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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE101Dppアンプ2号を自宅試聴

2012年03月10日 | ピュアオーディオ

先週入荷したWE101Dpp-2号アンプを自宅に持って帰り、1号と比較して見ました。(写真は撮り忘れました)

We101dpp21

このアンプは内部配線に銀線を使ってあるとの事で、確認したらφ2mm程度の細い内部配線です。この状態で電源インレットとヒューズのみ対策しています。

サウンドは ①非常にバランスが良い ②1号と比べると音の厚みが薄く、音質では大きな差が有る ③音色は非常に良さそうな感触 ④周波数レンジも不満がない ⑤出力は1号よりは有りそうだ(2号はインプットトランスでゲインを稼がないように変更済み) と云うもので、イニシャル状態としては申し分のないサウンドだと感じました。

いつも新しい機器を購入した時は、イニシャルのサウンドを確認します。(当たり前のこと) このイニシャルのサウンドを聴いた時に「このアンプの潜在能力は高いか?低いか?」を経験でSuperTrail仕様にしたときのサウンドを予想し判断します。

このアンプは将来1号機を越えるアンプになると思います。内部配線交換やSP端子・XLRソケット・RCAソケットの作業も1号に比べれば非常にやり易く、ケースにゆとりがあります。


WE101Dppアンプ1号を使用開始して

2012年03月10日 | ピュアオーディオ

7日から使い始めてWE101Dppアンプ1号。現在は毎日サウンドが変化している状態です。

We101dpp2

鳴らし初めはやや線の細い音で、スケール感もやや小振りで、「3B252Bアンプの方が良かったかな?」と思いましたが、そのまま使い続けて行くと、毎日サウンドが変化しています。しばらく落ち着くまではそのまま使い続けて行こうと思っています。

この101Dppアンプは出力が1Wぐらいしか有りませんが、ドライブ力は素晴らしいものが有ります。今まで聴いた事のない低音が出ています。中高音の音色や特性の優秀さも特筆します。

出力が少ない分、「球面波」で全帯域が出ている様で、圧迫感を殆ど感じません。JBLのSPは「前面に音が飛んでくる」指向性が強く、球面波と云うより尖塔波の様な波形で出て来るので、奥行き表現に弱い部分が有りますが、このアンプはその意味でチョッと変わった音の雰囲気を持っています。

モーツァルトの交響曲(ベーム/ベルリン)の35.36.38番を聴いて見ましたが、3B252Bアンプの場合は、「CDの録音が粗い」様に感じていたものが、粗さをまったく感じません。ジェットストリームのCDも今まで聴いた事のないなめらかさが有ります。楽音と楽音の間の音が見事に埋まったサウンドで、まろやかでしなやかで艶やかで、弦楽器のストリングスが見事です。スケール感もどんどん大きくなって来ています。