農業じゆう人

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回転寿司

2018年09月09日 12時47分18秒 | 
  高値の花だった寿司を身近にした回転寿司。 大阪で産声を上げてから今年で60年がたつ。
  その間、様々な変化を遂げ、今や外食の定番に! 進化が止まらない回転寿司、その変遷は

  東京・新宿駅近くのオフィッスで、ある事務所の開設記念パーティーが開かれたそうです。
  その時に利用したのが、活美登利(東京・品川)という出張回転寿司だったそうです。
  この活美登利はネタの良さや大きさで知られる人気の回転寿司チェーンだという。
  4年前から始めた出張サービスは、家や会社を職人が訪れ、その場で回転レーンを組み立て
   ネタを流すそうです。 まるで店で食べているような気分になるという。
  パーティーを企画した“久保田さん(女性)”は「人気店のネタが並ばずに食べられることと、
   何よりも座が盛り上がりました」と目を細めたそうだ。

     
   回転寿司が生まれたのは1958年。 大阪府東大阪市の「廻る 元禄寿司」が元祖だ。
   生みの親の‘故・白石義明さん’の長男で、元禄産業社長の“博志さん”はこう振り返る。
   「おやじは研究熱心でメモ魔だった」と。 寿司店を営んでいた創業者の‘白石さん’が
    ビール工場で瓶がコンベヤーで流れる様子を見て着想を得た話は有名だ。
    これ、浪速商人の面白好きが生んだ発明ともいえるのではないでしょうか。
   「コンベア旋回式食事台」の特許を取りフランチャイズ化したが、78年に特許が切れ
    ると新規参入が相次ぎ、大手がしのぎを削る群雄割拠の時代に突入。 各社の店舗は
    大型化し、ファミレス化進んでいった。  2001年にはタッチパネルで注文する
    方式が登場した。 04年には注文したお客のもとへ、寿司を直接運ぶ専用レーンも
    登場した。 滅多にいかない者にとってはその進化にはビックリでした。

   回らない回転寿司も話題になっている。 代表が元気寿司が展開する「魚べい」です。
   回転レーンをやめ、注文の品をすべて直接客に届ける専用レーンにしたということ。
   新幹線などの形をしたトレーに最大4皿まで載せて届ける。 小さな子供が喜ぶという
   この4年間で100店以上が回らない店になったという。
   なぜ、原点の「回転」をやめたのか?  総務部長の“篠原さん”の答えは明快です。
   「客の8割はタッチパネルで注文する。回転レーンを外しても影響は少ないと判断した。
    提供速度が上がり、客単位や入れ替えの回転率も高まり、逆に食品ロスは減った」。
    事実、非回転の店は回転する店より売り上げが約2割増えたそうだ。
    とはいえ、回転しない回転寿司とは・・何とも妙だと思いませんか?

   各社ともサイドメニューにも力を入れている。 カレーや麺類は当たり前になっている
   今や牛丼やうな丼まであるという。 中でもユニークなのが、愛媛県宇和島市が本店の
    「回転寿司すしえもん」の鯛めしだ。 鯛めしは宇和島の郷土料理なんだそうだ。
    「本場の味を都会の人にもぜひ味わってほしい」と、イーアス高尾店(東京・八王子)
     イオン神戸南店(神戸市)で提供している。  フレンチまで登場した。 
   「あじわい回転寿司 禅」(神奈川県小田原市)は回転寿司と洋食が融合する異食の店・・。
    サイドメニューで出すビストロ料理がユニークだ。 寿司職人で、フレンチを学んだ
    “西尾オーナー”が腕を振るう料理は、本格フレンチ店にも負けない味だという。  
    店では600銘柄のワインと60種類の洋食を用意。  特に「イベリコ豚はほほ肉
     ビール煮」は熟成された肉のうまみが凝縮され、ワインがほしくなる逸品だという。

   多様化する回転寿司。 どの店を選ぶか迷う人も多いだろう。 回転寿司評論家(へぇ~
    そんな専門家・いるんだ)“
 米川さん”は「店に入ったら、まずは流れるネタの鮮度をチェック
    すること 。最初に頼むネタはアジががいい。 鮮度によって如実に味が違うからだ。
    それがおいしい店にだハズレはない」とアドバイスしている。