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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

機器の評価は難しい。

2012年11月04日 | ピュアオーディオ

先日実施したDACとライントランスの組み合わせ実験で、つくづく機器の評価は難しいと思いました。

Cd1_2

当初WEのライントランスST-X1は「高域の伸びが足りない。音の厚みと立体感は良く出ている」と判断していましたが、この評価の原因は、「前の段のA730のアナログ出力(DAC)の音質」で有ったと思い知らされました。

ST-X1をCelloのDACと組み合わせると、Cello単体で出ていた音数や周波数特性はそのままに、ST-X1の良い処まで出ています。決め付けは判断を誤りますね。

中間に位置する機器の場合、その機器の上流と下流の機器の特性も勘案して評価しないといけないと云う事を思い知らされました。