野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

色づくバラの実

2009-06-30 15:43:05 | 庭のバラ夏
秋を待たずに色づくばらの実たちです。
ノイバラなどは冬にならないと色づきませんが、早く色づくのにはどういう理由があるんでしょうね。
寒い地域のバラが早いのかなぁ???


ロサ・プリムラ
咲くのも早かったですが、色づくのも一番でした。



ロサ・カンタブリギエンシス
ほかの実はすでに落ちて、一個だけ残っています。
花はプリムラとちょっと似ていましたが実はずいぶん違う感じですね。
ガク片が王冠のように上を向いているところも印象的です。


ハマナス
これはまだ色づき始めたところなのでオレンジ色です、食べるのは真っ赤に熟してからがいいですね。


ロサ・ポミフェラ
別名アップルローズ、こんな毛深い実をアップルというのはなぜでしょう、おいしいからでしょうか。
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ワイルド・ストロベリー

2009-06-29 16:14:05 | 庭の植物夏

fragaria vesca(フラガリア・ウェスカ)
英名:Wild strawberry

次々と花が咲いて実がなっています。
何年か前に「幸せになれる」と評判になったワイルドストロベリーですが、もともとはハーブとして利用されてきたものですね。
実をデザート、シロップ、ジュース、ジャムに使うほか、葉ブレンドハーブティにするそうです。
私はまだ試したことはありませんが、「葉と根で作ったお茶は血液を浄化し、あらゆる体組織を刺激するとともに神経を鎮めてくれるのです」とか、「うがい薬にすればのどの痛みに効きます」などと、『メッセゲ氏の薬草療法』ではさまざまな利用方が紹介されています。
どんな味なんでしょうね。


オランダイチゴ
ずっと育てているので品種名はわかりません。
返り咲きというのか、今また花が咲いて実がなっています。
オランダイチゴは18世紀にアメリカ種のF. chiloensisと F. virginianaを掛け合わせて開発されたものだそうです。

名前から想像すると、チリイチゴ(アメリカ種なのに?)とバージニアイチゴを交配させたもの?
バージニアとチリのいちごが交配されて、それがオランダイチゴになったわけは?
なんて・・18世紀という言葉に触発されて、ちょっとイチゴの世界のことも想像しながら、お口にぽい、
、、やっぱりいちごは甘くておいしいですね。
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ギンギツネ

2009-06-28 20:36:19 | 庭の植物夏
梅雨なのに雨が降らない日が続きます。
日差しは厳しいし、暑い日が続くので植物達もぐったりしていますが、これは元気です。


ギンギツネ
英名:feathertop
ふわふわの穂が出てきました。
これはほんとに乾燥に強くて、水がなくてからからになって地上部の葉が縮んでしまっても、根は生きています。
水をやれば復元するので強いんだなぁと感心します。



何度見てもきれいなので、またまた登場、ユリが見頃です。
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ロサ・フェドチェンコアナ

2009-06-27 19:26:07 | バラの観察

中国西部に広く分布する野生バラです。
白い葉の色が個性的ですね。
純白の花もとてもかわいいものです。
その上このバラは新芽が伸びたらその先にまたつぼみがつきます。
野ばらなのに、何度も咲いてくれるのがうれしいところですね。

古いダマスクローズでただひとつ秋にも咲くバラ、カトルセゾンの遺伝子を調べてみたら、このバラの遺伝子とロサ・モスカータの遺伝子があったそうですね。
いつヨーロッパのバラと出会って、秋にも咲くという遺伝子を残したのでしょうね。とっても気になるところです。
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ラベンダーの蒸留体験

2009-06-26 19:07:57 | 暮らし
今日はラベンダーを収穫して、「ハーブオイルを採る体験会」をしました。


収穫したラベンダーはグロッソ(フランスでの栽培品種)です。
製油分は多いということですが、ちょっと時期が遅いかもしれません。
もう飛んでしまっているかもしれませんが、今日はまぁ、どんなふうにできるかという体験会です。




どういう仕組みになっているか、見えるのがこの器具のいいところですね。
水蒸気がラベンダーの中を通り過ぎていくときに、製油を含んで一緒に外に出て、細長い管の中を通りながら冷却水で冷やされて・・・
ポトンポトンと落ちてくるのをいい香りに包まれて見ていたら、リラックスしすぎて・・ついウトウト、、。

蒸留水がたまってくると、上に浮かんでいるのがエッセンシャルオイルですね。
分離してみたら3mlくらいはありました。
それをラベンダーウォーターに戻して、無水エタノールを少し加えてスプレーボトルに入れたところです。

取れたてのラベンダーウオーター(オイルがたっぷり入っています)
市販のオイルとはまた違う、やさしい香りがいいですね。

これはいろいろに使えますが、虫除けスプレーとしてガーデニング、キャンプの時などにも重宝しますね。
もちろん虫除け効果は完全ではありません。でもさされたらすりこんでかゆみをとめたりできるし、疲れが取れるし、なによりいい香りがするのが一番の効果かもしれませんね。

