6月の牧野植物園の続きです。
カカヤンバラの上の段にはロサ・パルストリスが植わっています。
でも少し奥まっているので、下から見ただけでは気づきませんね。
石段を登っていくと、
雑草に覆われながらも健気に咲いています。
やさしいピンクで、ちいさな赤い花芯のかわいい花です。
う~ん、ハマナスをもっと甘くしたような、とってもいい香りです。
たくさんつぼみがついています。
開花時期の遅いバラなんですね。
まだこれから楽しめる野バラがあるなんてうれしいですね。
フジイバラ、アズマイバラなどの終わってしまったバラを見ながら、
下の道に降ります。
谷側のほうにもいろいろなバラが植わっています。
十六夜バラ
いつ見てもポツリポツリと花が咲いていますね。
緑のイガグリが割れて、、みたいなつぼみですね。
となりの株はちょっと枝ぶりが違いますね。
近づいてみると、、、
あ、ノルマリスですね。
名札には、雲南省の大学の薬用植物園からの寄贈だと書いてあります。
中国から直接来たバラ、、どんな花だったのかなぁ、
会えなくて残念。
空を見上げると、荻須さんが直接持ってきてくれたというスポンタネア
ずいぶん大きくなっています。よかったぁ、、。
通路の両サイドを見ながら歩きます。
キング
これも寄贈ですね。
リージャンロード
大きな実がついています。
山を利用した植物園なので、木々の生い茂った暗いような場所も抜けていきます。
アナベル
大きな花がたくさん咲くと豪華ですね。
そして、これがリュウキュウテリハノイバラです。
すごいボリュームですね。
石垣を覆い尽くしています。
「リュウキュウテリハノイバラ
沖縄、台湾、中国に分布する常緑の低木。
和名は分布域の琉球と、葉に光沢があることによる。」
と書かれています。
リュウキュウだけでなくて、台湾や中国にもあるのですね。
新たな興味が湧いてきました。
つぼみの様子を見たかったけど、残念。
まともに咲いていたのこの一輪だけです。
下まで行き着くと、今度は横に走っていきます。
地を這いながらどこまでも伸びていくようですね。
坂の途中のハマナスコーナーではそれぞれの株に大きな実がついていました。
ちょっと心配していたサンショウバラも実がついて、元気そうでした。
それでは坂を下って、北側の薬用植物園のほうも覗いてみますね。 続く>>