
20歳から25歳頃憧れたアンプを試して来ました。写真のSONY TA-2000F+TA-3120Fも3年ほど使っていて、どうやら活性化した様だが、イマイチ「音質的」にしっくりこない。アッサリした味気ないサウンドに聴こえる。発売当時は「測定機並みのつくり」とか「新卒の6か月分の給料の価格」とか言われていたが、オーディオ黎明期のサウンドで、物足りなさを感じる。

他にアキュフェーズの前身、「ケンソニック」時代のC-200+P-300も試したが、やはりオーディオ黎明期のサウンドだと思う。当時は高くて手が出せなかったが、50年も経つと何とか手に入れる事もできる。

パイオニアのC3+M-4の組み合わせは、現在でも通用するサウンドにできると思う。但し、電源のインレット化とRCAソケットの高強度化と高性能ソケットに交換することが必須だ。作りも外見もなかなか良いと思う。
ただ、1970年代と云えば、50年も前の話だ。家電製品で50年も使えば何処かおかしくなっていると考えた方が良い。家電製品は10年寿命で設計されている様なので、生産終了から8年で予備パーツもなくなる。特殊なパーツが使ってあれば、そのパーツが壊れれば入手困難になる。