Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

新SPケーブル SCS-34 の実力

2007年09月20日 | ピュアオーディオ

Scs33vs341 新SPケーブル SCS-34 の音質評価を自宅のBC-Ⅱで行っています。

SCS-34の仕様ですが、SCS-33をベースにSCS-32のケーブルを2本追加しています。写真ではSCS-33と34を並べています。大きさ(太さ)をご確認ください。

1本のケーブルがΦ11mmのケーブルの3本仕様の超重量級です。

これが4本セットとなります。

その音は「なめらかで透明感抜群」なサウンドです。今までのケーブルでは

「かすれていたんだ」と言う事を認識させてくれます。例えばハ音の四分音符1音の中が「断続して」出ていたのが、新型SPケーブルではちゃんと四分音符の分、音が出ていると感じられます。

音が充分に出ていると「なめらかに」聴こえるものなんですね。他の能力(ドライブ力、バランス他)も申し分有りません。ユニットが軽々と淡々と鳴り出します。ピーキーさやギャップの有るサウンドとは無縁です。

事務所のアルテックも既にSCS-34に交換していますが、604-8Gが極上のフルレンジになりました。荒れたサウンドは有りませんが、迫力は数段上を行きますね。「濡れたシルキーな質感」とは先日おいでになった西野一馬さんの寸評です。