ロサ・モスカータの名のもとにいろいろなバラがあるのは聞いていますが、ロサ・ブルノニー(syn. R.moscata nepalensis)もムスクローズのひとつですね。
ムスクの香りのするバラにはノイバラと同じくらい興味があります。
ここにはどんな株が植わっているのかしら・・・?と期待して駆け上がってみたのですが、、、
ロサ・ブルノニー
まだちいさな株ですね。これではよくわかりません。
新しい枝もないので、新芽は赤いかとか、毛はあるのかとかの観察は無理ですね。
ちょっとがっかり、、、。
托葉は狭くて切れ込みはありません。
つや消しの葉ですが毛はありません。
葉の裏面にも毛は感じません。
なんとなくウエディングデイを思い出しました。
反曲した黒いとげや、つや消しの葉の感じなど、我が家のロサ・モスカータの実生の子供達にも似ています。
日本でロサ・モスカータに近い存在といえばヤマイバラです。
ヤマイバラ
今年も花を見ることはできませんでしたが、咲いていたようですね。
ひとつだけですが実がなっていました。
これは葉を見るだけでもうれしくなるバラです。
それなのに今日はもっとうれしい発見!
ヤマイバラの若い葉と茎
ほら、葉の表も裏も、茎も、柔らかい白い毛に覆われています。
すべすべです。
これは若いときだけですが、なんだかうれしい。
バラの若い葉って素敵ですね。
ブラッシュノアゼット
ロサ・モスカータとピンクチャイナの交雑から生まれたというノアゼットの系統です。
うちのは花の色はピンクですが、ここのはクリームホワイトに咲いていました。
このバラはやっぱり香りがいいですね、勝手な連想ですが、グレースケリーを思い出しました。
ポールズ・ヒマラヤンムスク
このバラのことも気になっています。
ヒマラヤンムスクローズとも呼ばれるロサ・ブルノニーの実生だそうですが、ずいぶん新芽が赤いですよね。
おそらくその名前よりもロサ・ムルチフローラやロサ・センペルヴィレンスに近いのではないかという話も聞きます。
でもノイバラはこんなに赤くはなりません。いろんなことを考えては花のないバラを眺めています。
通路脇のつる植物
アナベルとカンナ
いろんな植物がありますが、時間がないので、ちょっとだけ変化朝顔の展示を見てから帰りました。
花の色や形もさまざまですが、葉の形や色を変わっていて面白いものですね。