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夕方に草むしり

2009-06-25 19:04:35 | 庭の植物夏
雨が降ると雑草が大きくなりますね。
気になりますが、昼間は暑いし、朝は忙しいし、、
で、草むしりは夕方、日が傾いてからしています。


ユリとロシアンセージ

草むしりは頭を空っぽにできるので、私は好きです。
こぼれ種の発芽を見つけたり、植物に近づくせいか気持ちがよくなります。
それに今日はユリの香りが気持ちよくて、作業もはかどりました。
どんなに疲れていても、季節の香りがする庭にいるとリフレッシュしますね。
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手触りが楽しいハーブ

2009-06-24 19:18:57 | 庭の植物夏
蒸し暑い季節ですが触るといい香りがして、毛がふわふわしていて気持ちのよいハーブたちです。


オレガノ・ディクタムナス



マウンテンミント



ペパーミントゼラニューム
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ジャスミンの香り

2009-06-23 19:30:31 | バラの観察
ロイヤルジャスミンの花が咲き始めました。


Jasminum grandiflorum
英名ロイヤルジャスミン、スパニッシュジャスミン

ジャスミンといってもいろいろ種類があるようですね。
私のジャスミンは香水をとるために栽培される品種だということで購入しました。
原産地はヒマラヤ山脈あたりだそうです。

『ハーブ大百科』英国王立園芸協会を見ていたら、
「Jasminum officnaleソケイは16世紀中頃、ヨーロッパに紹介され、以来香水製造のために広く栽培されている。
J.grandiflorumオオバナソケイも同じく利用される」と書かれています。
(うちのはオオバナソケイのほうです)

16世紀中頃にヨーロッパに紹介、それは気になります。どこに最初に渡ったのでしょう。
というのも最近ムスクローズの歴史を調べていて、ジャスミンと一緒に描かれている絵のことを知りました。
Cosimo Rosselliの Madonna and Child with Angelsという絵です。
下の部分の、花の入ったボウルを見てください。
この白い花はロサ・モスカータとジャスミン(Jasminum officinale)なのだそうです。
描かれたのは1480-82年頃ということなので、まだ15世紀ですね。場所はイタリアです。
イタリアでは15世紀終わりにはムスクローズとジャスミンが栽培されていたんですね。
香りがいいので聖母に捧げられているのでしょうか。
捧げられた花が異国の珍しいものだったなんて、興味しんしんです。

ムスクローズとジャスミンをブレンドしたらどうなるのかしら、
なんて思いながらもう一度香りを確認に行って見ると、
今ちょうど咲き始めた花があります。

ジャスミンは夕方に咲くんですね。
昼間の花も十分香っていましたが、咲き始めの花の香りはまた格別です。
これなら窓辺に植えて夏の夕べの香りを楽しんだらよかった・・

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ニコチアナ

2009-06-22 19:31:16 | 庭の植物夏
暑い昼間の日差しがやわらぐと、ニコチアナの花が開き始めます。


こぼれダネで毎年咲いてくれるニコチアナ
うしろの青い花はアニスヒソップ。

ニコチアナは夕方香る花ですね。
暑い夏は虫たちも夜活動するものが増えるので、花も夜香りを出して呼んでいるのだと聞いたことがあります。


背が高くて毎年どんどん増えてくれるのがうれしいユリです。
(品種名もついていたのだけれど、、)
ユリも夜来る虫を歓迎してるのでしょうか、よく香りますね。
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ムスクローズの香り

2009-06-21 19:39:41 | バラの観察
今日は夏至です。
ちょうどロサ・モスカータの花が咲いています。
(返り咲きですが、きちんと房になって咲いてくれました)
いよいよ気になっていたことを観察できる機会にめぐり合えました。
わくわくします。


ロサ・モスカータ

ムスクの香りは夕方強く感じるという話、聞いたことないでしょうか。
私は何かの本で読んで、ずっと気になっていました。
「真夏の夜の夢」のイメージも重なって、夏にムスクローズが咲いたらぜひ確認してみたいと思っていたのです。
(もちろんシェークスピアのムスクローズは、ロサ・アルウェンシスだということですから、そちらを確認したらいいですよね。でもないのでとりあえず、うちのロサ・モスカータで試してみます)



朝の開いたばかりの花です。
ムスクの香りはこのしべの部分にあると書いた人もいます。
おなじみのノイバラの香りがぐっとこみ上げてくるように力強く香っています。


夕方になりました。
夏至の夜ですからちょっと雰囲気をだして、虫除けのローズマリーキャンドルを作ってみました。
(と言っても市販のろうそくの材料とローズマリーを器に入れただけです)
火をともすとしだいに蝋がとけて、ローズマリーもぱちぱちとはぜていい香りがします。
ゆらゆらとゆれながら燃える火を見ていると、なんだかぼんやりしてしまいますね。

