野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

マーメイド

2010-05-31 19:21:07 | 庭のバラ初夏
マーメイドの花が咲いています。
ハイブリッドブラクテアタ、つまりヤエヤマノイバラの交配種ですね。


遠くからみればそんな気もする花の形ですが、実際はすごく大きな花です。
それがいくつも同時に咲くので、一重とはいえ、かなり豪華なバラですね。



なんといってもこの金色のしべが好きです。
ただ、茎は堅いし、トゲがね、痛いですよね。
だからアーチに誘因、なんてことは考えない方がいいですね。
邪魔になるところを切って、どんどん切って、それでもあちらにもこちらにも枝が伸びて、自由に咲きます。
もしかしたらその自由さも魅力なのかな。


テラスの柱に結びつけての自然樹形ですが、株元から横にも伸びて窓の下を通って


かなり離れた月桂樹の木に潜り込んでいます。
なにしろ5太いシュートが5メートルくらいは伸びるので、行き先を誘導するのがたいへんです。
でも、花が咲いたらうれしくてなにもかも忘れますね。

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身近にハーブのある暮らし

2010-05-30 18:15:17 | 暮らし
今日の朝刊でお気づきいただけたかもしませんが、
数日前に、身近にハープのある暮らしということで、今の季節のハーブの楽しみを紹介した新聞の取材を受けました。
その中で作ったのが、バラの香りのするジャムとハーブの花を使ったフラワーカナッペです。
このところずっと忙しく過ごしていたので、久しぶりにハーブと触れてリフレッシュしました。
やっぱりハーブもいいですね。


バラの香りのするジャム

ペースはリンゴジャムで、香り付けにローズゼラニュームを使っています。
本物みたいなローズの香りも広がって、濃厚でおいしいジャムができました。



透き通っているのは果汁を漉し取っているからです。
慌てて押しつぶすと濁りますね。
だから煮たリンゴはゆっくり布で漉して、したたり落ちたジュースに砂糖を加えて煮詰めます。
リンゴにはペクチンがあるので簡単にジャムになるのがいいですね。
ここに本物のバラの花びらを入れて、香りをつけてもいいですね。


ハーブの花を使ったフラワーカナッペ

軽くトーストしたフランスパンに、ハープを刻み込んだクリームチーズを塗って、
ハーブの花を飾ればできあがり。
色とりどりのハーブの花で香りと彩りを楽しめます。



手前の青い花はセージの花です。
クリームチーズには葉を刻み込んでいます。
バラジャムもクリームチーズとよくあいますね。
香りが口いっぱいに広がって、幸せ気分になれます。
こんなふうに、ハーブとその花だけでも十分楽しいし、おいしいのですが、
今回はスモークサーモンと生ハム、ポークのパテもプラスしてみました。
バラの花のように飾り付ければより豪華に見えますね。
ハーブとの相性は定番の、サーモンにはディル、生ハムにはナスタチウムです。
今回初の試みは、豚肉のパテ・タイム風味でした。
ヒレ肉を白ワインで蒸し煮にして、トマトと生クリームとタイムを加えてフードプロセッサーでパテにします。
これがなかなかおいしかったです。
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ロサ・ムリガニー

2010-05-29 18:13:45 | 庭のバラ初夏
ロサ・ムリガニーも咲き始めました。
今年は株が大きくなったので、花もたくさんつきました。
周りの植物の新芽が伸びて、どんどん緑が濃くなってきたので、白い花がよく目立ちます。


やっぱり白い一重の花はすがすがしくていいですね。


開いたばかりは金色のしべが目立って元気いっぱいの印象です。
このめしべを見ると分かりますね。
ずいぶん大きな花房になりますが、ノイバラと同じシンスティラ節のバラです。



翌日になると薄い黄色になって、やさしい印象になります。
バナナの香りがするっていうけど、どうでしょうね。
何度も顔を近づけてみますが、バナナの香りという意味がいまいち・・・。


毎日見ていますが見飽きませんね。
このバラは1917年頃に中国からもたらされたバラのようですが、野生で咲いていたのでしょうかね。
こんなすっきりした野バラと山道で出会ったら・・・
感動して言葉が出ないかもしれないです。



