湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

苦渋の決断・・・実はホッとしてたりして^^;

2010年04月28日 | のんびりツーリング

・・・・続きました(^^;


カレーライスを食べていると、いつの間にか辺りは濃い霧に包まれてしまった。車の照らすライトは、直前にならないと見えないくらい視界は落ちてきてしまっている。そして、あいかわらず雪みたいなアラレは降り続き、一向にやむ気配は無い。
果たしてこのまま進んで、更に1000メーターアップしてもいいのだろうか。。。雪やらなにやらで、生命が危機にさらされるのではないのか?「遭難」という二文字。。。大げさで馬鹿げているかもしれないが、もしそんな目に遭ったらどうする?自転車天国のスカイラインは大きな魅力を感じるけど、こんな濃霧と寒さの中で・・・・。
どうやらここで大人の決断をしなくてはいけない時がやってきたようだ。カレーライスを食べながら、あれやこれや気持ちを整理している自分がいつの間にか居たのだ(^^; まことに残念ながら、今回は撤収!

自分なりの決断を下していた所へ、タイミングよく外人さんサイクリスト2名が飛び込んできた。「おつかれさ~ん(^^)/」流暢な日本語でちょっぴり安心(^^;
聞くところによると、明日のTTとは関係なく、富士五湖を回るためにやってきたとのこと。ん?このコースに富士五湖は・・・ま、いいか。本日初めてサイクリストと出会い、ほっとした瞬間だ。

*すごい!ディスクブレーキだ(@@; しかも自分と同じトークリップだ(^^)

戻る決断はしたけども、やはり料金所だけは見届けたい。そんな思いで、極寒下り対応するため、セーターをジャージの下に追加し、ジャージ+ウインドブレーカー2枚+
雨具で上半身を固め、下半身はハリスンの薄手のニッカーの上に厚手のニッカーを重ね履きし、雨具を履いた。そして、手袋はホムセンにあった厚手の防寒手袋をはめ13時55分に出発。

14時10分頃、この分岐点に到着。


標高1460メーターもある(@@; 雨ではなく、激アラレ!


ここから先は正真正銘もうやめておこう。しっかり自分に言い聞かせ14時15分下りに向け出発した。


先ほどの防寒対策により、下り始めは全然寒くない。しかし、だんだん手先が冷たくなってきて、足も水が徐々にしみてきたのか感覚がなくなってきてしまった。

下り始めてからすぐ、自分の下した決断に対し、大きく賞賛することになった(^^; なぜなら、アラレが顔全体に突き刺さりピシピシと痛い。特に唇なんて針千本絶え間なく刺さってきているようで、これじゃ~まるで拷問だよ。それに、ブレーキがいつもの雨時より効きがよろしくない。きっと、わずかなアラレがブレーキシューとリムの間に入り込み、効きが著しく低下しているに違いない。だから、スピードは20キロ程度しか出すことができないのだ。これがもし標高2300メーターの場所にいたら・・・・・・・そりゃ~もう想像もできない世界だ(@@; 

フルブレーキングを続け、一瞬不安が脳裏を横切った。そうだ、確かブレーキシューもだいぶ減っていたはず。こんな所でシューを使い切ってしまっては・・・・一応予備シューはあるけれど、この寒さの中で修理はできまい。そこで、後ろよりは前ブレーキを多用してシュー切れを防いでいくことにした。

やがて、あられが雨に変わる頃、ようやく辺りの空気が緩んできた。そして、御殿場市街地におり立ったときには、なんて暖かいのだろう!と嬉しくなった。


防寒・防雨対策は、ほぼ完璧であったけど、シューズからの雨水侵入は防げなかった。これは今後の課題として何か策を練らないと。取り急ぎ、足周りはコンビニの袋でシューズ全体を覆うしかないかな(^^;



御殿場から、足柄街道に入り、駿河小山まで抜けてきたら往路と同じ道をトレース。燃費の悪さは天下一品なので、前々から気になっていた旧246沿いのトラック運転手ご用達の「一休食堂」に立ち寄ってみることにする。


数あるメニューの中でオーダーしたのが、メンチカツ定食。普通メンチ2枚と思われるところを、3枚もついてきた。さすが、トラックの運転手が利用しているお店だ。そうそう、これにセルフサービスのコーヒーが何杯でも飲めるから満足満足(^^)


ちなみに、営業日時はこの通り↓


テレビドラマなど観賞しながらコーヒーをすすり、すっかりくつろいでしまった(^^;
さ!あと3時間程度頑張ろう(^^)v 出発は16時40分。

下り基調を快走し、山岳地帯を抜けてきたので一安心。
@山北駅

再び酒匂川サイクリング道路に入りこみ南下を続けてゆく。


おぉぉなんと・・こちらは晴れているじゃないの!振り向いて富士山の方を見てみると、相変わらずまだ雲に包まれてしまっている。ちなみに、雨雲レーダーで確認してみると、アラレはまだまだ降り続けているようだ。


富士道橋→水道道→川沿い道を伝い、親木橋で国道1号線に出たら、いつものペースで走り続け、大磯警察署手前から旧道に入り、城山公園から一瞬国道に出て、再び内陸の裏道をチョイス。ここから、線路沿いに走り、大磯駅前を通過。そしてマック手前までのこの4キロ区間、一つの信号も出会うことなくポタポタペースでのんびりと抜けていった。

そして、秘密基地に19時30分帰還。ふぅ~よかった、無事着いて。

本日の走行距離は、170.26キロ(^^)v 久々のセンチュリーラン+αになり、大満足~v(^^)v


実は、帰着してからも、まだまだ走れる感じがしており、今日は気持ちも体力も絶好調であったようだ。しかし、あそこでUターンせず上り続けていたらどうなっていただろうか? やっぱり「遭難」? それともちょっぴり今になって冒険してみればよかったかな・・・と、まこと勝手な自分がいるのには笑ってしまった(^^;

コメント (6)
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