さてと、いよいよモスカータの香りの観察です。


あらら、・・やっぱり寝ています。
春の花と同じですね。
夏に咲いたといっても、春に咲いてしまうムスクローズでは無理ですかね。
どんなに吸い込んでもほとんど香りはしません。

ムスクローズと呼ばれるバラにはなにか、夕べに強く香る品種があるのでしょうか。
いちど確認してみたいものです。
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ムタビリス

2009-06-20 20:00:50 | 庭の植物夏

R.chinesis'Mutabilis'

アプリコットから赤へと色が変わる面白いバラですが、私は朝の咲き始めの感じが気に入っています。
後ろの赤は昨日の花びらです。

ムタビリスはラテン語でいろいろに変わるという意味だそうですね。
別名の'Butterfly Rose'は、花色がいろいろ入り混じってにぎやかな様子からつけられたのでしょうか。
'Tipo Ideale'( Ideal type)は、理想的なという意味らしいです。何度も繰り返し咲いてくれるところが気に入ったのでしょうか。
四季咲き性のバラが珍しかったのでしょうかね。
私はロサ・キネンシスとついているのでなんとなく、中国の古いバラかと思っていたのですが、発祥はイタリアではないかという話を聞きました。
イタリアで生まれたバラと聞くとつい、ルネッサンス期のことかしら、、なんて想像がふくらんで、身近なバラが急に気になり始めました。



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ハーブの花たち

2009-06-19 19:56:54 | 庭の植物夏
梅雨の晴れ間というのでしょうか、
梅雨入り宣言がされてからもずっとカラカラ天気が続いています。
ちょうど今はハーブの花の季節なので、雨はふらなくてもいいような、でも少しは降ってほしいような、、


チョウセンアザミ


ベルガモット・ワイルド


オレガノ


フィーバーフュー、八重


ロシアンセージ


ラベンダー・グロッソ

ハーブの効用は、見るだけでもあるのでしょうかね。
花を見ているだけでも、なんだか気持ちがすっきりしてきます。

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ヤクシマテリハノイバラ

2009-06-18 19:47:56 | 庭のバラ夏
テリハノイバラの中では特に葉のちいさなものです。
花がたくさん咲いて見頃になってきました。


朝の開きかけたところ


開ききったところです。
ほかのテリハノイバラのようにどんどん茎が伸びていかずに、鉢植えで収まってくれるところがうれしいですね。


  
よく伸びるほうは、鉢に植えて持ち上げています。
どこまでも行かれると邪魔になるので、下についたら剪定しています。
上がリュウキュウテリハで下が徳島のナガミノテリハノイバラです。


リュウキュウテリハノイバラ
バラの本には、花序やガクに腺が多いとありますが、これは無いタイプです。
すべすべです。いろいろ個体差があるんでしょうかね。


ナガミノテリハノイバラ、実が細長いです、そのまんまのネーミングですね。

玄関のドアを開けるとすぐ目の前なので、外に出るたびに見ています。
香りはノイバラよりはちょっとやさしくて甘いような、、少し違う感じですね。

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六月のバラ-3

2009-06-17 19:31:16 | 庭のバラ夏

スーヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン


スタンウェル・パーペチュアル



リュウキュウテリハノイバラ



ナガミノテリハノイバラ
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ロサ・モスカータ

2009-06-16 20:03:18 | 庭のバラ夏
ロサ・モスカータのシュートがぐんぐん伸びています。

そろそろ2mくらいになります。
どこまで伸びるか楽しみ楽しみ、、なにしろ枝先が枯れこんでもうダメかと心配していたのです。
この枝が伸びて新規交代となってくれるでしょうか、
なんて思いながら上をみあげて、びっくり。



白い花らしいものが見えます。
え~今頃どうして、、もしかして夏にも咲く性質があったの??
もしそうなら、その枝を挿し木しなくては、、
なんてわくわくしながら脚立を出して近づいてみると、


確かに花でしたが、挿し木はできませんね。
花だけが茎から出て咲いています。
突然こんな花が咲くなんてこともあるんですね。不思議・・


春に咲いた花の実は、もうふくらんでいます。
白い毛がうっすらと生えていて、触るとさらさらしています。
葉は下にさがる感じで長いです。
個性的なバラですね。
でも、これって本当にモスカータなんでしょうか、、。

「ロサ・モスカータは7月に咲く野生の白いバラ」と聞いて購入しましたが、私のモスカータは五月に咲いてしまいます。
葉の感じも、白い大きな花も、うっすらと白いうぶ毛も気に入っていますが、これがもっと遅咲きだったらよかったのに・・とついつい思ってしまいます。
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