花も大きいですが、すごく長く伸びるバラらしいですね。
今はまだ3メートルくらいなので、塀から乗りだしてしだれて咲いている状態ですが、
これからどっちに向けて誘引していったらいいか、迷っています。
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日本の野バラー3)

2010-05-28 19:19:48 | 庭のバラ初夏
遅咲きの野バラか咲き始めました。
ノイバラが終わってもまた白い野バラの花が見られるのはうれしいですね。


アズマイバラ
(多摩川上流産)


ミヤコイバラ
(バラ園からのもの)


近所の山の野バラ


ヤクシマノイバラ
(山野草店)


ツクシイバラ
(宮崎県産・花色の淡いタイプ)
以下同じ


ノイバラよりも花が大きいので存在感がありますね。
クヌギの木に向かって長く伸びています。


こちらは支柱なしで屋根の高さまで伸びて、花が咲いています。


離れて見るとこんな感じです。
花が大きいので株が小さく見えますが、かなりの迫力です。
自生地ではどんなことになっているのでしようね。
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湖南バラの実生

2010-05-27 20:38:17 | バラの実生
湖南バラの実生株の中で、なかなか咲かなかった株が咲いてきました。
葉につやがあって他のと感じが違うので楽しみにしていました。


一重だったのがちょっと残念ですが、
かなり濃いピンクで底白の花です。


花柱はノイバラのような、チャイナのような・・
つきだしてはいませんね。


香りはほとんど感じません。


しだれるように横に広がる感じです。
葉にはつやがあってノイバラのような葉脈は感じません。

他にも開花時期の遅い株が2本あって、そちらも咲いています。


先に咲いたノイバラ風のものと似ていますが、開花時期が遅いです。
花びらの縁どりがピンクでかわいいですね。


つぽみの時はピンクでも開ききると白に近くなります。


もう一株、
全体が淡いピンクで、花びらは開ききらない印象です。
もう何日も咲いています。長持ちですね。

同じ時に採取した実からでもこんなにいろいろな花が咲くんですね
一番驚いたのは開花時期の違いでした。
お母さんは遅咲きなのに、その子供達に早咲きの性質がでるなんてびっくりました。
湖南バラってどういうバラなんでしょうね、考えれば考えるほど不思議です。


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ウエルカムボードに編み花を

2010-05-26 09:53:58 | 編み花
パソコン問題はまだ解決していないのですが、
今日は息子の結婚式の時に使った編み花の様子を見て頂きますね。
ウエルカムボードを頼まれたときから、編み貯めてきたアクリル毛糸の花を使いたいなと思っていました。
毛糸の花だけではボリュームが少ないし、会場の雰囲気に合わないかもということで、
お花屋さんが力を貸してくれました。
アクリル毛糸の花とグリーンリーフのコラボレーションです。


階段の手すりにかけたアーティチョークのリース。
ここは入ってすぐ見えるところなのでボリュームを出して、
花の色もいろいろ、生のアーティチョークやあじさいや野バラなどを取り混ぜています。


入り口のウエルカムボード(油絵)
アクリル毛糸のブーケとグリーンをプラスしたアレンジで飾り付けています。


サイドテーブルのアレンジ
ここは白い花の特集で、野バラやナニワイバラが活躍しています。
メッセージはアクリル板に手書きしました。

式も披露宴もいろいろな方達にお世話になって、ちょっとしたミスとかもたつきなどもあって、ほのぼのとしたものでした。
後から聞いたのですが、編み花とグリーンリーフのアレンジは珍しさもあって人目を引いたようですね。
「毛糸の柔らかさがいいね」とか「手作り感があってやさしい感じがする」と喜んでもらえたようで、私もほっとしました。
こんな無理難題をさっとクリアして、すてきな飾り方をしてくれたフローリストさんには感謝しています。

このアレンジは今も家に飾っています。

カードの文章を変えたり写真を入れたりすれば、いろいろなシーンに使えそうですね。


油絵を飾っていたアレンジは洗面台に置きました。
グリーンはオアシスに挿してあるので水やりが必要ですよね。
その時に花がぬれても大丈夫なところがいいです。
アクリル毛糸だからぬれても平気だし、たわし用の糸だから抗菌作用があってカビがついたりしないのもうれしい点ですね。

