野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

香りはどこから

2009-05-31 19:42:40 | バラの観察
最近ムスクローズのことが気になっています。
いろいろ調べていたら、ムスクの香りの成分はおしべの部分にあるという話を聞きました。
私は今までバラの香りの成分は花びらの中にあると思っていたのでとても不思議な気がしました。
ムスクの香りかどんなものかよくわかりませんが、バラの本などでMuskyな香りとなっているロンギクスピスで、ちょっと香りのある場所の確認をしてみました。


ロサ・ロンギクスピス(という名札)
濃い緑のつやつやした葉がきれいなバラです。
バナナの香りと書かれた本を読んで開花を楽しみにしていましたが、やっぱり私にはツクシイバラやノイバラと同じ香りに感じられます。

では、香りはどこにあるのか確認をしてみます。

今朝咲いたばかりのロンギクスピスの花。
まずそのままかいで見ます。
おなじみのノイバラの香りがむんむんしています。くらっとするくらいです。

香りはおしべのあたりにあるというので、まずおしべの先の葯を虫が食べてしまったみたいに取ってみますね。


取ってみました。
・・・・・香りはすごく弱くなりました。
ほとんど感じないくらいです。


むしったロンギクスピスの葯
わずかこれだけですが、カップの中にバラがあるみたいに香っています。
とっても不思議です。

 
ムリガニーとツクシノイバラでも同じようにやってみました。
同じです。
葯を取ったらそれだけでほとんど香りが感じられなくなります。

野ばらの香りの意味は虫を呼ぶため?、花粉がなくなる頃にはもう受粉しているだろうから香る必要がないの?
いろいろ想像してすごく楽しい発見でした。
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夏のよそおい

2009-05-30 19:56:33 | 庭の植物夏

バラの花が終わると、背の高いハーブ類が咲いてきます。
そろそろ庭も夏のよそおいです。
今日は終わったバラの花がらを掃除したり、草花の茂りすぎた部分を整理して、風通しを確保したりしました。


セージ・クレベランディ


アルカネットとヘリクリサム

  
アジサイとホタルブクロ
アジサイが色づきはじめると、庭も私も落ち着きを取り戻します。
あとは梅雨までの間、気持ちのよい初夏の庭を楽しみたいものです。

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ホワイト・ドロシー・パーキンス

2009-05-29 08:49:13 | 庭のバラ夏

ちいさな花ですが、かれんなバラですね。
濃い緑のイキイキした葉がしだれて、いい感じですね。
日本のテリハノイバラを交配親にもつごく初期のつるバラということで育てています。
大正年間、新時代の様式の庭を飾る最高の品種だったというピンク色のドロシーパーキンスの白です。


当時は珍しくて貴重品扱いだったようですね。
我が家ではうどんこ病とアブラムシ、雨にも弱いのでしょうか、茶色くなったりしてなかなかうまく咲かせられません。
あたらしいシュートはすごい勢いで伸びます。それを大切にして来年こそは元気に一杯咲かせてやりたいと思っています。
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R.ムルチフローラ・カタイエンシス

2009-05-28 19:38:28 | バラの観察
楽しみに待っていたカタエンシスの新苗が届きました。
花が見られるのは来年ですが、葉だけでもうれしいです。


ロサ・ムルチフローラ・カタイエンシス2種
左が786、右が559です。
ずいぶん様子が違うものに同じ名前がついているんですね。
さっそく観察してみました。

 
ひとつずつ写すと大きさの比較ができなくてわかりにくかったですが、左が葉がちいさな786です。
枚数は5枚から7枚で、質はやわらかくてふんわりした感じです。茎に赤みがありますね。
右は、大きな丸い葉の559です。葉の枚数は7枚から9枚のもあります。質は薄くてつるつるしています。


786の新芽
先のとがった葉ですね。
葉裏と葉軸にはうっすらとうぶ毛が生えていて、とげはまばらです。


559の新芽
こちらは葉の裏には毛はありませんね。
でも葉の軸にも細かいとげがあって、触るとひっかかります。
それに葉軸から葉の裏まで紅い腺が並んでいるのが印象的です。

