Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

BC-Ⅱの音質

2007年07月06日 | ピュアオーディオ

やっとBC-Ⅱのシステムのケーブルを全て最高級品に交換し、メインシステムと比較できるようにしました。

ようやく「音質」の比較判断が出来ます。

メインシステムと比較しますと

1)周波数レンジが狭い

2)ダイナミックレンジが狭い

3)音の数が約1/2くらい

4)音色は刺激的な部分が少なくていいのだが、音が詰まった様な鳴り方で耳にキンキンする部分がある。(おそらくMIDユニットのボイスコイルへのケーブルがΦ0.1mm程度の極細線なので情報量が充分伝わらないのであろう。伝送ロスが大きくなっている部分だと認識している)

結論:放出を決めました。自分の求めているサウンドには到底なりえないと判断します。

音量を絞って静かに音楽を聴いていても、メインシステムの質感に大きく負けている。演奏している楽器さえ充分表現しええていない為、音楽が面白くない。BC-Ⅱで聴いた後メインシステムで聞き返すと、演奏の息使いが手に取るように判るのに比べ、BC-Ⅱは音が出ているだけ位の差が有る。

やはりサブシステムは音質で行くとタンノイⅢLZかアルテック409SPになる。後はスペースのみである。

あまりのナローさゆえに耳が騙されたようだ。メインシステムの繊細でダイナミックなサウンドに対し、おおらかに響きだしたサウンドに目移りして過剰評価(期待)したようでした。

使い込んでいくに従い、どうにも我慢が出来なくなるクラスのサウンドだと気付きました。

このSPに自分の持っている技術を注ぎ込んでも良くなることはないでしょう。ユニットの能力の限界があまりにも低すぎました。