アクリル毛糸の花のアレンジ、楽しい利用法が見つかってよかった~。

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ちょっとお休みしますね。

2010-05-20 09:07:14 | 暮らし


突然、パソコンが壊れてしまいました。
(ファイルが壊滅状態なのでこれからどうするか、迷うところです)
携帯でチェック・更新もできるのですが、
ここ一週間は慌ただしく過ごしてパソコンのことは考えられそうにありません。
落ち着くまでのあいだ、少しお休みしますね。


サンショウバラです。
この花びらは甘くておいしいですね。


実生湖南バラ(照り葉)
先に咲いたほかの姉妹とは葉の様子が違う株です。
少し遅れてつぼみがふくらんできました。
かなり赤いですね。
どんな花が咲くか楽しみです。
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白いシャクヤク

2010-05-19 20:19:57 | 庭の植物

白いシャクヤク(たぶん)が咲きました。
白いボタンの根元から生えてきたものです。
葉の様子が違うので台木なんでしょうかね。



昨日の風で花びらが痛んでしまいましたが、いい感じです。
ボタンよりも好きかもしれないなぁ。
花びらの質感は似ていますね。
大きさも半分くらいでちょうどいいです。
いままであまり気にしたことなかったですが、こんなすてきなシャクヤクがあったんですね。

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セブンシスターズ

2010-05-18 12:56:56 | 庭のバラ初夏
セブンシスターズというバラが咲いています。


関西のバラ園からきたものです。
今年はくっきりと赤く咲いています。
白い筋が入るところにチャイナローズを連想しますね。


こちらはミントさんのカキネバラ。
同じ時期に咲いて花の感じもそっくりです。
写真では淡く映っていますが、赤さも同じくらいです。



咲き進むにつれて花が大きく色が淡くなりますね。
(どうしてもうどん粉姫になりがちで・・)
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ロサ・ムルチフローラ・プラティフィラ

2010-05-17 19:04:48 | バラの観察
プラティフィラという名札のバラが咲いています。


濃い赤に咲いたり淡いピンクに咲いたり、紅い花が咲き進むにつれて藤色に変わったりしていろいろな表情を見せてくれますね。


こんな花だったかしらと思うくらい、今年は咲き始めの色が赤いです。
最初から花芯が見えるような咲き方ですね。


プラティフィラにはいろいろ違うタイプがあるようですね。
このバラはバラのナーセリーから取り寄せたものですが、葉の質感が独特で手触りはガリカのようです。
ガサガサしていてつやはありません。


托葉と葉です。
こういうのを見るとやっぱりノイバラの仲間だなぁと思いますね。

プラティフイラはノイバラの変種扱いで、英名セブンシスターズローズ、和名七姉妹とも呼ばれるのですが、これがよくわからないですよね。
野村さんの『オールドローズ・バラ図譜』には10~20花も咲く房咲きの紅いバラが載っていて、
鈴木氏の『バラ花図譜』には淡いピンクの八重の花(10以上はつぼみがある)が載っています。
水谷豊文の『本草綱目記聞』のぼさついばら、別名十姉妹七姉妹の解説には、「初開ク時ハ花小ク 深紅色 日ヲ経テ花大ニナリ色モ浅クナリテチル」とあって、赤いバラのようです。
そんな具合で、いろいろな本のプラティフィラの記述を見ては頭が混乱して、毎年もやもやして、
また一年が経ちました。

「この花はプラティフィラでいいの?」
なんて、花を見るとその疑問を思い出して、改めて本を見返したりしています。
それでいまさらなんですが、ちょっと気になりました。
鈴木氏は『ばら花譜』で、ドルトムントバラ植物園から送られたvar.platyphyllaは、
「葉がノイバラに近く、花は弁質の薄い、薄桜色の八重で、花弁数70枚前後」と書いています。
このピンクのプラティフイラが『バラ花図譜』の写真のバラなんでしょうかね。
それでその後そのピンクの淡いバラはどうなったのでしょう。ゆかりのバラ園で今も咲いているのでしょうか。

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日本の野生バラ-2)

