あなたはだぁれ？

挿し木して増やしてあったバラが咲きました。
ラベルには実生のバラのメモが書かれています。


でも、、実生の株でこんな花が咲いた覚えがありません。
挿し木するほど気に入ったとしても、親株に心当たりがありません。
あれ～～、、困ったなぁ。

あなたはいったい誰ですか？
花びらに白い筋がはいるということは、チャイナ系の交雑ですね。
房咲きで、開花時期はノイバラ。
つまり、ノイバラとチャイナの交雑種。。？？？


ノイバラの花があちこちで見られるようになりましたね。
ピンク色に惹かれて、庭につれて帰ってきた株たちも咲いています。


吉野川


物部川


車庫の屋根に乗せています。



近所の山で

センパーフローレンスというバラ

四月の中頃に咲き始めた頃の花です。
この頃は花びらがふっくらしています。


だんだん気温が上がってくると中心の花びらがちいさくなって、
ギザギザして、白いふちどりが入るようになりますね。

香りはどうでしょう、、
・・もう午後なのにふくよかな香りがしています。
甘いような、スパイシーなような、、、
元気がでる香りですね。



ロサ・キネンシス
かつてはロサ・キネンシス・ジャックインと呼ばれていた株だそうです。
昔から栽培されていた長春かなぁ、、と思っています。


赤といっても青みがかっていて、花びらに白い筋が入りますね。。
こちらはあまり香りを感じませんね。



スレイターズ・クリムソンチャイナ
最初から真紅のバラですね。
鉢植えで繰り返しよく咲きます。
これもほとんど香りません。

やはり香りの確認は、午前中がいいですね。
またあすの朝にでも、開き始めた花の香りをかいでみたいと思います。

ツクシイバラの実生苗

ツクシイバラにマイカイの花粉をつけたと思う実を蒔いて、
育った苗につぼみがつきました。

ひとつはこれ、

咲いてみないとまだわかりませんが、
まぁ、普通にツクシイバラの葉とつぼみですね。

ところが中にこんな株が育っています。
ノイバラのようなツヤのない葉で、丸くて小さくてひらひらしています。
そして、、ちいさな丸いつぼみがなんと、赤い。


ふふ、、もしかして、赤い花が咲くかも。。
と内心ほくほくしていましたが、
咲いたのはこんな花でした。


ちいさな一重の白いノイバラですね。
でも、柱頭が・・くっきりと赤いです。



葉もかわいいし、赤いつぼみにほんのりピンクの花びら、くっきりとした柱頭、
けっこうかわいいですね。

意図して交配させたことはないので、できているのか自然交雑なのか
先祖返りしたのか、・・そのあたりはまったく不明ですが、
ツクシイバラを蒔いてもノイバラのような株が育つのが
なんだか不思議で、楽しいです。

リンリーの実生苗

2009年の秋に種を拾って蒔いてありました。
なんだかノイバラみたいで、お母さんとは違うなと思いながら育てていましたが、
この春、３株のうち２株につぼみがつきました。



葉の色や質感が、ちょっとお母さん似かなと思うもの。
つぼみの形も、葉の質感も、やっぱりノイバラタイプですね。


こちらは、茎に赤みがあって、つるっとした革質の平たい葉、
つぼみの形はどこかで見たことあるような、、、
もしかしたらチャイナ系・・？


いよいよ昨日、つぼみが膨らんできました。


赤みのある茎葉のほうです。
もしかして八重なのかなと思うような丸いつぼみです。

そして、今朝。


朝の６時です。
香りはまだほのかで、粉っぽい感じ、、やさしい香りです。


ほら、やっぱり花びらが多かったですね。
さて、香りは、・・・うっ・ノイバラです。
花が開くにつれて、香りが強くなるんですね。


そして、午後です。
日陰になったところを見に行くと

花びらがやさしい色にあせてきて、香りもソフトですね。
底が白いところもかわいいです。
とっても気に入ったので、名前は〈リラ〉としました。
花びらの色がちょっとライラックピンク？、、なんて。



さて、こちらは黄緑色の葉のほうです。
予想通り、ノイバラっぽい花が咲きました。
香りもノイバラ香ですね。
でも、、ノイバラよりは可憐かもしれませんね。
しべの様子がお母さん似かも・・・
もともと葉の様子が気に入っていたので、名前は〈リリー〉にしました。



