ハーブの花も咲いて

風がさらっとしていて気持ちのよい一日でした。
バラばかりであまり紹介できませんが、ハーブの花もいろいろ咲いています。


モナルダ

これはうどん粉にかかりやすいです。
花の時期にはいつも一番上の葉まで真っ白になっています。
葉の香りがいいのに、見苦しくて残念です。困ったものです。


もうひとつのモナルダ

花の色はほとんど同じですが、葉の形がもっと広いタイプです。
これはうどん粉にかかっていません。かからないタイプもあるのでしょうか。
ただ、残念ながら葉の香りはあまり感じません。うまくいきませんね。


ワイルドタイム

これはハーブをはじめた最初の頃に、種から蒔いて育てたものです。
思ったような花ではなかったけど、愛着が湧きます。
タイムにもいろいろタイプがあって、それぞれ開花時期が違いますね。これは一番最後に咲きます。梅雨の頃に咲くので、蒸れないかといつも心配になります。
ハープの花がきれいな頃に梅雨が重なるのが、つらいところですね。

庭のバラたち

県南のほうでは土砂崩れなどの被害がでたようです。
サウナのような蒸し暑さで、くらくらめまいがしそうな一日でした。

庭はバラの二番花の季節ですが、この暑さ、ほんとに気の毒です。
このつぼみが咲き終わるまで、あと少しの間涼しくあってほしいと願います。
花の事情を考慮して、少しソフトに写してみました。


スーヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン

春の花はひとつずつ咲いたのですが、今度はつぼみがいっぱいついて、大きな房咲きになっています。
オールドブラッシュも夏のバラは大きな房になりますね。暑いほうが花数が増えるというのはどういうことなのでしょうね。



プロスペリティ

日陰にも耐えるということなので、かなり条件の悪いところに植えています。そのせいか春の花はまばらにしか咲きませんでした。
それが。。今は大きな房になっています。
夏のほうが調子が出るとしたら、、暖かいほうがうれしいバラなんでしょうかね。


アリスターステラグレイ

これは一年中よく咲いてくれます。咲き始めは杏色で咲き進むと白くなります。夏は色があせるのが早いですが、たくさん咲いてくれるのでうれしいバラです。
いい香りがします。

くれなゐのバラの芽

バラのことで気になっていることはたくさんありますが、そのひとつに正岡子規の『くれないの、二尺のびたる薔薇の芽の、針やわらかにはるさめのふる」というのがあります。
どんなバラを見ていたのかなぁ、なんてついつい気になります。

春雨がふる頃に、二尺も伸びるとなると・・・と毎年シュートを見てきました。
紅い芽がでるバラはたくさんありますね。
中国のバラの系統が多いです。でも二尺も紅いというのはなかなかないです。（別にそういう意味ではないかもしれないですが・・）
今までみた中では、パークスイエローが赤くて長くて、きれいでした。

今はもう梅雨ですが、日本の野バラの新芽も赤いシュートを伸ばしてきました。

ミヤコイバラ

これから伸びるところですね。どのくらい紅いままで伸びていくのでしょう。
茎も葉も、深紅です。


アズマイバラ

これはもう充分二尺は伸びています。
茎も葉もトゲも、托葉も、全部赤です。


実生バラ/チャイナ系

これは今まで緑のシュートが伸びていたのですが、ここに来て突然紅い葉が出てきました。
茎は緑です。葉だけ赤いバラなら他にもいろいろあります。


マーメイド

苞葉につつまれて、つぼみが隠れています。新芽が伸びると花が咲くバラなので、赤い芽が見えているとわくわくします。
緑の中に紅い葉がちらちら見えているのもいいものですね。

バラの茎の腺毛

今日は一日なんの予定もなく、のんびりと庭で過ごすことができました。久しぶりです。
花は少なくて痛々しいものが多いですが、太いシュートが伸びてくるとうれしいですね。来年は大きな株になってくれると思ってわくわくします。


ムソードヤポン

モスローズの中でも特にモスが濃いバラです。
びっしり生えています。この茎を見た人は皆、一瞬ギョっとするバラです。
新葉が紅いですね。なにかチャイナ系の血が流れているのでしょうか。


