Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

密閉型のオーディオルームは好まない

2018年12月06日 | ピュアオーディオ
来年は「部屋」への対策を考えている。個人的に「密閉した部屋」は好まない。開放的な環境下で音楽を楽しみたいと思っている。

「地下室」の様な「密閉型」の部屋のメリット・デメリットを考えると、「防音・遮音」の面で非常に大きなメリットを得られると思うが、「空気が閉ざされた」重い感じを受ける。部屋の中でサウンドが充満して「ヌケ」て行かない様に感じる。

年齢を重ねてくると、若い時の様な「爆音」型の音量は使わなくなって来ている。聴く音楽もオーケストラよりもピアノ・トリオクラスの室内楽的なモノに移ってきている。「迫力」よりも「質感」重視の聴き方に代わって来ている。

部屋自体はライブな部屋よりもデッドな部屋の方が「ヌケ・キレ・ノビ」を感じやすい。私のシステムでは「出音」を磨いて来ているので、部屋の「響き」など使わなくても十分な情報量を確保している。一般的な住宅の部屋で、ただ広さの確保と床面の強度を確保できれば十分だと考えている。部屋の基本は「デッド」で良いと思っている。


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2 コメント

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音が死ぬ (シンフォニー)
2018-12-08 07:53:40
デッドな部屋は音が死ぬ。
死んだ音は全くつまらない。
ヘッドホンで音楽聴いてるなら、それでもよいが。
デッド、ライブ、をきちんと制御出来て初めて音響の大切さがわかる。
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生気のある音になる (しき(トレイル))
2018-12-08 09:24:00
シンフォニーさん コメント有難うございます。

確かにおっしゃるデッドとライブのバランスも大事でしょう。
「生きた音」と「死んだ音」の根本的な原因は「SP箱のセッティング」にあります。
一般住宅の部屋でも、生気のある音が出せます。
「出音」を磨けばライブにこだわる事は有りません。

何事も固定観念が強すぎると、自分で「壁」を作ってしまいます。
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