーマス
これは黄色に惹かれて。。
ティーの香りですね。

今年はその実生苗が咲きました。
(なんと１０年越し！！)

咲き始めは黄色ですが、開ききると白い花になります。
つぼみにうぶ毛かあって、かわいいかも・・・と期待したのですが、
香りはいまいちですね。
でもまぁ、、もう一年様子を見てみましょうか。



ＨＴのフレデリックミストラル
さすがに香水のようにブレンドされた香りです。



クレマチス

黄色のバラもいくつかあります。

ギスレーヌドフェリゴンド



パブビューティ



チャイブ

そういえば、まだ咲いている、

ロサ・ウィルモッティアエ
咲き始めからもう一ヶ月近く経つのにね。

似た香りつながりで、、

フェドチェンコアナ
このバラもポツリポツリと長く咲きますね。

５月のバラの庭で-1

野バラとハーブとオールドローズが入り混じって咲いている
５月中旬の庭を紹介しますね。


手前から順にいくつか、、



ロサ・ムルチフローラ・カルネア


ベルイジス
ちいさな花がたくさん咲きますね。
今年はダマスクの香りを感じます。


Ａスプレンデンス
こちらは確かに、イングリッシュローズのミルラの香りですね。


クレベラントセージ


シナワスレナグサ


ラッセリアーナ


ロサ・ガリカ・オフィキナリスとロサ・ムンディ
奥はイスファハン、見えませんがカニナも咲いています。

続きます。

白い房咲きのバラ達が

５月も中旬になると、いろいろな蔓バラが咲きそろって
にぎやかになってきます。


ランブリングレクター
我が家で一番花房が大きいバラです。
とにかくたくさん咲きますね。


湖南バラ
咲き始めはピンクですが、


開ききると白いバラになりますね。
上から下まで、大きな花が、とにかくたくさん。。



実生モスカータ



小ぶりの花がまとまって咲くところはノイバラ似だけど、
なんとも言えず、好きです。



ムリガニーも咲き始めています。


猛烈に伸びるので、勢いを止めるのが大変



日本の野バラでは

ヤマイバラ
これから雨になるので、最後の写真になりそうです。



アズマイバラ


ちいさな花がちいさくまとまって咲いて
かわいいです。


フジイバラ
葉に光沢があるけど、ノイバラのような印象ですね。

これから咲くのはミヤコイバ、テリハノイバラ、、、
注目はミニ鉢栽培のヤブテリハノイバラ。。
ノイバラが終わっても、楽しみは続きます。

ロサ・ケイコズドリーム

中国で発見されたバラで、
カタエンシスの八重の品種ということですね。


枝ぶりや葉はカタエンシスに近いということです。

たしかに、葉の感じはノイバラに近い感じですね。

なんといっても個性的なのはここ

苞葉と托葉、、すごいことになっていますね。


つぼみの周辺には赤い腺毛がびっしり・・
そんなところはツクシイバラと似ているけれど、、。



咲き始めの赤い色はカキネバラと同じ色かも・・。



咲き進んで青味の紫に変わっていくところが魅力的、、。



新梢に咲く花は、上を向いてかわいいです。
長さもあるので切り花にもできそうですね。


ロサ・ムルチフローラ・カタエンシス由来のつるバラが
とても気になっています。
その昔中国からやってきて、垣根に沿わせていた蔓バラ、、
いったいどんな花だったのでしょう。

バラの花摘みは

捨てると思うとためらいますが、使うと思うと楽しいですね。
実を残したいバラは花びらだけ、そうでないものは花柄ごと
色が変わった花からどんどん摘んでいきます。


ファンタンラトール
今年はたくさん咲いてくれて、よかった・・


摘んだ花をはかごに入れて部屋に置いています。
オールドローズは香りがいいので、
しばらくは幸せな香りが楽しめますね。


ヨーク＆ランカスター
まるごと収穫。


ロサムンディ
この模様は乾燥してもくっきり残ってきれいですね。
これはジャム用に・・とりあえず冷凍。


カザンリク
これを足すとローズの香りが強くなります。


マイカイ
色を濃くしたいときはハマナス系も＋


カーディナルドリシュリュー
花びらは小さいけれど、濃い紫がいいですね。

農薬を使ってないのはいいけれど、
花と一緒に虫がついてくることもあるので
外で様子を見てから家の中に入れたほうがいいですね。