ツクシイバラ

こちらは濃い色のタイプです。
元気なシュートが伸びてくれてうれしい・・あれ・・？



やっぱり、、
株元まで全体に腺毛が生えています。枝先のほうは紅い腺毛、下に行くと白い腺毛です。触るとざらざらします。ローズマリーヴィオーの茎を連想しました。

たまにですが、ツクシイバラの茎の一部に細かいトゲがまとまってつくことがあります。
これがそのトゲになるのかちょっと分かりませんが、茎全体に腺毛がつくとは知りませんでした。面白いですね。
淡い色のほうはつるつるでした。
ふ～む、濃い色のタイプは腺毛も濃い？？


花の後の萼へん

濃い色のほうが、くっきりとしてかわいいです。
花の以外にもいろいろ見るところがあって、野生種のバラは楽しいですね。

キジバトの巣立ち

昨日は巣を出たり入ったりして、バタバタと羽を動かしていたキジバトのヒナが、今日はジャカランダの木の下に降りていました。
無事巣立つことができたようです。
やれやれ、剪定を遅らせて待っていた甲斐がありました。
なにしろ今回の営巣はとげが無くて登りやすいモッコウバラの木だったので、大丈夫かしらと心配していました。


キジバトのヒナ

まだまだ幼い感じですね。頭のあたりに黄色のうぶげが残っています。
今夜はここで眠るのでしょうか、近づいてもじっとしています。


あらあら、巣立ったのにまだ２羽で寄り添っていますね。
昨日まではお母さんにエサを口移しでもらっていました。さぁ、これから先がたいへんですね。

バミューダ・キャスリーン

ぽつりぽつりと思い出したように咲いてくれます。
でもいつもどうも調子が悪くて、きれいに咲いたことがなかったです。
それがやっと今日、とってもきれいに咲いたので写してみました。
花びらが透き通るようで、ひらひらしていて、白い線がはいっていたり、ピンクの影があったりと微妙に色が違って魅力的です。
咲き始めは淡いピンクですが、しだいに赤みが濃くなります。

これはバーミューダで発見された『バーミューダ・ミステリー・ローズ』のひとつだそうですね。
花を見ていると、種から咲いたハイブリッド・ムスクのキャスリーンを連想しました。名前も一緒だし、花もちょっと似ています、なにか関係あるのでしょうか。

水彩画で庭をスケッチ

今日は、スケッチに出かけるのが大好きという方たちが、私の庭を描きに来てくれました。
背負った荷物をささっと広げて、さりげなく風景画を描く、、。かっこいいですよね。いつかは私も、、あこがれています。


緑ばかりの庭

さてそのモデルはどうかというと、バラはすっかり終わって今は緑、緑、緑ばかりの庭になっています。
こんな庭が絵になるでしょうか、
どんなことになるかと心配していましたが、楽しくおしゃべりしながらどんどん描き進めて、１時間ほどで完成。
その一部始終を見せてもらうことができました。

やはり構図がいのち、ですね。
大きな木とか、アーチ、ジョウロやバケツ、植木鉢、車なども入れて、小花もちらして、それなりに仕上げてくれました。
絵になった自分の庭を見るのは不思議な感じです。
今まで自分の庭をスケッチするなんて考えたこともなかったのですが、そばで見ていて、いいものだなぁと思い始めました。
一度チャレンジしてみようかな、・なんてすぐその気になるので困ります。


黄色のユリが咲き始めています。
大きなユリです。こんなのも入れて描いたらどうなるでしょう。

ヤクシマテリハノイバラ

うす曇で、吹く風もさらっとしていて過ごしやすいです。
梅雨といってもじっとりと蒸し暑いときと、さらっとしているときとがありますね。前線が下がっているときは暑くないので助かります。


