私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

◎『青春の門・筑豊編』の舞台

2015年10月27日 21時11分13秒 | 日記
『青春の門・筑豊編』の舞台

1969年に連載がはじまった、お馴染み五木寛之の長編シリーズ小説
『青春の門・筑豊編』は、冒頭「香春岳は異様な山である。・・・・」と始まります。
つまり、この壮大なベストセラー小説は田川の香春岳や炭坑場面からスタートします。
『青春の門』は、1975年には映画化され、吉永小百合、小林旭、仲代達矢、
田中健、大竹しのぶ、など、
ちょっと年配のおじさん、おばさん達(もちろん私もです(^_^)/~)の
あこがれの的であったすごい役者さん達が出演しています。
今は演技派の大女優大竹しのぶは、この映画「青春の門 筑豊編」(東宝)で、
ヒロイン織江役でデビューしています。

まず、最近見た『青春の門』DVDのケースの画像です。
1.40年前のタエ役の吉永小百合と、背景の香春岳です。
そして、ボタ山は、夏吉の三井田川の六坑です。今は木々に覆われた普通の山並みに見えます。
*映画のロケ地には、第二豊州ボタ山が使用されています。今では運動公園になっています。


2.信介役の田中健と、織江役の大竹しのぶです。
背景に、第二豊州ボタ山です。


3、4.先日、田川文化センターでの「青春の門のトークセッション」での
ポスターです。「チクホウフォーカス実行委員会」の主催で、
主人公の信介役の田中健が出席しています。








5.田川の「石炭・歴史博物館」内にも映画ロケに関する資料があります。
また、その「石炭・歴史博物館」から見た「青春の門」を想起させる風景写真が
野外展示されています。


6.香春岳の左手前に見える「ボタ山」は、三井六抗のボタ山です。
草木が繁茂して一見分かりませんが、ボタ山の原型をとどめています。


7.私も、「石炭・歴史博物館」の背後の山上に上り、
更に、2本煙突や竪坑櫓を入れて同じ角度から撮ってみました。
右手に香春岳(右端から、平らな一の岳、二の岳、三の岳)です。


8.田川市の下水道地下配管のマンホールの蓋です。
「炭坑節のふる里」、市の花のつつじの花、3つの峰の香春岳、2本煙突、
ボタ山がイメージとして描かれています。




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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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4 コメント

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懐かしいですね。 (田川から北九州へ。)
2015-10-29 12:17:10
田川で生まれ、育って、今北九州に住んでいます。

青春の門、私が高校生の頃、高校近くにあった
書店で「青春の門」を買いました、昭和47年ごろかな。
それから早稲田大学にあこがれましたよ。
結局、お金がなかったけれど・・。

父も炭鉱夫だったので、共感も持てました。
映画は大学生の時見ましたが、ちょっと暗すぎるような
気がしました。浦山桐の作品はどれも暗いですが・。

直方も好きな街です。郵便局や駅はよく利用してます。
感田、日の出橋、福智山系、上手く写真に切り取れば
風情のある風景になるからすてきですね。

これからも楽しみにしています。
返信する
筑豊から北九州へ (nonbiri-arukuyama)
2015-10-30 21:33:40
(田川から北九州へ)さん、筑豊から北九州へと私も
共有出来るご丁寧なメッセージを有難うございます。
私は、生まれも育ちも直方ですが、社会人になって
からは、勤務の関係で北九州市内やあちこちでの
生活も長いのですが、北九州も大変好きですね。
田川も、現在の勤務のかたわら、町歩きをしながら、かっての賑わいや今の頑張りを味わさせてもらって
いるところです。宜しくお願いします。
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Unknown (田川から北九州へ)
2015-11-01 00:17:27
え~と、今のうちに明らかにしておくと、
田川は赤池生まれ、今は福智町ですね。

北九州は八幡西区星ヶ丘。
早い話がちょっと直方を飛び越えただけなのです(苦笑)

幼い頃から汽車で直方に来て、花火大会を見たり
多賀さんに行ったり、楽しかったですよ。
直方市内で長年仕事もしていたのです。

ここは写真がきれいなので驚いてます。
返信する
伝統と新しい活力~良いですね! (nonbiri-arukuyama)
2015-11-01 10:49:43
(田川から北九州へ)さん、コメント有難うございます。赤池駅は、平成ちくほう鉄道で通っていますが、風土も良く、歴史や伝統の町ですね。そして、旧赤池町(現福智町)の広報紙「あかいけ」には、感動しました。
また、星ケ丘も新しい活力あふれる住宅街ですね。私もイオンには、良く出掛けます。
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