私の直方の風景

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★●冬至の朝;秋月街道を歩きました。

2017年12月22日 23時02分45秒 | 郷土の歴史
冬至の朝;秋月街道を歩きました。

本年2017年の冬至は、12月22日でした。
平成ちくほう鉄道「田川伊田駅」から下車して、彦山川を渡る際の
朝7時半頃に、タイミング良く、ちょうど英彦山方面の山あいから
昇る朝日を拝むことが出来ました。天気も良く、ラッキーです(^_^)/~

1.国道322号線、彦山川の「伊田大橋」から見た冬至の朝日です。
ススキが朝日を浴びて白く輝いています。


右手に小さく2本煙突と竪坑櫓が見えます。


2.さらに300mほど上流にある「番田橋」から見ました。
番田橋からさらに300m余り上流にある新橋の方向です。ススキが白く輝いています。
沈下橋が見える「伊田番田河原」は、風治八幡宮の勇壮で華麗な「川渡り神幸祭」の舞台です。




3.「伊田大橋」~「番田橋(旧秋月街道)」~「新橋」そして、「田川伊田駅」の位置関係です。


4.「番田橋」は旧秋月街道沿いです。そこで、田川伊田駅付近の「秋月街道」を歩いてみました。


秋月街道(あきづきかいどう)は、豊前国小倉藩と筑後国久留米藩を結んでいた街道で、
宿場は、松崎→⇒野町→⇒秋月→⇒千手→⇒大隈→⇒猪膝→⇒香春→⇒呼野となっています。
現在の国道322号に沿っており、別図のように長崎街道のバイパスでもあったそうです。
秋月街道は、豊臣秀吉も通ったことがあり、筑後と豊後を結ぶ要路として繁栄し、
参勤交代にも利用されています。

現在の行政区画では、久留米市から小郡市、大刀洗町、筑前町、朝倉市、嘉麻市、田川市、
香春町を経て北九州市小倉に続く「歴史の道」です。 
そして、伊田付近では、「猪膝」や「香春」が宿場となっており、炭坑景気で田川市の伊田や後藤寺が
発展する明治までは、「猪膝」や「香春」が豊前の南の宿場町として大いに繁栄した、ということです。
伊田付近は、町屋などもあり、さらに「川渡り神幸祭」で有名な古い歴史を持つ由緒ある「風治八幡神社」は、
あったもののほとんど通過点のような存在だったようです。
「秋月街道」について、詳しく記載された資料としては、「秋月街道;福岡県教育委員会」があります。

伊田駅から「秋月街道」を歩いてみて、写真を撮りました。
田川伊田付近での秋月街道は、石炭記念公園の横~伊田商店街~を通って、香春岳に向って、
直線区間が2.5kmくらい延びていて、道路幅は、3~4mと狭いです。


ルート図と写真に示しましたように、街道はひたすら香春岳に向っており、
①の石炭記念公園の横から、④伊田商店街を通り、⑫の位置の交差点から香春岳方向に向って更に続きます


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