ヤクシマテリハノイバラ

わが家の野生種での最後の開花です。昨日あたりから咲き始めました。
ヤクシマノイバラは葉がとっても小さいものですが、その照り葉タイプというわけでしょうか。
細かい、分厚いしっかりした葉で、しかもＶ折れになっています。
花は普通のノイバラと同じくらいでしょうか、葉が小さいので大きく見えますね。
地面から立ち上がることはありません。鉢から垂れるように伸びます。
すっきりした花形で涼しげで・・、梅雨の頃に咲く野バラもいいものですね。

実生のカカヤンバラにつぽみ

梅雨前線の活動が活発で、あちこちで大雨の被害がでているようですね。
このごろの梅雨は「降れば土砂降り」です。温暖化の影響なのでしょうか、昔はもっとしとしと降っていたように思うのですが、、、。

庭のバラは二番花の季節になっています。
四季咲き性のあるバラのつぼみがつぎつきとふくらんできて、うれしい気持ちになります。
テリハ系のバラも花期が長くて次々と咲きますね。
今日は実生のカカヤンバラにつぼみを見つけました。


実生のカカヤンバラ

種を蒔いて３年目、なかなか大きくなりません。
まだまだちいさな苗、つぼみもとっても小さいです。かわいい・・
うっすらと白いうぶげに覆われています。
無事咲いてくれますように、、。

園芸店のヤエヤマノイバラのほうのつぼみを見てみました。
（名札が違っていたので違う呼び方をしていますが、学名はどちらもロサ・プラクテアタです）


山野草店のヤエヤマノイバラ

全体にがっちりしています。
つぼみには紅い腺毛が混じっていますね。
花芯が紅いのが特徴の株なのですが、つぼみにも赤みがはいっているんですね。
ロサ・プラクテアタにもいろいろタイプがあるようです。
赤みのある茎、赤い腺毛のものには紅い花芯？？、、これから注意して見てみよう、、。

そばの花とセントアンズ

鬱陶しいお天気ですね。
昼間は曇り空でしたが、夕方からは注意報がでるほどの土砂降りです。



こぼれダネのソバの花が咲いています。
黒いのは実ですね。

最初、茎を食べるというソバの種を蒔いて見たら、食べないうちに花が咲いて（去年の夏）、なにか三角の葉が出てきたなと思っていたら（今年の春）、するすると伸びてこの花が咲きました。
３０センチくらいです。短いので他の花壇の花と一緒に咲いても違和感はありません。



セントアンズ

二番花です。
この時期に咲く花は小さいですね。それにつぼみはポロポロ落ちるし、虫にかまれて穴だらけになったりして咲かせるのはかわいそうですが、バラが咲いているとうれしいです。
近くを通るといい香りが漂ってきます。
原種のバラは大好きですが、終わってしまうのがね、、、。
やはり、香りが良くて次々と咲くバラがいくつか手許にないと寂しいですね。
このバラはいい香りがして、一年中繰り返し咲いてくれるので気に入っています。

エキナセア

Echinacea purpurea

エキナセアが咲いています。
面白い形の花ですね。かわいいので植えていますが、まだハーブとして利用したことはありません。
根を堀りあげて乾燥させるということで、もったいなくてできないのです。
なんでもインフルエンザに効果があるとか、アレルギーの緩和とか、エイズ研究者の間でも注目されているらしい・・・なんだかすごく薬効のありそうなハーブですね。
北米の先住民族は虫刺さされの傷の手当てに用いていたそうです。それなら気軽にできそうですが、どうやって使っていたのかなぁ、葉を揉んで使うのでしょうか。でも硬そうですね。