托葉も見てみました。
 
左786 右559
559はほとんど切れ込んでいませんね。

まだまだ苗なのでこれから変わるのかもしれませんが、こうして見てみると托葉の形、葉の裏の毛、腺毛などもずいぶん違いますね。
もしかしてどこかにツクシイバラに似ている部分があるかなと思っていましたが、葉の大きいほうもツクシイバラには似ていませんね。
むしろ、近所の山の木のぼりテリハに似ていると思うくらいです。
ちいさな葉のほうは今のところ何にも連想するものはないです。
とりあえず一回り大きな鉢に植えて、観察を続けてみますね。
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自然交配

2009-05-27 18:48:34 | 庭のバラ夏

バージニア・ローズが咲いてきました。
北米の野ばらは開花時期が遅いのですね。
このバラ見ていると、赤毛のアンに登場するバラについていろいろ調べたことを思い出します。

なんて思い出に浸りながら写真を写していたら、

ブブブ、、と大きな羽音をたてて、黒いお尻の蜂のような虫が飛んできました。
名前はわかりませんが、最近この虫がいっぱい集まって来てうるさいくらいです。
もしかしてこの虫が我が家のバラの自然交配を担ってくれてるかもと思って、次に行く花を追いかけてみました。

カザンリクに行きましたが、ちらちらと物色して・・なかなかとまりません。
あ、ひとつの花にもぐりこみました。

急いでもぐりこんだ花をマーク、もし受粉していたらお父さんはバージニアローズ??
カザンリクではあまり寄り道しませんね。花粉が少ないのでしょうか、すぐどこかに行ってしまいました。



ふと見ると、隣のスイートプライアの花粉がなくなっています。
この虫はいつも花にもぐりこんで花粉のあたりを触っていますが、食べているのでしょうか、、


バージニア・ローズを見ていると、どこからか飛び込んできました。
さっそくこの花もマークですね。でもどこから来たのかわかりません。


今咲いているバラで、この虫が一杯集まる花はというと

マーメイド
花粉が一杯あるからでしょうかね、花から花へとせわしくなく飛び回ってしばらく滞在しています。

ですが、なんといっても集まる数が多いのはツクシイバラです。
いつ見てもいます。

お天気のいい日は一度に10匹くらいは飛び交っています。
ブブブブ・ブブとうるさいです。


どこから来るのかわかりませんが、おいしい情報が伝わっているんでしょうかね。
ツクシイバラがこんなに虫に好かれる花とは知りませんでした。
おかげで今年はたくさん実がなりそうです。
それはいろいろなバラと交雑した実かもしれませんね。
もしかして黄色が混じったり、ダマスクの香りがしたり、実が特に大きくて丸いとか、、、なにか面白いバラができてたりしてね、、わくわくします。
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土手を散歩

2009-05-26 17:52:06 | 散策
愛犬と一緒の散歩、今日は土手を歩いてみました。
野草がいろいろ風に揺れて、気持ちがいいですね。

 
チガヤとほこりそう/通称


土手の上は車が通るので気をつけて渡ります。


白い花はカワラマツバ、根でウールが紅く染まります。



土手の草花はいいですね。

 
アザミやクマツヅラの花も咲いています。

 
畑から逃げ出したカモミール、
雑草化しています。責任重大かしら、、、

 
捨てられたちいさなジャガイモが大きく育って、花までつけています。
きちんと植えたものより元気なくらいです。


ナヨクサフジ


川べりには、遠くからでも紫にみえるくらい広がっています。
これってね、あの畑に植えて堆肥にするという豆科の植物、フェアリー・ベッチとよく似ていますね。もしかして同じもの?

