私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

☆秋景色点描~田川編その2(「二本煙突と竪坑櫓」)

2016年10月15日 13時17分07秒 | 郷土の歴史
☆秋景色点描~田川編その2(「二本煙突と竪坑櫓」)

田川での毎日の仕事の行き帰りに、必ず目に入る石炭記念公園の「二本煙突と竪坑櫓」は、
まさしく炭都田川のシンボルです。
そしてここは、かつて、筑豊いや日本随一の炭鉱であった三井田川鉱業所伊田坑の跡地で、
「二本煙突と伊田竪坑櫓」は、日本の近代化を支えた貴重な炭鉱遺産です。
平成19年に、国登録有形文化財(建造物)に登録され、近代化産業遺産に認定されています。

二本煙突はボイラーの蒸気排煙用で、高さ約45m余りの煉瓦造りです。

また、伊田竪坑櫓は竪坑上部に立つ施設で、鋼構造体の頂部に、2基の大型滑車を
据えています。高さは約28.5mです。
そして、竪坑の深さは、資料によれば、第1竪坑(田川8尺層用);深さ約314m、
第2竪坑(田川4尺層用);深さ約349m、とのことです。

1.二本煙突の間に竪坑櫓を入れてみました。322号線の英彦山川の「伊田大橋」付近からです。


2.いつも乗降するクラシックな外観の田川伊田駅です。


3.二本煙突と竪坑櫓を色々な角度から撮ってみました。


煙突の手前は、炭坑夫の夫婦の像です。






4.西の空に夕日が沈む頃の風景です。




田川伊田駅に戻り、二番ホーム(平成ちくほう鉄道)より、
夕日が沈んだ「二本煙突と竪坑櫓」を見ます。
向い側のホームには、JR日田彦山線の列車が入ります。


5.ライトアップされた二本煙突と竪坑櫓を田川伊田駅のホームから撮りました。


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6.「炭坑節の歌詞」と唄にある「二本煙突と竪坑櫓」「香春岳」のイメージが
 自動販売機に描かれています。


7.夕陽も沈んだ仕事帰りに、東の空からタイミング良く、秋の名月が昇り始めましたので、
 炭坑節の一節である「♬ あんまり煙突が高いので~ ♪ ♪さあぞや~
 お月さん~けむたあかろ~♬ サノヨイヨイ!!」
 の世界を求めて、石炭記念公園辺りを、道草散策しました。
 単なるスナップ写真ですけど・・・・・


真ん中の三角形は、ぼた山のイメージの野外モニュメントです。




ようやく、煙突の上にお月さんがやってきました。


「二本煙突と竪坑櫓」、ぼた山のモニュメントの上に、お月さんの輝きも増して来ました。


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「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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2 コメント

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Unknown (権太楼)
2016-10-16 22:42:59
二番ホーム(平成ちくほう鉄道)からの、夕日が沈んだ
「二本煙突と竪坑櫓」や「ライトアップされた二本煙突と
竪坑櫓」の写真、素晴らしいですね。
心に染みます。

昔、私が育った旧赤池町(福智町)にも炭鉱の煙突が
ありましたね。
心の風景ですね (nonbiri-arukuyama)
2016-10-18 21:35:40
(権太楼)さま、こんばんは! コメントありがとうございます。(権太郎)さんにとっては、竪坑櫓や煙突のある炭鉱の風景は、幼い頃から、目にしておられた、まさしく”こころの風景”でしょうね。私も石炭記念公園にある炭鉱長屋やその面影を残す田川の町並みを見ながら、かっての賑わいを想像しております。

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