ハーブティを飲んだ方の話では、さわやかでマイルドで、とってもおいしかったそうです。
それを聞いて、一度飲んでみたくなりました。

梅雨空に咲く青い花

今日は一段と蒸し暑かったですね。
少し動くと汗だくになります。
洗濯物も乾かないし、片付かない家の中を見ていると、ふぅ、、。


そんな時でも窓の外には

ジャカランダの花が揺れています。




アーティチークの葉の上に、散った花が乗っかっています。

この花は次々咲いて、ポロポロっと落ちますね。
まだきれいな花が落ちてくるので、あちこちに青い花が咲いているように見えます。


アーティチョークの花も咲き始めました

不思議な気持ちになる花です。白い花粉がでているときがきれいですね。
暑さを忘れて見入ってしまいます。

テリハノイバラたち

今日は湿った南風が吹いて、蒸し暑かったですね。
じめじめしてうっとしい上に暑さまで加わると・・・いよいよ憂鬱な季節になりました。


家の裏の田んぼです。
あぜ道に鳥が座っています

何気なく窓の外を見ていたら、なにやら茶色の鳥が２羽、トコトコと歩いてきて座りました。
アイガモでしょうか、野生の鳥なのかなぁ、、
こんな近くに来てくれて、うれしいです。

庭ではテリハノイバラがいろいろ咲いています。

ナガミのテリハノイバラ（トックリイバラ）

花びらがそっくり返るところがおもしろいですね。実の形も変わっていて、すらりと細長いのが特徴です。


多摩川産、葉が比較的薄いです。


リュウキュウテリハ（地植え）


園芸店のテリハノイバラ

たまに花びらの枚数の多いのが咲きます。形もひらひらしているので、豪華に見えますね。
葉は厚くてがっしりしています。茎も太くてダイナミックに伸びていくところなど、リュウキュウテリハと似ている気がします。


園芸店のテリハのつぼみ

花枝は短くてがっしりしている感じです。
つぼみにも華やかさがあります。萼へんに切れ込みがあって外にちくちく出ているのです。
テリハノイバラといってもいろいろなタイプがありますね。花の咲き方つぼみの形、萼へんの切れ込みなどぞれぞれ違うので、見ていて楽しいです。

ロサ・プリムラの実も色づいて

ロサ・プリムラの実

花はたくさん咲きますが、我が家ではほとんど実がつきません。
咲いているときにお相手がないせいかなぁと思って、
今年はちょうど一重のモッコウバラが咲いたので交配させてみました。
それが功を奏したのかどうかよくわかりませんが、何個が実がついています。
それがほんのり色づいてきました。
このバラの実は、萼片が反り返っているんですね。実にくっついています。



ロサ・カンタブリギエンシスの実

こちらは早くから紅く色づいていたのですが、ますます紅くなって熟してきました。
萼片が閉じています。ハマナスみたいなタイプなんですね。試食が楽しみ。


ロサ・スピノシッシマの実

だんだん黒っぽくなってきました。
最初は紅くて、しだいに黒く色づくというバラの実ですね。
今は萼へんがぱっと開いています。このままなのか、閉じるのか反り返るのか、注目しています。
野生のバラは、実を観察したり試食したりする楽しみもありますね。

ウエディングドレスというバラ

今日はスタジオと式場で前撮りをする日でした。
ドレスのほうは庭でガーデンウエディング風に写したのですが、
今回は白無垢と、引き振袖につのかくしでの和装も写しました。
何度も試着してあれこれ迷って当日の姿を想像してきたのですが、さすが、きちんと着付けてもらうときれいなものですね。
馬子にも衣装・・すっかり日本の花嫁に仕上がるから不思議です。洋装もいいけど、やっぱり和装はいいものですね。


スタジオの、着付けする部屋
娘がウエディングドレスを着つけてもらって出たあとです。
髪を飾ったバラが、椅子の上に残っています。



ウエディングドレスというバラと、スズランで作ってもらったフォーマルなブーケです。

すべてワイヤリングされているんですね。ツタにも軽くかかっています。
スズランの香りなのか、バラなのか、いい香りがします。。。。
娘はそっちのけで花を見ていたので「ほんとにお花が好きなんだなぁと思った」と、あとで美容師さんに言われてしまいました。

撮影は場所を移して式場に移動、夜になったので私は帰りました。
夜の部はこのあとおもいっきり盛り上がって、友人達と一緒にパンク調？の演出で続いたようです。
そのときに使った紫のブーケと、腕に飾る花です。


トルコ桔梗とルリタマアザミなど、紫と青の花でまとめられています。
最近のトルコ桔梗はすごいですね、まるで青いバラの花みたいなので驚きました。