 
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ミヤコイバラと山の野バラ

2009-05-25 20:08:14 | バラの観察

ミヤコイバラが咲いています。
花芯がオレンジ色でとてもきれいです。


この株は関西のバラ園のもので、野生種とは思えない品のよさです。
きっと野生のものの中でもかわいいものが選ばれているのでしょうね。
ありふれた野生のミヤコイバラってどんなものでしょう。

徳島ではミヤコイバラはみられないようですが、近所の山(香川県との県境)でみつけた野ばらがミヤコイバラに近いのではないかと思って観察しています。
 
ミヤコイバラと山の野ばら


山の野ばらにもいろいろタイプがありましたが、これは花芯が淡い黄色です。


茂みのような樹形で、花がたくさん咲きます。
ヤブイバラでもなく、テリハノイバラでもなく、アズマイバラでもない、、、ミヤコイバラとする決め手もなく、、、何に属するのかわからない山の野ばらですが淡い黄色のしべと純白の花が可憐でとても気に入っています。

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ツクシイバラ

2009-05-24 20:01:20 | 庭のバラ夏

5月の中ごろのつぼみの様子です。
朝日に浮かび上がってとても印象的でした。
紅く見えるのは、ツクシイバラの特徴の腺毛がびっしりついているからです。


学名のアデノカエタはこの腺毛のことですね。
すごく大きな花房になります。


いま満開を迎えて、野生バラとは思えない豪華さで咲いています。


こんなにたくさん咲いてくれるなんて・・・感激。


咲き始めは淡いピンクですが、開くとほとんど白に見える株です。
向こうの端にみえるピンク色の房が゜おぼづき゜


武蔵野シリーズの゜おぼろづき゜
花の感じも開花時期も、葉の様子すごくよく似ているバラです。


ピンク色の濃いタイプは、白の後ろでひっそりと咲いています。
せっかくかわいい花なので、来年はもっと広い場所でのびのびさせてやろうかなとおもっています。
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山野草展の「ノバラ/八重」

2009-05-23 19:33:52 | バラの観察

「ノバラ、八重」です。
山野草展で見つけたものだそうで、すみごんさんに掲示板で見せてもらってから気になって気になって、、、ヤクシマノイバラかしら、その八重だったらロサ・ヤクシマエンシス゛ヒムロ゛というのがあるけど、それかしら、、、なんて私がいうので、送ってくれました。

さっそくルーペを持って観察開始です。

つぼみにも茎にもうっすらとうぶ毛が生えています。
じつはこの部分がどうなっているか気になっていたのです。
鈴木氏の『バラ花図譜』には、ロサ・ヤクシマエンシス゛ヒムロ゛は、全体はヤクシマイバラに似ていて、「小花柄にはわずかに細腺毛がある。花托は無毛である。」書かれています。
残念ながら腺毛はありませんね、でもつぼみのところにうぶ毛があることがわかってうれしいです、かわいいですね。

小さすぎて今まで見たことがなかったけれど、、ヤクシマイバラにもうぶ毛があるでしょうか。

・・ありますね、こちらにもうっすらとうぶ毛が見えます。
でも鈴木氏の本ではヤクシマエンシスの「小花柄は無毛」となっています。
とはいえ、ヤクシマイバラはヤブイバラの変形だということなので、ヤブイバラのように伏毛があっても不思議はないですね。
野生のものはいろいろタイプがあるのでしょうね。
(ちなみにノイバラにもうぶ毛があるものないものがあって観察が楽しいです)

もう一度葉の様子を比べて見ますね。

ヤクシマイバラの全体です。葉の先がとがってふちがぎざぎざですね。
これは葉に光沢のあるタイプです。
山野草のお店で買ったというもので、標準的なものかどうかはわかりません。
(もう一株、葉に光沢のないものもありますが、そちらはつぼみがついてないのでまた今度観察してみたいと思います)


「ノバラ」の葉のほうは、一番先の葉(頂小葉)と周りの葉の大きさが同じですね。
ヤブイバラやヤクシマイバラはそこが特徴なので、ちょっと違うかななぁ、、
なにか超ミニサイズの園芸種なのでしょうか、、。
でもまだまだこれから変わるかもしれませんし、観察を続けてみますね。
すみごんさん、いつも珍しいものを見せてくれてありがとうございます。
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西洋の古いバラ

