私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

「メタセコイア」・・・そして「直方石炭記念館」の紹介

2009年09月19日 22時54分10秒 | 郷土の歴史
「メタセコイア」とは?・・・・そして「直方石炭記念館」の紹介です。

①生きている化石「メタセコイア」の繊細でやわらかい葉です



②レトロな雰囲気の我が「直方石炭記念館」そして「コペル32号」です。





「直方石炭記念館」は
右手の本館は、明治43年に筑豊石炭鉱業組合の直方会議所として設立され、
その後訓練施設や試験所として使用された由緒ある建築物、とのことです。
そして左手のSLは、大正14年から昭和51年まで貝島大之浦炭坑で52年間
働き続けたという、SLファンには大変嬉しい「コペル32号蒸気機関車」です。

②ー2 石炭記念館と由来







「直方石炭記念館」の庭には、メタセコイアが
植えられており、我が筑豊炭田を形成した「石炭の原木」と説明されています。
メタセコイアは2億年前の中生代白亜紀に生まれた「生きている化石」「石炭の原木」と
説明されています。
筑豊地方の石炭は、古第3紀層ですから、数千万年前にこの筑豊地区一帯にメタセコイアの
針葉樹大森林地帯があったのでしょうか。想像すると楽しいですね。
そして日本の産業の基礎を築く貴重な石炭資源になったとは・・・・。
嬉しいですね。\(~o~)/\(~o~)/

③石炭記念館とメタセコイア
(背後は多賀公園の森、手前は筑豊平成鉄道並びに福北ゆたか線=筑豊本線)







ところで、小倉南区の国道10号線の北九州空港近くの中央分離帯に
メタセコイアの見事な円錐形をした並木があります。
杉科の針葉樹で秋には黄色や赤色に色づいて落葉します。

④国道10号メタセコイア並木






レトロな直方の石炭記念館を訪れると、石炭産業華やかなりし時代にタイムスリップします。
沢山の資料やサンプルが集められており、ゆっくり見ていくと時間の経つのも忘れてしまいます。
私も筑豊に育ち、ボタ山も眺めたり、炭鉱が比較的身近にあり、大学でも地質に関する学問をかじり、
会社での仕事も何がしか、かかわりのある仕事も経験しました。
そういう理由からも親近感があります。
石炭記念館が多賀公園の中にあり、そばを旧筑豊本線が走っているのも良いですね。

⑤石炭記念館遠望そして多賀公園さらに旧筑豊本線





もう一つ、石炭記念館の敷地内には、SLファンに嬉しい「C11-131号蒸気機関車」があります。

⑥C11-131号蒸気機関車。30年間、石炭運搬列車として地球を32周の距離を走り続けたそうで、黒煙をあげて走り続けていた勇姿が目に浮かびます。




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