2010-05-16 19:50:31 | 庭のバラ初夏
今日は気温があがって、汗ばむような初夏の陽気でした。
そろそろ夏のバラも咲き始める頃ですね。
たまたまかもしまれませんが、今日は関東を中心に分布する野生バラが咲きはじめました。


サンショウバラ
日本のバラです。富士、箱根地方に分布しています。
ちいさなとがった葉がほんとに山椒にそっくりですよね。


ちくちくしたトゲだらけのつぼみも面白いです。



モリイバラ
〈別名ハコネイバラ〉
名前には箱根とついていますが、四国でも標高の高い場所に分布しています。


アズマイバラ
〈別名オオフジイバラ〉
名前のとおり関東の野ばらです。
どこが違うのか区別がなかなか難しいですが、日本にはノイバラに似た野生バラがいくつもありますね。
それぞれ開花の時期がずれているので、一重の野ばらが次々と咲いてくれてうれしいです。


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ローズヒップというバラ

2010-05-15 20:47:52 | バラの観察
少し前になりますが、ローズヒップが美容にいいと話題になったことがありましたね。
その頃ホームセンターや園芸店の店先に〈ローズヒップ〉という名札のちいさなバラ苗が売られていました。
ローズヒップというのはバラの実全般を指す言葉なんですが、苗につけるなんて、わかりやすいネーミングですね。
それにこんな花が咲きました。


白い花です。
たぶんロサ・カニナの一種だろうと思っていますが、
我が家のとは葉の質感が違います。
がっしりと大きく育って、葉がつやつやして、濃い緑色です。


花の芯がピンクになるんですね。
う~ん、でもまぁ、こんな感じはノイバラにもありますね。



ロサ・カニナ
こちらはバラのナーセリーから取り寄せたものです。
葉は小ぶりで、つやなしで灰緑色です。

カニナも自生する場所でいろいろ個体差があるんでしょうかね。

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エアーシャー・スプレンデンス

2010-05-14 20:26:12 | バラの観察
Aスプレンデンスが咲き始めました。
イングリッシュローズのミルラ香のルーツになったパラだそうですね。
人づてなので、詳しいことはわかりませんが、
するすると細い茎が伸びるつるバラです。


やさしいピンクのちいさな丸い花です。
香りは・・・ん?、やっぱり不思議な香りですね。
イングリッシュローズのミルラの香のバラともちょっと違う気がします。


つぼみはチャイナとも思えるような形ですね。


ふわふわと開いてきます。


花芯が見えるので朗らかな印象です。

まだ鉢で育てているので1メートルもありませんが、
ちいさなかわいい花がいくつも咲いてくれています。

葉がちいさいのは元気がないからかなぁ、
そういう性質なのでしょうか。
つるバラでも鉢植えの状態で手元におけるのはうれしいです。
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コンプリカータ

2010-05-13 21:02:49 | 庭のバラ春
コンプリカータの花が咲いています。


10cmくらいはある大きな花です。
〈隣の白っぽいのはウチヤマナ〉


実物を見たことない方から、「エグランテリアですか」と聞かれたことがあります。


こちらがロサ・エグランテリア。
〈別名スイートプライア〉
底白でピンクのところは似ていますね。
でもこちらは花の大きさが3センチくらいしかありません。
バラの花は写真だと大きさがわかりませんね。

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白いノイバラ

2010-05-12 19:02:43 | 庭のバラ春
庭に自然に生えてきたノイバラが咲きました。


つぼみの時から純白です。
しべの色も薄いし、こういうのは植えていないので小鳥さんの落し物でしょうかね。
今までピンクのノイバラを探して集めてきましたが、純白のノイバラもいいものですね。
生えてきたなと気がついてから2年目です。
高さ15センチくらいで咲いてくれてうれしいです。


こちらは東北のノイバラです。
いろいろ送っていただいた中のひとつですが、
この白い花びらがすがすがしい感じで気に入っています。
香りは独特〈東北のノイバラの香り?〉で、こちらのものとは全然違うタイプです。
秋には紅葉するし、、ノイバラも奥が深いですね。


トゲナシノイバラ
日陰の花房はしだれて、繊細な感じに咲きますね。
咲く場所でずいぶん印象が変わります。




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