2009-05-22 19:32:09 | 庭のバラ夏

ホワイト・プロバンス
花の咲き方がすごく個性的なバラです。
ロサ・ケンティフォリアかその系統の枝代わりと言われていますね。


ケンティフォリア・ムスコーサ
これもケンテイフォリアにモスが出たものだということですが、花びらの数は少ないので平たい感じがします。
うどんこ病がでやすいですね。

 
ロサ・ケンティフォリア
南フランスで香油を取るためにこの種を栽培しているので、プロバンス・ローズともいいます。
花びらが多いので、開くと丸い感じになります。
ホワイト・プロバンスとは咲き方が違うなぁと思いながら見ています。


カザンリク
ブルガリアの香水バラといえば、これでしょうか。
古代ローマ時代から栽培されてたと考えられているそうです。



グレート・メイデンス・ブラッシュ
アルバローズには珍しくピンクの花です。
観察していて感じるのはつぼみの形の面白さです。
それと香り、香りが印象的ですね、洗い立ての洗濯物みたいにさわやかさですね。
いったい何の香りを受け継いでいるのでしょう、興味しんしんです。

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遅咲きのバラ

2009-05-21 19:23:49 | 庭のバラ夏
バラの季節もどんどん進んで、いよいよ遅咲きのバラたちの出番です。
今日はノイバラのグループを紹介しますね。


ミヤコイバラ
細い枝にはまばらに花がついて・・


大きな茎ではしっかりした円錐形の花房になります。


ヤクシマノイバラ
葉がとってもちいさなバラです。
花も小さいですが、葉と比べるからわりと大きく見えますね。


ツクシノイバラ淡い色と濃い色のタイプ

 
並べて植えています。
意外なことに、花の大きさ、枝振り、腺毛のつき方など、色の濃いほうが繊細なんですね。


おぼろづき
ツクシイバラによく似ていますが、ガクには腺毛がありません。
開花時期は同じです。


湖南バラ
花も花房も大きいですね。咲き始めはピンクでしだいに白くなります。


ロサ・ムリガニー
大きな花房です、今年はたくさん花がついてくれました。
つぼみはクリームイエローで、開くと純白になります。

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バラと草花

2009-05-20 19:14:03 | 庭の植物夏
暑くなりましたね。
庭のバラたちもそろそろ夏の花にバトンタッチ、草花も背の高いものへと移り変わっていきます。

 
アンジェラと千鳥草
千鳥草は一袋の種からいろいろなものが咲いて楽しかったです。


 
ブルーキャットミント
花房が大きくなるシックス・ヒルズ・ジャイアントと細葉のものとを混ぜて植えています。
背景はセージ・クレベランディ、段々に咲いて風にそよぐ姿がステキです。


ブルーキャットミント細葉、スィート・マジョラム
ロサ・ムンディは毎日収穫しています。

 
ムシトリナデシコ、ヤグルマギク


ムシトリナデシコは、葉のすぐ下の茎に粘着部分があって指でさわるとくっつきます。
まさかと思っていましたが、ほんとに虫を取ってくれるんですね。


ラッセリアーナもそろそろ見納めです。
このバラにはプラティフィラが関係していると見ている人もいるようですが、不思議なことにハマナスに似た香りがします。


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カキネバラとセブンシスターズ

2009-05-19 16:36:04 | バラの観察
関西のバラ園で購入したセブンシスターズローズという名前のバラと、ミントさんのカキネバラが似ているのではないかと思って観察をつづけています。


同じ日に咲き始めてうどんこのかかり方もそっくりです。
左の花がカキネバラで、右がセブンシスターズですが、どこからが別なのかわからないくらい似ていますね。

以下、左がカキネバラ、右がセブンシスターズローズです。

 
花芯の様子も花びらの白い筋も、そっくりですね。

 
花の数は枝によって多い少ないがありますが、つき方は同じです。


横からみたらわかりますが、パラソルを開いたように丸くついていますね。
二つのバラはどこからどこまでもそっくり同じバラ、と思って、
なにげなく花を触って気がつきました。


