Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりにWE101Dppパワーアンプの組合せを聴く

2019年03月14日 | ピュアオーディオ


先日は自作管球プリ1号+ディネッセンのパワーアンプの組合せでD208システムを鳴らしていましたが、せっかくWE101Dppパワーアンプが2台も眠っているのですから繋いでみました。



このパワーアンプは出力が1W/chしか有りません。面白いもので先日のディネッセンのアンプのサウンドも、それはそれで良かったのですが、こちらを繋いで聴くと「ドラマチック」なサウンドに変身します。音の厚みが有り「瞬発力」はこちらの方が数段上の様に感じます。この2台の組合せは「自宅システム用」にお金と手間ををかけて作っています。音質はどちらも1級品です。ノイズも皆無です。(最新のTr型アンプよりSN比は良いかも?)アンプの内部配線はどちらも特殊な銀線ですべて配線しています。



101Dのヒーター電圧は4.5VDCです。一般の球は6.3Vですから格段に球に優しい仕様になっています。発熱も「人肌」位です。整流管(5AR4)や初段管(6SN7)の方が発熱します。



4本密集した様に並べられます。ソケットは山本音響性の高音質仕様です。



側面からは整流管が良く見えます。こちらはオールドムラードの球です。整流管に粗悪なものを使うとその音にグレードダウンします。



D208ユニットは能率が97db/m有りますので、プリアンプのボリューム位置12時の方向で十分な音量が得られます。昨日のディネッセンの軽快な音も良かったけれど、管球アンプの組合せも音の厚みや艶やかさで聴き心地が良いです。しばらくはこの組合せで楽しみたいと思います。

D208システムと、このプリとパワーアンプの組合せが私の最晩年の愛機になるだろうと思っています。狭い部屋でも十分に音楽を聴かせてくれます。重量もどちらも10Kg前後です。


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