・・・続き
ここから牧馬峠までの道が厳しかった。
K518に入り道志川まで一度落ちてゆき、再び上り返し。この上り返しがきつくって^^; 確かこの時のブルべで走っているはずなんだけど、風景の記憶は頭の片隅にも残っていなかった。
ただ、この峠道のありがたいところは、観光バス、10Tトラック、ダンプなどの大型車が一切入ってこないところだ。それは、この峠の鉄柱に守られているから。
(11:31)
向こう側の鉄柱を抜けると◎◎◎◎◎の激坂が待っている。当然スピードは上がらないのでゆっくり慎重に下りてゆく。
ここも、昔、陽が暮れて真っ暗な中、一生懸命上ったことがあるけど、下るのも結構きついな~。
篠原まで下りてゆき、牧野地区へ向かう道を鍵先方向へ右折。そして期待していたこれにありつけることができた!
山のはちみつ本店さんのたい焼き。小さいながらも食べごたえがあり、とても美味しい。ここまで来たかいがあったよ。気になる店内のはちみつは、ひとビン1200~2600円程のものがあり、これはこれで買って帰りたかった。しかもお店のおね~さんに説明を受け勧められたけど、これからの道中を考えると、とてもビンのはちみつはさすがに・・・・。いつか空母で来るか、もしくはこのたい焼きとはちみつ購入のために自転車で走ってくるか・・・またの機会しにしておこう、ごめん!はちみつ姉さんm(. .)m
相模湖ゴルフ場入口を通過し、アップアップダウンしながら大久和のT字路を左折。しばらく上って行くのだが、なんだか妙に様子がおかしい。こんな時には地図を引っ張りだし読み込むことに。そしておよそ2分間熟読した結果、やっぱり間違えているじゃん。その決め手はT字路近くにあった小さな交番印だった。よかったよ、このまま進んでいたら奥相模湖ダムに抜けるところだった^^; 600メーター戻りの傷跡はそれ程深くもなく一安心。
再びK517を進み、奥牧野のT字路で左折。そしたら小さな食糧雑貨屋が現れた。おそらくこの先、このような雑貨屋さんは絶対にないので、すかさず停車して食糧の調達を。ところが、期待していたおにぎりなどはなく、カップラーメンが数種類。あとはふつうのスナック菓子や乾きものおつまみ類などなど。ここでキリンフリーも飲みたかったけど、陳列してるのはすべてアルコール入りビール。ここは我慢だな。シーフードルヌードを一つ買い、水を調達しただけ。
神奈川県と山梨県の県境を越えた!
富岡まで行き秋山川をまたぐ橋を渡ったら左折。これで峠道までは一本で間違えないはず。
安寺沢川沿いを緩やかにのぼってゆくのもつかの間、徐々にその勾配はきつくなってきた。
いや~~これ程の奥まで人家があるのにはびっくり。老婆心ながらここの住人は日常の買い出しなど、どうしているのかな?吉野家やマクドナルド、そしてバーミヤンなんてここらへんに無いし。。
たぶんあそこらへんが峠だと思う・・・・、いやそう思いたい。
陽に影ったところは晩秋のたたずまいをかもしだし、陽が当たる場所は初秋の様子。
10月とはいえ、今日はやや暑めの天候でボトルのCCDと真水の減り具合が若干早い。
一瞬だけ北面の展望が開けた。ほんの一瞬ね^^;
高圧電線がすぐ脇に見えてきたら峠はもうすぐそこ。
ようやく鞍部分が見えた来たらそこが厳道峠だ。(14:03)
本当は、ここからハイキング道を少し登れば富士山を含む展望を楽しめるようだけど、今日のところは富士山も見えそうもないので、このままスルーパスしちゃいましょう。
向こう側から明らかに違う匂いの風が吹いてきた。
この瞬間、この空気の違いを感じることができるのがまさに峠越えの醍醐味!だと固く信じている自分^^;
う~ん・・・・やはり富士山は隠れてしまっている。ま、この次は真冬の晴れた日に来ればいい。←でも積雪なんでしょ。
続く・・・・・