見た目は同じなんですが、触るとわかります。
セブンシスターズの方はめしべが硬く突き出して感じられますが、カキネバラはどこにあるのかわからないくらいです。
咲き始めの時はまとまっていたのに、触ったのでめしべがバラけてしまったのでしょうか。
このバラたちがどういういきさつのバラなのかすごく興味が湧くところですが、
花の様子からはノイバラ系とチャイナ系の交雑種かなと思いますよね。
花柱がまとまっておしべより高く突き出すのがノイバラ系で、おしべと同じくらいの高さで先がバラけるというのがチャイナ系の特徴だということです。
セブンシスターズのほうはいくらかノイバラよりで、カキネバラはいくらかチャイナに近いということでしょうか。
そんなことは何の意味もないかもしれませんが、発見してちょっとうれしいです。


七姉妹とかごやばらと呼ばれる古いバラは中国から来たバラとする一方で、、ツクシイバラと関係あるのではないかという話も聞いたことがあって、気になっていました。
ちょうど咲いているので、今度はツクシイバラを見てみました。


ツクシイバラ、花色の濃いタイプです。
これはノイバラの仲間と同じ咲き方で、中に一本筋が通っていますね。
カキネバラたちとは花のつき方が違います。
葉の形も、先が丸いツクシイバラとノイバラのようにとがるカキネバラとではずいぶん様子が違いますね。
それで今度は葉の裏を見てみました。

 
カキネバラも、セブンシスターズも同じように葉の裏にうぶ毛が生えていてさらさらした手触りです。
ちなみに、ノイバラも同じようになっていますね。


ツクシイバラは葉の裏には毛はなくて、中央の筋に紅い腺毛があります。
こうして見てみると、似ているのは開花時期くらいで、ほかにはあまり共通点はありませんね。
いつか並べて、カタエンシスの観察をしてみたいものです。
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実生ローズマリー・ヴィオー

2009-05-18 19:34:37 | バラの実生
ローズマリー・ヴィオーの種を蒔いてみたら、つやつやしたテリハの葉が育ってびっくりしていました。
先祖がえりでしょうか、親は紫色に変化するハイブリッドムルチフローラですが、そのまた親になにか照り葉の系統が混じっていたのでしょうか。


つぼみの様子もテリハ系のものです。
開花の時期もキングやドロシーなんかと同じくらいですね。
のぞいた花びらの色はピンクです、なんだかふっくらしているし、、
もしかしてピンクの八重?・・なんて、期待が高まります。


そして、今朝咲きました。


予想通り、八重の花でした。
花の大きさは普通のテリハノイバラくらいですね。


アップで写してみました。
中心の花びらがちいさいところ、中が白くて縁取りがピンクのところも、とってもかわいいです。
盆栽仕立てにしたらかわいいかなと思いました。
テリハの盆栽仕立てはよく見かけます。ちいさくても花が咲いてくれるところがいいですよね。
実生から何年たったのか忘れてしまいましたが、思いがけないプレゼントをもらったようでうれしいです。
なんて名前にしようかなぁ、、。






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ロサ・ムルチフローラ・カルネア

2009-05-17 05:05:23 | バラの観察
すごく気になっていることがあります。
ロサ・ムルチフローラ・カルネアとして購入した株のことです。
今見ごろを迎えてかわいく咲いてくれて、それはそれでうれしいのですが、、
これってポールズ・ヒマラヤン・ムスクと同じじゃないでしようか。
名札のつけ間違い?、これから調子がでたらまた変化してくるのでしょうか。

参考のために今年の様子をホールズと比較して観察してみました。

ロサ・ムルチフローラ・カルネア

 
以下左がカルネア、右がポールズです。
咲いたばかりの花はピンク色ですが翌日には白っぽくなります。

  
新枝の托葉です、羽状の切れ込みがあります。
葉の枚数、質感ともにそっくりです。

ホールズの枝をカルネアの中に入れて並べてみました。
どれがどれか区別がつきませんね。
中央3個がポールズで、両脇がカルネアです。


カルネアの花房
少し円錐形にもなります。

鈴木氏が『バラ図譜』の解説に、中国系のムルチフローラからのものとされているが、花序は日本のムルチフローラの方に似ていると書いています。
ホールズは3つ5つというようにばらけたような花つきですが、カルネアは元気な枝にその感じがあります。
でもホールズは木の陰だから本調子でないだけかも、、、などなど
むむむむ、と考え込む毎日です。







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