お母さんのリンリー
ゆったりと大きな花を咲かせています。
香りはノイバラ香ですが、ちょっと粉っぽさを混ぜたようなやさしい感じもしますね。
日陰だからでしょうか。
もしかしたら日差しと香りの強さが関係するのかもしれませんね。

それにしても、白い一重の花からピンクの半八重が咲くなんて、
やっぱり、実生は面白いですね。

パークスイエローとダブルイエロー

今年の春は気温が低めの日が続いていますね。
そのせいか花の色がいつもよりも濃い気がします。


パークスイエロー
芯がピンク色の花が多いですね。



開いてもまだほんのりピンクがかっています。



花の重さで枝が垂れて地面についています。
大きな花なのに、ほんとにたくさん咲きますね。



こちら側ではフォーチュンスダブルイエローと向かい合わせ。


開花の時期はパークスより少し遅いです。


いつもよりも赤みが強い？



長女も今までにないほどきれいに咲いています。


訪問してくれた知人が気に入ってくれて、「これだけたくさん咲いたら楽しいね」と言ってくれました。



ウィルモッティァエ
今年はなんだか色鮮やかで、元気です。
これくらいのひんやりした春が好きなんでしょうかね。

世田谷の野ばら

世田谷の友人のお宅で〈野ばら〉と呼ばれていたもので、
古くからお庭にあったものだそうです。
よくあるピンクチャイナかなと思いますが、1ｍくらいしか伸ないコンパクトタイプです。


繰り返しよく咲いて、咲くたびに様子が変わりますが、
いつもかろやかに上をむいて明るく咲きますね。
花びらの枚数が少なめだからでしょうかね。
香りは・・・・、オールドブラッシュよりももっと甘いですね。


そしてこちらはその娘

花びらのふちがピンクで、つぼみがちに咲くのが特徴ですね。
残念ながら春だけの一季咲きです。
育てる場所がないので、捨てようかとも思ったけれど、
鉢植えで短く切り込んでもたくさん花が咲いてくれるのは助かりますね。



ウチヤマナ
すごく大きくなったのにあっさり枯れて、挿し木からのやり直しです。
花も葉もすらりと細めのところは誰に似ているのでしょうね。



長女


パークスイエロー


白モッコウ
今は庭中がモッコウバラの香りで包まれています。


ルテスケンスもその香りに一役買っていますね。

ナニワイバラの切花

今日は雨だったので、ナニワイバラを家の中に持ち込んで描いていました。


長くて垂れる枝を描くときは、茎をペットボトルに挿して結わえ付けたらいいよと教わったので、
試しています。


今回は玄関においてあったスタンドに引っ掛けてみました。
ボトルの重さと枝とでバランスをとっています。

ナニワイバラも水揚げがいいですね。
つぼみもきちんと咲いてくるので、切花にしても十分楽しめますね。

ロサ・モスカータ発芽

四月の上旬から発芽が始まっていました。
ヤマイバラに似ているというので注目している実からのものです。


ヤマイバラとくらべると、しっかりしています。
でも、ほっそりした双葉の形は似ているでしょうか。



ヤマイバラは本葉が展開して、やっとバラらしくなってきました。
あの時はあんまり小さいので、本当にバラの芽かしらと心配しました。

あ・・ちょっとうどん粉にかかっていますね。
大丈夫かなぁ、、
今年はなぜかうどん粉が大はやりです。
他の発芽苗も真っ白になっていたりして、ハラハラしています。

湖南バラのつぼみが

伸びた枝の先に見えてきました。


最初はしなやかにうつむいています。
これはこのバラの特徴のひとつで、他の野ばらとは違うところですね。



ノイバラよりも花も枝葉も大きくて、すごくのびのびしています。



これはプランターで育てている実生の湖南バラ、2種です。
つぼみが見えてきました。
手前はお母さんに似て、うつむきがちに横に伸びていますが、
後ろはノイバラのように上をむいてつぼみが伸びています。

湖南バラの実生でもいろいろ面白い結果が出ましたが、
ほとんどの株のつぼみは上をむいてついて、
おかあさんゆずりに下を向くのはこの株だけでした。
面白いものですね。

