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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

すえさん、総帥さん来訪

2010年04月25日 | ピュアオーディオ

愛知県の「リンホフ工房」のお仲間、すえさんと総帥さんが本日午後お見えになりました。

今朝から熊本の「くまさん」とおっしゃるお知り合いの所をお訪ねになり、その後午後からこちらに来られました。

すえさんは4年前の開業間もない頃一度お見えになった事があります。その頃は機器集めをしていた頃で今思えば恥ずかしいサウンドだったと思います。

現在のサウンドはその頃からは予想も出来ないクラスのサウンドに変身しています。「激変」に次ぐ「激変」を繰り返して出来上がったシステムとサウンドです。すえさんは直ぐに気付かれたと思います。総帥さんは今回初めてですので何の先入観もなく聴き入られたと思います。

一緒に来られた総帥さんの奥様が「こんなに大きな音量なのにうるさくない」とおっしゃったのが当方のサウンドの特徴です。総帥さんの持ってこられたCDをBC-Ⅱシステム、RCA箱システム、オリンパスシステムの順番で聴いていただきました。楽しんでいただけたようで楽しい時間を過ごさせて頂きました。今度は自分が愛知県の方に行きたいと考えています。


良いケーブルの見分け方

2010年04月25日 | ピュアオーディオ

長い事仕事で「技術畑」をして来ますと「慌て者の間違い」や「うっかりの間違い」が多い事に気づきます。

例えば「ケーブル」の評価を例に挙げますと、接続して15分くらいで判断される方がいます。長くても1週間くらいで判断される方がほとんどだと思います。

私の場合「ケーブルの評価」は最低3カ月から半年をかけます。技術者は「観察力」を磨かないといけないと思っています。物事には「理屈」が有ります。「なぜ良いのか?」、「なぜ悪いのか?」の理屈が判らないと「まぐれ」になります。「まぐれ」はそうそう来ません。

「まぐれ」で良いケーブルを見つけた場合、その根拠を明らかにするには「仮説」を立て証明実験をして行く事になります。・・・と地道な積み重ねが必要です。

ケーブルの場合、「評価するケーブルの性能が抜群に良い」と一般の方は「ダメ」の烙印を押すのが一般的です。何故ならその1か所だけを交換しても「バランスを壊す」からです。試しの1本のケーブルでは一端ぐらいしか判りません。それを全てのケーブルに入れ替え、「馴染ませた時」のサウンドが想像できれば、ケーブル交換も楽しくなります。