Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

更なる音質アップ その2

2007年09月11日 | ピュアオーディオ

前回の記事で

1)SPケーブルの新商品(scs-33の上のクラス)

2)CDのジッター対策商品

を実験中と記しましたが、現在自宅の2つのシステムで最終確認を致しています。

ジッター対策品は予想以上の効果で、滑らかさとステージ感が出てきました。

最初に繋いで707Jシステムで音出しを致しましたら、前面にかかっていた透明な膜がスーッと奥の方に消えて行き、鮮明なステージが見えるような変化をしました。今までも充分鮮明なサウンドをしていましたが、薄いオブラートが掛かっていたようです。

透明感が桁違いに良くなりました。なめらかさも格段に良くなっています。高域のヒステリックな成分が極端に減少しています。SP間の上の空間に音が広がります。

2種類作成しましたが2種類とも同じような変化をしています。

次にSPケーブルですが、SCS-33の更に2倍にして先端をロジウムのYラグ仕様に致しました。

結果はすさまじい「情報量」です。今までかすれたようなサウンドが高域に有りましたが随分となくなりました。音の粒子がかすれた所を埋めていくような変化です。当然滑らかさが増します。弦楽の艶や滑らかさが特筆です。JAZZもボーカルも同様の変化で音の深みと立ち上がりの速さと音の厚み等更に良くなっています。

ただ、この重さと取り回しの悪さはそれに見合う機器でないと使えません。

この結果を受けて商品化を進めていきます。12月に間に合えばと思っていますが・・・。