ウィルモッティアエの香り

つぼみが膨らんできたので楽しみにしていました。


咲いたのは4日目
寒かったのでちょっと待たされました。



さて香りの確認・・あ、甘くてやさしい香りですね。

細葉系のバラたちの男性的な香りとはずいぶん違いますね。
これは予想外。
う～ん、オールドブラッシュにも似ているかも、、、

古い中国のバラが

次々と咲き始めました。


バークスイエロー
咲き始めの花に時々こんなピンク色の花がありますね。


こちらが普通の花色です。



ナニワイバラ
気温が低いせいか、ころんと丸く咲いています。
暑いといっせいに咲いて、いっせいに散ってしまうので、
このままひんやりした日が続いているほうがうれしいです。



フォーチュンスダブルイエロー
あぁ、よく見えません。


四季咲きバラも新年度がスタートですね。


ファイブカラー



高校のバラ



センパーフローレンス



ロサ・キネンシス〈コウシンバラ〉

オールドブラッシュの香り

最近また、バラの香りが気になっています。
今日は〈オールドブラッシュ〉の香りをかいでみました。


同じような花の咲く株が２種ありますが、こちらはつる性のほうです。
正式なオールドブラッシュなのか、いわゆるコウシンバラなのか、
そのあたりは不明です。


咲き始めの花に顔を近づけてみると、、、
あ、、実生チャイナ姉妹の長女と同じような香りです。
花もそっくりだけど、香りも似ていますね。
とってもさわやかで、フルーツのような香りも感じます。
なんか聞くところでは、オールドブラッシュの香りには、ネクタリンの香り成分があるとか、
スイートピーのような香りという人もいますね。
よく覚えていないので、咲いたらまた確認してみたいです。
季節になったらネクタリンの香りもかいでみなくては、、とか、
次々と香りをかいでみたくなる毎日です。


ほかにもピンクのバラが咲いています。


デュシェスドブラバン
さわやかな香りです、フルーツの香りは感じませんね。



セントアンズ
季節によってよって香りが変わりますね。
今日は寒いせいか、あまり香りは感じません。



ついでに、実生オールドブラッシュ
淡いピンクの一重の花が、小さな房になって咲きます。
くらっとするほど強いノイバラの香りですね。

ロサ・プリムラ開花

今日咲いた花は、、


ロサ・プリムラ
香りはかなり強いですね。
ても、うっ・・と鼻を背けるような、独特の香りです。
こんなにかわいい花なのに、バラの香りというよりはスパイスという感じですね。



パークスイエロー
あっさりした感じで、あまり香りは感じません。



ナニワイバラ
これも強い香りです。
梅の香りとか言われていますが、咲き始めは強すぎて「うっ・・」となります。
プリムラとも似ていますね。



リムナンテスも咲きました。
こぼれタネで毎年出てきてくれる、大好きな花です。

ルテスケンスも開花して

今日はキモッコウの一重が開花しました。


ロサ・バンクシアエ・ルテスケンス


白モッコウと並んで、揺れるように仕立てています。


白モッコウの花もぱっちりと咲いてきました。



黄モッコウ八重のほうはどんどん咲き進んで、今がちょうど見頃でしょうか。
とうぞこのまま雨に降られませんように、、、。



黄色の花並びで、つるオドリコソウ

チャイナ姉妹の香り

今日はタニーが咲きました。


花びらの裏側には赤い筋がはいっていますが、



咲き始めは白い花ですね。
酔芙蓉のように、次第に赤い花に変わります。



うわぁ、、とってもいい香りです。
レモンのようなすっきりした香りに、バナナのような甘い香りも混じっています。



見て楽しんで香りも楽しめるなんて、うれしさも倍増ですね。


では改めて、姉妹たちの香りを確認。


四女
くんくん、あぁ、似ていますね、いい香りです。
でも、少しバナナが少ない？？


長女
これもよく似ていますね。
去年まではオールドブラッシュと同じような、あっさりした香りと思っていましたが、
濃いですね。
こんなにも奥が深い香りの持ち主とは知らなかったのでびっくり・・
レモン系の中にもミルラのような香りも感じますね。



次女
この花は最初から葉の形が違っていて、香りも独特でした。
やっぱり個性的、、南国のフルーツのような、ミルラのような、、、
あ、でも姉妹独特のすっきりした香りも入っていたんですね。

香りは時によって変わるので、確認はなかなか難しいですね。
でも、どの娘もふくよかな香りがして、姉妹だなと感じました。